★☆HAPPY DAYS☆★

30歳OLの人生謳歌っぷりを公開。楽しいこと・感動がみんなに伝わっていきますように。

『佐賀のがばいばあちゃん』

2006-12-24 19:47:46 | 映画
久々に、映画館で映画を観た。
『佐賀のがばいばあちゃん』。

相当感動した・・・笑いあり・涙ありで、
時間差でタオルハンカチ1枚分泣いた・・・。

あらすじは公式HPより。

戦後まもない広島で、原爆症の父親を亡くし、
居酒屋で懸命に働く母に育てられていた明広は、
母の元を一人離れ、佐賀にある祖母の家で暮らすことになった。

夫の死後7人の子供を育て上げた祖母は、今も現役の掃除婦として働き、
かなり古くなった家で一人暮らしをしていた。

ばあちゃんと二人きりの貧乏暮らしだったが、
大好きな母に心配させまいと明広は必死に頑張った。

やがて学校にも馴れた明広が、友達といっしょに剣道を習いたいと頼むと、
ばあちゃんは「金がかかるなら、やめときんしゃい」と許さない。
それなら剣道より安く済む柔道がやりたいと、明広も食いさがるが、「やめときんしゃい」。
それでもどうしてもスポーツがしたい明広に、ばあちゃんが出したアイデアは、ずばり、「走りんしゃい」。「走る地べたはタダ、道具もいらん」というわけだ。

半分だまされた気分だった明広は、それでも毎日、運動場を走り続けた。
ついには学校で一番速いランナーになった。

中学に入ると、野球部で明広はキャプテンとなり大活躍。
勉強はさっぱりだが、ばあちゃんのおかげで、たくましい少年に育った明広。
やがて、佐賀での暮らしも終わろうとしていた・・・。



ひとつひとつのエピソードに、やたら感情移入してしまう。

地元は広島だし、子ども時代は「なんでうちはこんなに貧乏なんだろう」と思うぐらい貧乏だったし。
「みんな○○もってるよ、買ってよ」と言って、物を買ってもらえたことはなかったし。
しかもおばあちゃんは掃除婦で、相当な節約家だったし。

母親と別れるときの驚き、つらさ。
どうしようもない現実を、受け入れていくたくましさ。
貧乏だけれど、明るく朗らかに生きようとするばあちゃんの姿。
友達との交流、生活レベルの違い。
そして、人の親切。
いろんなものが、胸にしみる。

実話をもとにした作品だそうだが、
学校の先生にも相当親切にしてもらったようだ。

運動会でも、誰も応援にこれない。
貧乏ゆえに、豪華なお弁当も持たせてもらえない。

そんなとき、先生が
「先生、急に腹がいたくなっちゃったんだ。お前の弁当には梅干と生姜が入ってるよな?取り替えてくれないか?」と、自分が用意したエビフライ入りの豪華な弁当に取り替えてくれた。

中学最後のマラソン大会の時には。
初めて母親が応援にきてくれて。
先生は、「よかったな、よかったな」って、一緒に泣いてくれた。

嬉しさ・感動を、心から分かち合えるのって、本当にすばらしい。
人には知られずに、そっと相手のためにする親切って、気持ちいい。

そんな親切を、人にもしてあげたいし、
「この人にしてあげたい」って思われるような人でありたい。

そして自分が素晴らしいと思うものを、
いつも人と分かち合って生きていけたなら、最高。




2006-12-21 23:46:12 | 
正直、フルマラソン終わってから右足が痛い。

正確には・・・2・3日してからジワジワと痛み出した。
歩いて足が地面から離れる瞬間、足の裏から足首にかけて、
電気がはしるような痛みというか。

「気のせいだろ」と思いたくて月曜走りに行って、
ボクシングまで行ったら、さらに悪化・・・。
火曜日、明らかに歩き方が不自然に。

仕方なく、数年ぶりに外科にかかった。
レントゲン撮影後、診察室に入る。

医者:「フルマラソン、どこ走ったんですか?」
※問診票を見て、開口一番。

私:(オイオイ、それってなんか関係あるのか?)
  「はぁ、ホノルルです・・・」

医者:「何時間かかりました?」

私:(オイオイ、こんなに混んでるのにいいのかよ・・・)
  「4時間35分です・・・」

医者:「ほほぉ、そりゃ速い!4時間はなかなかですよ!相当走りこみましたね」

私:(あぁ、もうガマンできん!!ちょっとしゃべらせて!!)
  「わかります!?かなりムキになって頑張りましたよ!!うちの親なんてもう~、【お金もらってもそんなんしたくない】派ですからおもんなくてっ!・・・」

今思えばきっとそのお医者さんもランニング経験者なのだろう。
もっと色々しゃべりたかったが、そうもいくまい。

結局、骨には異常なかった。

骨折といえば、人生で一度だけ左手の小指を骨折したことがある。
小学生のときだ。

初めての経験で・・・「これが骨折の痛さ」などとは、知る由もない。
「痛い」と周りの大人に訴えてみたものの、
あまり痛そうにしていなかったのだろう(結構、無表情で我慢強い子どもだった)。そのまま放置。

中学生ぐらいになって、
不自然に小指が短いし、時々痛むので病院に行き、やっと発覚した。
「あぁ、あのときのあれだ」とすぐわかった。
今でも4.5cmのまま。

「痛み」のサインをなめたらあかんな、という教訓だろうか。

もしも疲労骨折だったりしたら大変だ、と思ったが。
どうやらその場合、患部を押さえると相当な痛みがあるらしい。

私のは筋に痛みがはしるので、
「筋肉が炎症をおこしているのでしょう。残念ながら足の裏周辺は湿布も効果がでにくいので・・・塗り薬を処方しておきます。痛みがあるときは安静にしているのが一番ですよ」らしい・・・。

あぁ・・・ランニングもボクシングもしばらくおあずけか・・・。
早く良くなりますように・・・







甥っ子誕生

2006-12-19 20:18:58 | 
今日・・・ついに二人目の甥っ子誕生・・・!!

