シンガポール☆スリング

チェコに続き、海外気まま一人暮らしの社会人生活inシンガポール。たまに行く旅もやめられません♪

締めくくり

2006-05-30 | ジャワ島古都の旅
日に日に、ジャワ島地震の被害の大きさが明らかに・・・
一方、ようやく各国の支援隊や救助物資も届きだしたようですね。

ただ、昼間の日差しは強烈だし、衛生環境も厳しいものがあるはず
かと言って現場に駆けつけて、何か手助けができるわけでもなく、
毎日ニュースを見守るだけとなってしまっているのがもどかしい・・・



さて、今回の地震で石の塔が崩落・立ち入り禁止となってしまった
プランバナン遺跡

時間の都合で見学できなかった(←ここもかよ!)のです!!


遺跡内を見学する時間はない。
空港に行くには早すぎる。




あきらめるのか?




せっかくココまで来たのに・・・?








せめて・・・・・









せめて敷地の外からチラ見(※チラッと見る)しよう






そんなわけで、バイクを持ってるおっちゃんと交渉して、
『ジョグジャカルタ→プランバナン→空港』と連れてってもらうことに♪







のどかな田園地帯を高速で(気持ちの中では時速150kmで)ビュンビュン飛ばし、
本当は何度も「ここで止まってくれ~~!」
「現実に戻らんでここでノンビリしたい!」
というような素敵な風景や民家がたくさんありました


「いや~、旅情に浸るなぁ (゜∀゜)」
なんて思ってたら・・・





何か勝手にヘンな方向浸ってるヤツがもう一名。








「手はここに置いて!このほうが俺は快適だ
(私の手をとり、彼の胴体にしっかり絡ませようとするおっちゃん)

※参照画像





だぁーーーーーっ!
なんで私がアンタとラブラブ二人乗りせなあかんねん





テキトウにあしらっててもめげないおっちゃん。
運転しながらも、さかんに後ろを向いて話を振ってきます。


「インドネシア語の『こんにちは』は知ってるか?」

「あー知ってる」


「1から10まで言えるか?」

「ムリ。言えない」


「『○Π%★@$』の意味は分るかー?」


・・・・・風強いし、全然聞こえないんですけど
(っていうか、無理して話しかけなくていいんだけどf(^^;)




するとおっさん、顔を後ろに向けてさらに大音量で叫ぶ。



「『○Π%★@$』だよ!」



「知らんよ。」




「あいらぶゆ~だよ!」














・・・・・・・ 





・・・・・い い か ら ! !


前見て運転しろーーーっ!





危うくおっちゃんの後頭部をガツーーーンとやろうかと思ったヨ・・・(笑)


そんなこんなで、旅が締めくくられたのでした。

ひとごとじゃない・・・

2006-05-28 | ジャワ島古都の旅
なんだか長く続いているジャワ島旅行記です。
自分でもびっくりするくらい、印象に残った旅行だったんだと思います




そこに飛び込んできた、ジョグジャカルタ地震のニュース・・・


最初、死者50人と報道されていたのが、
あれよあれよと2500人を超えてしまいました


正直、ひとごとじゃありません。

ついこの間私が過ごした街が、空港が、瓦礫の山になっている!




この、のどかな街が・・・?





ガムランやバティックなど、伝統文化を受け継ぐ街が・・・・・?
まさかこんな大災害の被害に遭ってしまうなんて





炎天下私を乗せてくれたベチャの、気さくなおじさんは無事だろうか・・・・?




私の下手なインドネシア語に大喜びしてくれた
この家族は無事だろうか・・・・・?


たくさんの人懐っこいジョグジャカルタの人たちの顔が思い浮かびます。
どうか1日も早く復興しますように・・・!

夜のとばり

2006-05-25 | ジャワ島古都の旅
・・・・・・夕闇が迫ったボロブドゥール。


山の向こうに、まさに夕日が沈もうとして・・・



ボロブドゥールを囲むジャングルが静寂に包まれます。



この子らにしたら、遺跡だっていつもの遊び場?
そろそろお家に帰る時間ですよー



いやいや、今日は年に1度の特別な日。
ここからが儀式の本番です!
祈りを捧げるお坊さんと尼さんは、とっても凛としています。



儀式の様子を見守る、大勢の観客。
ボロブドゥールに来ることができて、きっと誇らしい気持ちでいるはず



・・・・・・・お祈りの声を聞きながら、後ろを振り返りつつその場を後に。
次はきっと、朝もやに包まれるボロブドゥールを訪れよう!


つ、着いた・・・

2006-05-23 | ジャワ島古都の旅
ヨロヨロとした足取りで、よーやく敷地内へ・・・←限界
直射日光をサンサンと浴び、人に足を踏まれと、踏んだり蹴ったり




ラストスパート、みんな一目散 ま、待ってェェ~




ついに・・・・・ついに夢にまで見た(?)
ボロブドゥールの神聖なお姿がっ(´Д`)
森の向こうに見えますっっ ←ゴールはまだ先。
 





が、しかし。
近寄って見ますと・・・・・








うじゃうじゃうじゃ・・・・・・_| ̄|○ 近寄れませ~ん




最後の気力を振り絞り、人ごみをかきわけます。





でっか~~~い!(全貌をカメラでとらえるのは不可能)



本来ならば当然頂上まで登りたいところですが。
今日は神聖なるお祭りの日。
立 入 禁 止 Σ(゜∀゜!!!)なんじゃそりゃ~!








