たかしです。

人生を自由に楽しくが目標。いえづくりを仕事にしています。きどたかしの「ひと・こと・もの」に関するブログ

建築探訪~連屋根の家/相楽さん

2010-06-07 | けんちく みる


先週の日曜日は富山歯科の内覧会が終わった後
近くで見学会をされていました相楽友也さん設計の住宅「連屋根の家」へ
訪ねにいってきました。

あたたかい素材を美しく魅せる納まり。
実現したい空間を真から詰め
その意図を読み取り作り上げる。

設計、施工のどちらの面から拝見しても
大変勉強になり、また刺激になりました。
ありがとうございました。

。。。。。

ちなみに相楽さんの設計した建築で
「糸島のガレージハウス」は
我が藤匠住宅で施工させて頂いております。
まだ私が在籍していないときですが。。
これも一年点検の時に拝見させていただきましたが
コンセプトが明快で
とっても気持ちの良い建築でした!
HPから是非ご覧になってください。



アラッキョと二人で観ている間に
近くの公園でお母さんと遊んでいた優月っちゃん。

この日は沢山お外で遊んでもらって、満足そうな表情。

colecco house

2008-10-28 | けんちく みる


先週土曜日は久しぶりに住宅の見学会へ行ってきました。
設計アトリエ+ワークスのコラボ第四弾の糸島の住宅です。

ワークスを退社する直前に後輩のゴトウ君と一緒に実施設計をしていました。
気になっていた納まりなど、どーなっているのかな?と見ていましたが
とても巧くまとめてあり、さすがだな~と勉強になります。

何より、建材の価格もあがり金額も厳しい中、
一点の妥協も無い完成度に
自分も頑張らなきゃと感じさせられます。



軒先が低く深く出ている
その下のデッキの先端にある
木の机(兼ベンチ)に、大勢の人が集まりアンケートを書いていました。
やはり気持ちよい場所に、みんな敏感です。




拾う建築

2008-05-10 | けんちく みる




谷尻誠さんの展示会「拾う建築のデザイン」を見に行きました。
会場は床に段ボールの切れ端が敷き詰められ
木(かな?)に見立てたオブジェが乱立しています。
もしかしたら、単なるオブジェじゃなく
進行物件の構造に使っているとか?
森の中をイメージしているように感じます。

会場には11点の展示物があり、それぞれが
インスピレーションを受けた写真と模型のセットとなっています。

。。。。。

「拾う建築のデザイン」とはこのように日常とりとめもないところから
ひろい あつめ えらび くだき おとしこむ ちゅう事か。
しかしながら、拾ったイメージをここまで鮮明に表現するためには
確固たる信念がなければできないだろうなと想います。

そしてこの「拾う」という行為。
いつもふと通り過ごしている日常普遍的なものを、かみ砕いて考察する。
その思索は日常を、歩く事を、楽しくさせてくれそうな
まちを歩く、そのことが出会いだらけなんだと再認識させてくれました。




竪穴式住居からイメージをもってきている
半地下構造の住居の模型。
実際に広島に建てられているようです。

門司港駅

2008-05-09 | けんちく みる


門司港駅の前で一人のおじちゃんと出会いました。
帰省する娘さんを迎えにきていると。

話をしていると門司港駅にすごく詳しい。
実は左官屋さんで、門司港駅外壁や窓枠廻りのモルタルを塗ったそうです。
駅前にある銀行の下地も塗ったらしいです。
こうやってたまに門司港駅を眺めにくるそうです。

建築は様々な人の想いがこめられ、
記憶に残っていくものだと改めて実感しました。

。。。

そして、その左官のおじちゃんが
面白い事を話してくれました。
おじちゃんは若い頃からアメリカ映画が好きで
父と娘がいくつになっても、会うたびにギューっと抱き合うシーンをみて
これいいな~~
と想っていて、それを目指したらしいです。
娘4人いるそうなんですが
生まれたばかりの小さい頃からずーっと
毎日毎日、夜酒呑んでおそくなろうが
愛してるよ~って言ってギューっとしていたそうです。
んで、今でも、大人になって結婚しても、
会うたんびに
娘達は「お父さん」って言って抱きしめてくれるそう。

そういう話をしていたら
22歳の可愛い~末っ子の娘さんが駅からやってきて
「お父さん久しぶり~」っていって
ギューッと抱きしめていました。

おお~!

憂う親子事件が多い今の社会
コレか?コレが解決策か!?

。。。

俺もギューっとしよう。
女の子が生まれたらとくに。。

門司港レトロ

2008-04-18 | けんちく みる


ある時期、世界の変換から取り残された門司。
その固まったままの残された街を
壊すのではなく
新しい現代を挿入する事で違った町並みを形成しようとした
門司港レトロ。

その中にあってモニュメントの意思をはっきり示した建築が
この故黒川紀章の門司港レトロハイマートだと思います。
かっこうは良かったです。



しかし建築にはその役目があり
地上に関せず
上へ上へと伸び
カーテンが完全にしまり
下界との関係を無視したこのモニュメントには
魅力を感じませんでした。

黒川さんのフラクタル論は
ここでこそ発揮すべきだったんじゃ
福岡銀行本店で試そうとした事は
ここでやるべきだったんじゃ
という疑問を払拭する凄さは無かったです。

なんて語ってしまいましたが
未だ黒川さんの本を読破したことがありません。。。
次は頑張って、、、読んで、、、みよう。。。