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夏の読書

2006-08-18 23:44:45 | 読書感想文

トヨタ関連企業も含めて、大方の会社は今週でお盆休みも終わり。皆様、夏休みはいかがだったでしょうか?

 

私も「そこそこ」楽しい夏休みを過ごし、日焼けした“美肌”は会う人皆に「黒すぎる!」って笑われます。でも、日焼けとは無縁の読書にも励みました

 

 

特に良かったのは「ユダヤ人大富豪の教え」(本田健著)

文庫だったのもありお得感も満載。「ユダヤ」、「大富豪」やサブタイトルの「幸せな金持ちになる17の秘訣」って言葉に違和感を持ちながら読み進んだものの、友人が薦めてくれただけあって、中身は素晴らしい。毎日を前向きに、幸せに生きるためのヒントやセルフモチベーションをあげるための具体的な方法など。超お勧めです!!

 

逆に、あまりの内容の薄さにびっくりしたのは「トヨタの正体」(横田一、佐高信著)

新聞の広告の過激な宣伝に一度は読まなければと購入。「マスコミの最大のパトロントヨタの“悪”を、広告に頼らない週間金曜日取材班が暴く」なんて内容は残念ながら皆無に近い・・・

トヨタやマスコミ(新聞業界)を少しでも知っている人なら、いや、普段普通に新聞やニュースを見る人なら、言われるまでもないことが書いてある。しかも、「それのどこが悪いのか」といいたくなるような・・・。トヨタの肩を持つわけではないけれど、「それはトヨタの良いところなのに」なんてことも、むりやり批判していて逆にトヨタを応援したくなる。

トヨタ生産方式のデメリットや下請けの実態、従業員や関連企業の勤務実態やメンタルヘルス、健康管理や事故・自殺・・・。このあたりを深くえぐる本を期待していたけれど、いかにも薄い。むしろ、奥田-小泉の関係を引き合いに出した自民党批判みたいな印象も強い。結局はにわか取材のジャーナリストの本という印象が強く、「現地現物」を徹底するトヨタの前にはなんの説得力もない気がする。日々、努力を重ねるトヨタ系の部品会社の方々の反応が知りたい。売れまくっている「トヨタ本」に新たな切り口だと期待しただけに残念。

 

ということで、いろいろな本が読めてツイていました!!

 

 


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