そうこうしているうちに、夕焼けの時間が迫ります。
トホホ。今日は疲れましたよ・・・
またリベンジ来なきゃなぁ~(笑)






そんな私の疲れを癒してくれたもの!







この子の笑顔
連れて帰っていいですかーーーーっ?


・・・・あれっ、この子も歩いてきたの・・・・?

大の大人がヘバって、申し訳ない~~~(><)


ボロブドゥールまでの行進(後編)

2006-05-21 | ジャワ島古都の旅
・・・・・で、巡礼の人たちがまだお祈りをしている間
一足先にムンドゥッ寺院を出て、ボロブドゥールまでの道の途中に陣取ります。


同じように、地元の老若男女もワラワラと集まって来ています!

「来た~?」
「まだ見えないよー 
「あっ!来た来た!」





巡礼者パレード♪
(いや、ホント人がぞろぞろ歩いてるだけなんだけど・・・・。)


こんな感じ↓

(片手に持った花とお揃いのユニフォームがちょっと気になる♪)
たまに白人観光客が混じってたりすると、見物客から歓声があがる




木陰からコッソリ鑑賞(?)して楽しむ家族も・・・
(いや、もっと前線に出てきてもいいんじゃ??)




ここで、私も列に参加してボロブドゥールに向けて出発

強烈な炎天下←時刻は午後4時

人にもみくちゃにされながらの行進・・・

遺跡見るまでの3km、永遠に続くんじゃないかと思うほど長い道のりでした(笑)

ボロブドゥールまでの行進(前編)

2006-05-20 | ジャワ島古都の旅
あれっ?気づいたらもう1週間終わってるし・・・・
時間が経つのって早いよなぁ!
(更新できていない言い訳♪)


さて、ジャワ島紀行。

年にたった一度の仏教のお祭り、ワイサックデー(Wicak Day)
見事にバッティング


昔からこういうのに当たりやすい私。
※インドのバラナシでは、見事にホーリーとバッティング
道行く人々が『色水』をかけ合って祝うお祭り。
言葉で書けば可愛らしいけど、みんな大興奮で尋常じゃないですからっ!!
(インド人たちのタガがはずれるらしい)
危険すぎて旅行者は街を歩くなと言われるほど

狙っているわけじゃないのに・・・・・むしろ避けたいのに・・・・・
(こういう宗教行事は直前まで日が決まらないことが多くて)


今回のワイサックデー、気づいたのは行きの飛行機の中でした
いや、本当なら3連休の時点で気づくべきでしたがね~



ま、いいや。
とりあえずこの日しかボロブドゥールに行く時間はないのだ!(悲)



まずは『ムンドゥッ寺院』で巡礼者たちの瞑想の様子を観察・・・


お供え物てんこもり。


ジャワ島にこんなにお坊さんがいるの?
(ジャワ島はほとんどの人がイスラム教徒)


この日のために
海外からの巡礼ツアーもあるらしい。
中華圏からの参加者がとっても多く目立ちました。
(あぁ、無知の人間がフラーーっと来てしまって申し訳ない・・・・)


ここ、ムンドゥッ寺院からボロブドゥールまで3km。

この巡礼者たちが大移動を繰り広げます!


つづく。

ジョグジャカルタの夜

2006-05-17 | ジャワ島古都の旅
ははは~ん、到着からいきなりですからね
今回の旅は、時間との戦い(?)でしたf(^^;
ノンビリ、リフレッシュする予定だったんだけどねぇ





シンガポールからジャカルタに飛んだ時点で、すでに夕方



ジャカルタからジョグジャカルタに飛んで、すでに日没




宿にチェックインしたらもう20:00過ぎ・・・








トホホ、このまま初日は終わるのか・・・・・・・・?







否!








ホテルの前でヒマそーうにしていた『ベチャ』(自転車タクシー)を拾い、
王宮の近くにあるとある博物館へ。



ジャワ島の夜の伝統芸能、
ワヤン・クリッ(影絵芝居)鑑賞



薄暗ーい会場に、数人しかいない観客

不思議な和音で、ゆったり響くガムラン音楽

呪文のような語りべのジャワ語






たくさんの登場人物が、スクリーンを右に左に動きます。
でも、スクリーンの裏側を見ると、動かしているのはたった1人
その演者の後ろでは、たくさんのガムラン奏者が生演奏中♪




物語自体は、ハッキリ言ってわかりません。
(だってインドネシア語だし・・・)←言い訳?


ヒラヒラ動く影絵をボンヤリ見て、
不思議な旋律のガムランの演奏を聴いていると・・・・・・・






リラックス



たっぷり2時間。
脳みそとろけるわぁ

ドタバタ!

