*ハッピーとラッキーのあいだ。

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ディープインパクト、強さの秘密☆

2005-11-29 22:58:36 | 乗馬・競馬


京都競馬場に飾られていた武豊とディープインパクトのポスター!


菊花賞で歴史が生まれた直後、NHKで『無敗の三冠馬はこうして生まれた』という番組が放送された。のを、録画しといて、週末にようやく見た。(笑)

調教の時、普通の馬は番号だけがかかれたゼッケンをして走るわけだけど、ディープインパクトだけは、名前入りのゼッケンで調教をするらしい。これは、他馬とのトラブルを防ぐためなんだって。要は、近寄るな、と。すごいなぁ…。

そして、あの無敵な強さの過去に、意外な事実があったことがわかった。
ディープは、生まれた時から小さい体で、脚部にも不安があって、牧場でも狭い囲いの中で1カ月を過ごさなければならなかったらしい。そしてやっと広い牧場 に放たれたとき、ディープは嬉しくてずっと走り続けていたという。今でも、調教で馬場入りした時や、レース前のパドックでは尻っぱねをするみたいなんだけ ど、ディープの場合はこれは「走りたい気持ち」の表れで、はやく走りたくてウズウズしているんだ、と、市川厩務員が言っていた。
小さいころ、みんなが広いところでのびのび走っているのを狭い柵に閉じ込められて見つめていたトラウマともとれる過去がバネになって、プラスになったのかなぁ。本当に走るために生まれてきたようで、かっこいい

そして番組では、科学的にもその強い理由を検証していた。ディープの強さの秘密、それはまぎれもなく、あの走法
馬は歩くときも走るときも後ろ足から踏み込んで動き出すんだけど、ディープの場合、大地を蹴って次の一歩へと向かうときの後ろ足のモモが、他馬よりもあ がっている。そしてそのことによって、体の重心に近いところで地面を捉えているという。 さらに、ディープは足首が柔かいらしく、地面を蹴っても上下の揺れが少なくすんで、その分前後に伸びる。この、走るのに適したフォームに強靭な心肺機能も 加わって、ディープはあのような強さを発揮しているんだって。もう、地球上の奇跡としか言いようがないっヽ(〃^▽^〃)ノ

そして番組の最後は、菊花賞のレース再現。 そのレースの合間に武豊の解説が入る。1週めでディープが掛かったとき、他馬に近づくのは危ないことなんだけど、でもこのまま消耗させつづけるよりは、と いう判断で、他馬の後ろへ入れて落ち着かせた、「あれは一種の賭けだった」、と武豊は振り返る。そして一周めで掛かって消耗した分を考慮して、最後のス パートをワンテンポ遅らせた、という。「この馬なら、大丈夫。」と。そんな解説を聞きながらあの菊花賞の歴史が生まれたゴールの瞬間を見たら、ちょっと泣 きそうになってしまった。あ~、まさにドラマっ!

そういえば菊花賞前、ディープはいつも3コーナーで自分から動くから、3コーナーを2回通る菊花賞、意外とディープがおバカさんで1週目なのに間違えてスパートしちゃったりしないかなぁ、って言って心配してたんだけど、そして実際にレースで掛かって暴走気味になったわけだけど、レース後武豊は、「ディープは頭がいいからいつものスパートどころで前へ行こうとしていた」と言っていた。そっか、頭いいから、かぁ(笑)。


そして今日新聞記事でみっけたのが、これまたディープに関するデータ
ディープの一完歩中の滞空時間が0.124秒、平均的な馬は0.134秒で、実はディープは「空を飛ぶように走る」といわれているけども、滞空時間はむしろ他の馬よりも短い、という。オオーw(*゜o゜*)w
でも、一完歩で進む距離が違うらしく、菊花賞での走りから得たデータによると、他の馬が一完歩で進む距離が7mなのに対し、ディープは7.54m、実に50cmもの違いがあるらしい(*'▽'*)わぁ♪

12.25、有馬記念。ディープインパクトが無敗で有馬を勝ってまた歴史が生まれるかもしれないっ
せっかく、ディープゼンノロブロイの構想を楽しみにしていたのに、ロブロイったら先日のJCも3着…。「堅実だけど勝ちきれないキャラ」にまた戻ってしまったみたいでね…



これは、岡部さんとテイエムオペラオー?このシリーズのポスターいい!


◆◆今日の、トキメきネーミング◆◆

「ハッピー・ベリー・ティー」(FAUCHON)

ペットボトルのピンクのラベルがかわいくて買ったんだけど、このネーミングもとってもらぶりぃ~ 紅茶も、ふんわり甘いストロベリーの香りに、ローズの香りがいやらしくない程度にちょうどよくブレンドされてて、ホントにハッピーな気分になれちゃう
VERY "Happy Berry Tea"