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平成30年修神会秋季吟道大会の一こま(指方順龍独吟「無一物」)

2018-11-10 09:00:00 | 修神会大会2018(H30)年以前

平成30年10月6日に神奈川県横浜市青葉区の青葉公会堂で

公益社団法人日本吟道学院公認修神会(会長高橋龍正)秋季吟道大会が開催されました。 

今回紹介します吟詠は、日酸TANAKA教場 指方順龍「無一物」です。

 

1.詩文

 無一物    渡辺吟神

人間元来 無一物なり 

財を捨て 身を擲つも 只元に還るのみ

看るべし我が身の 真実の姿を 

此の日此の時 始めて 最も強し

2.詩文の意味(範典より)

人間誰でも、生まれた時は裸である。総ての財を投げ出し、持ち物をすっぽりと捨ててしまっても、

元へ戻るだけである。のるかそるかの危機を切り抜ける妙手は、一切を投げ出すことである。

強欲の重荷があるからどうにもならないのである。捨て身ほど強いものは無い。

なくしたように見えるのは、実は自分の本当の姿に帰ったのである。

 得るは捨つるにあり------------何も持たない人は総てを持った人である。(丸山敏雄)

  3.吟詠をどうぞ

 

 ではまたお会いしましょう。

 

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