2006-05-16 | ジャワ島古都の旅
ジャワ島の旅より、今回も無事に帰宅
今日の仕事も(多分)無難にこなすことができましたー♪

ドタバタ、ハプニングもいろいろあった旅でねぇ~、そのお陰(?)か
日常生活の記憶は完全に抹消されました(笑)
これぞ本当のリフレッシュ!?
非日常をどっぷり堪能した感じです・・・



まずは序の口編?
ガ●ーダ航空、フライトキャンセル♪

貴重な時間を有効に活用したかったのに・・・
シンガポール→ジョグジャカルタ直行便が直前キャンセル
(ちなみに帰りの便もフライトキャンセル!)

初日、ジョグジャカルタ到着は15:30着→19:30着に変更(泣)
帰国日、ジョグジャカルタ発は17:00発→15:30発に変更(号泣)





狙ってる?ねぇ、狙った・・・?







社会人3連休旅行のうちの
数時間の貴重さを思い知れっ(≧血≦)




さらに。
ボロブドゥール遺跡についても、私は無知でありました


ボロブドゥール遺跡=仏教遺跡
3連休の理由=仏教の祝日(お釈迦様生誕記念日)

アジア各国からの巡礼者の渦!


・・・・・・・のんびり遺跡堪能どころの騒ぎじゃありませんって(笑)
ま、お陰で貴重な経験もできたので、この話はまた後日・・・・





最後はもちろん(?)
ムラピ山噴火!

~~~~~~~~~~以下、Yahooニュースより~~~~~~~~~~~~~~~

火山活動が活発化しているインドネシア・ジャワ島中部のムラピ山(2914メートル)は、
15日も激しく噴煙を上げ、山頂付近から中腹までを分厚い煙が覆っている。
火口からは溶岩も流出し、大規模な火砕流も発生した。
また、付近の集落は大量の降灰に見舞われている。
火山局によると、ムラピ山は本格的噴火の初期段階に入ったとみられ、
大規模爆発の危険性はさらに高まっている。
政府の避難命令発令から2日過ぎたこの日も、数千人の住民の、
バスやトラックによる避難が続いた。
大半は避難したとみられるが、一部には、家畜などのため危険地域に
とどまっている住民もいるという。
メラピ山は最近では1994年に噴火し、70人が死亡した。
また1930年に噴火した際には1300人が死亡している。



家族からさっき電話がありました。

「(大丈夫だと思うけど一応)・・・・・生きてる?」

あ、はいはい。無傷です

※この山、遠ーーーーくから眺めてきたけど近寄ってません!



そんなわけで、何かとドタバタしましたが、
大小いろんなハプニングもまた楽しい、充実した旅となりました♪

もう今日は、眠気限界。。。そろそろ寝ます
コメントのお返事はまた明日・・・・

次の旅へ!

2006-05-11 | ハノイ旧市街紀行
長らくお付き合いいただきましたベトナム紀行。 

ついに(強引に?)終わらせ、明日より新たな旅に出ます!
(とはいえたった2泊3日。しかも、あぁ、またこれで当分旅できんがな・・・



ベトナムの思い出もお土産も整理できないまま、(←遅っ!)




おいしかった記憶を胸に(舌に?)焼きつけ、





この間日なたに干して、しまったばかりのバックパックを引っ張り出し、





再びアジアの熱気の中へ・・・・
(いや、シンガポールも十分アジアだけど)






いや、今回はもうちょっとノンビリするかなー


目的地はインドネシア・ジャワ島。
ボロブドゥール遺跡朝日を拝むのだっ!
晴れますよーに・・・・・・・・


生まれてない頃の昭和?

2006-05-09 | ハノイ旧市街紀行
今回の旅で訪れたハノイ。

一応、立派なベトナムの首都だけど、
近くの工場地帯は2年先まで建設予約で一杯だけど、
(日本企業からの熱い視線を一手に集めております!)



『時間、止まってる?



と聞きたくなるような、何となく懐かしーいところなんです。



おばちゃん、そこ一応車道やけどはみ出ていいの?(笑)
商売人魂にかかれば怖いもの知らず



ものすごい数のバイクが街中を縦横無尽に走る、走る!
ビッビーーーーッ
パーッパッパッパーッ
プァーン、プァーーーン
ものすんごく賑やか(うるさい)です。
どんな細い路地にもお構いナシに入って来るんですっ!
(よそ見してて轢かれかけた・・・)←運転はノロイので大丈夫




線路なんてうちの庭みたいなもんサ
私物化ですか。そうですか。



街中に遺跡
エキストラ出演の「天秤担いだ物売り」がいい感じにマッチしております。



そ、そそそそのヘルメット・・・・
アーミーヘルメットですよね
戦争は、もう終わってますよね?

これを着用した男の人見ると、内心『びくぅっ!』っとなる私(笑)
だって街中の時間が本当に止まってるんですってば。
(しかもけっこうな着用率なんですってば!)


不思議な感覚に陥る街です。
なんだかこのまま変わって欲しくないと思ってしまうような