野村監督の器量

首脳陣批判を理由に出場選手登録を抹消されていた楽天のトッド・リンデン外野手（２９）が１９日、Ｋスタ宮城で野村克也監督（７４）に２度目の謝罪を行い、電撃和解した。
人は誰でも言い過ぎたり、勢いに乗せられたりします。
許すこころがなければ、人付き合いはできない。
成功者は、自分の心を上手にコントロールします。
いくら自分が誠実に前向きに仕事に取り組もうとしても、
実社会ではいろんな人がいて、
社内外共に、あらゆる人間関係の軋轢があることを、
彼らは知っているからなのです。
その中でも、「許す心」といういものは、
仕事の幅を大きく拡げる上で、とても重要なことなのです。
とはいえ、「許す」ことは、決して簡単なことではありません。

信じられないような裏切り、
考えられないような犯罪にもならない非人間的言動・・・。
許しがたいことは、現代社会では、避けて通ることなどできません。
その対象が自分に向けられた時、
辛く、悲しい屈辱でさえも、
「許す心」をもってしか解決できないことがあります。
それを許すことができれば、自分は成長できるのだと、
頭でいくら分かっていても、
・・・許せない・・・
そんな時があったりします。
決して簡単なことではありません。
だけど、許すしかないことがあるのです。

とても無礼なその行為を完全に許すには、
感情の発散、心の痛みの癒し、視点の転換、ポジティブ・シンキング、
以上が、必要になってきます。
この四点が一度に無理なら、どれか一つでも取り掛かるしかないのです。