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JBCF JapanProTour 現:eNShare Racing Teamアテンダントのちゃりんこ日記

最強のサプリメントを考える

2015年02月02日 | その他
日々の生活でカフェインを服用(コーヒー等で飲用)するケースは多い。
小生も会社ではドリップコーヒーを2-3杯飲むし、家ではビアレッティで淹れたエスプレッソが手放せない。
近年では、カフェインはドーピングの禁止薬物から除外された。(但し、多量に摂取するとNG)

ここで最強とのサプリメントと言われるカフェインについて考える。

成人男性で血液量は体重1kg当り80ml
成人男性の体液量は体重の約60%、またその60%の内訳は細胞内液約40%、細胞外液が約20%
オリンピックを始めとする様々な競技では、カフェインが血液1リットルあたり12mg以上あるとドーピングとみなされる。
(試合30分前にコーヒーを約6杯飲むことに相当する量=100mg換算?)
カフェインは体重1kgあたり、3mg-6mgが効果があるとされる。
下限値で3mgx60k=180mg。上限値で6mgx60k=360mg。

実際は、体重60kgで、体液36L。そのうちの血液は4.8L。
摂取しても、血液量だけで割ると37.5-75mgとなるが、実際は細胞外液及び細胞内液に拡散すると想定され、濃度としてはその2割程度だろう。
となると、200mg程度であれば、サプリメントの1種として使えるかも。
具体的には、眠眠打破2本、栄養ドリンク2本、エスタロンモカ2錠。

カフェインの効能は以下の通り
主な作用
1)利尿作用 
カフェインは血管平滑筋を弛緩させる働きがあり、全体的に血管が拡張し循環血流量が増加する。
腎臓を通過する血流量も増加するので、その結果、尿量が増えてトイレが近くなる。

2)興奮作用
興奮性神経伝達物質の増加により、気分高揚・集中力UP・眠気の消失・疲労感の軽減が起こる。

副作用
a)睡眠の質の低下
カフェインは睡眠に対して有害な物質である。 眠るのが困難になり不眠及び睡眠時間の短縮を引き起こすだけでなく、眠りについた後もレム睡眠(浅い眠り)の時間が増加するため、熟睡できなくなる。
レム睡眠の増加により途中で目が覚めてしまう割合も高くなる。

b)細かい作業の不向き
カフェインは筋肉を収縮させるため、微細な調節を必要とする細かい作業には向いていない。大量にカフェインを摂取すると、手の震えやけいれんを誘発する。 

c)その他に、頭痛、めまい、吐き気、嘔吐の副作用があるが、どれも一時的なもので慢性毒性は無い。

ドーピングカフェインは脂肪として蓄えられた脂肪酸を遊離させる作用を持っているため、疲労軽減の効果が期待される。
このため、現在でもカフェインは一般的なドーピング剤として幅広く使用されている。
オリンピックを始めとする様々な競技では、カフェインが血液1リットルあたり12mg以上あるとドーピングとみなされる。
(試合30分前にコーヒーを約6杯飲むことに相当する量)

カフェインはテオフィリン(コーヒーや茶に含まれる)やテオブロミン(チョコレートに含まれる)とともに、メチルキサンチン類に分類される化合物である。気管支拡張剤のテオフィリンはカフェインと同等の効力、テオブロミンはカフェインの15%程度の効力がある。
メチルキサンチン類はグルタミン酸(興奮性神経伝達物質)の放出を抑制させるアデノシンの受容体を遮断する働きを持っており、最大でアデノシン受容体の50%を遮断させる。その結果、グルタミン酸が活発になり興奮作用が起こる。
しかし、ニコチンや覚醒剤など興奮性受容体に直接結合する働きはないので、作用はかなり穏やかである。

まあ、多量に摂取しなければ、サプリメントとして活用できるのではないか?と思った次第。


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