私が朝、出勤するかしないかぐらいの時間帯に、
広島市内の病院で産まれたらしい。

こんな日に限って、携帯電話忘れてでかけてるし。
家にかえって留守電きいて。

まだまだ出てきそうにない、と聞いていただけに
「えっ、マジで?」といった感じ・・・。

我慢できずにお姉ちゃんの携帯に電話。
「もう、すっごいかわいいよ・・・」。
うわぁ・・・いいなぁ・・・早く会いたいなぁ・・・。

お父さんは買ったばかりのデジカメで、写真とりまくっていたらしい・・・。
そりゃそうだわな。

お姉ちゃん、お疲れさま。
甥っ子くん、地球にようこそ。

なんせ、今日はめでたい日だ。





次の目標

2006-12-18 23:12:09 | 走ること
フルマラソンが終わって1週間経過。

次なる目標は・・・、
4月のフルマラソンで4時間30分の壁を破る!!

本日、とある大会に申し込み。
参加料も振り込む。

よっしゃー、まずは3ヶ月しっかりトレーニングして!!
走力アップして!!
ウルトラマラソン耐えられるだけの体力をつける!!

やるぞ~~

財布

2006-12-15 21:26:48 | 
ホノルルで、COACHの財布を購入。
内側は水色のレザー、さらに内部は65周年記念カラーのストライプ。
・・・もう、すんごい気に入っている。

今まで使っていたのは、フェリシモ(通販)の長財布。
ポケットがたくさんついていて収納力抜群、使い勝手はよかったのだが。

ぱっちんボタンが壊れてしまらなくなっていた。
バッグが小さいときには財布が大きすぎて少々不便。

「今度財布を買うなら、荷物が少なくてすむように小さめサイズ!
 長く使えるように、ぱっちんボタンじゃないタイプ!
 ファスナーもつぶれやすいから、がま口で!」
と決めていた。

たまたま立ち寄ったCOACHで、このかたちの財布を発見。
おお、これだよ、こういうかたちがほしかったんだよ!!
在庫は、白・ピンク・茶のレザー、ストライプの4種類。

ストライプにほぼ決めかけていたのだが、いったん出て。
別のCOACHの店舗でこの柄を発見。・・・一目ぼれした・・・。


どうする、どうする・・・?
ちょっと高い買い物だよ、これ・・・。
あぁ、でも私ももう30代突入したことだし、
そろそろお気に入りの財布を持ってもいい頃なんじゃないの・・・!?
しかもこれ、現品限りって・・・、これを逃すともうないかも・・・。

よし、こうなったらばあさんになるまで使ってやる。

やっとこさ購入決意。
会計の女性が流暢な英語で「どなたかのプレゼントですか?」と尋ねてきた。
とっさに元気よく「Yes,present!For me!(ええ、私への!)」と答えたらバカうけ。
「Oh!!」って、お腹かかえて笑っていた・・・。
接客してくれた女性にまで「どう、この人おもしろいでしょ!?」といわれる始末。
こんなこぎれいな店でそんな返事をする女は、どうやらそうそういないらしい。

いや、でもきれいにラッピングしてほしかったし。
キャンディを大量にもらった上、余分に紙袋も数枚つけてくれた・・・。

財布って、ほぼ毎日手に触れる。
お気に入りの財布だと、それだけでなんだか楽しい。

ちょっと改まった席で取り出すときも、安心感がある感じ。

上質で、自分が気に入っていて。
使い勝手がよくて。
あぁ、ほんといい買い物した。
大切に、使わせてもらいます。







戒め

2006-12-14 23:36:24 | 
調子いいと、調子にのりすぎてしまうというか。
今日は久々、自分の浅はかさにかなりへこんだ・・・。

自分がしてもらってることに気づきもせずに、
「あいつのあそこがああだ・こうだ」などと思っていると・・・。
知らず知らずのうちに、相当失礼なことをしてしまっているらしい。

「やるべきことはきちんとやる」なんて思っても、
根本的に嫌ったりばかにしたりしていると、
どうしてもそんな態度がでて、相手にも伝わってしまうのだ。

第三者に指摘された・・・。

人の欠点など、
探そうと思わなくてもいくらでも目に付くものだ。
相手のいいところに目をむけて、
うやまうところから始めないといけないな、と痛感。

ごめんなさい。

言いにくいことを言ってくれて、ありがとうございました。
口でお礼を言う代わりに、
今後、態度改めて応えます。



ホノルルマラソン2006

2006-12-12 18:22:24 | 走ること
とうとう行ってきました、ホノルルマラソン2006。
初フルマラソン無事完走、タイムは4時間35分40秒。

もう、とても「感動した」などという言葉では語りつくせない・・・。

どうやってペースをつかんでいいものかわからなかったので、
ツアーで紹介された4時間のペースメーカーの人についていくことに。
5分40秒/kmのペースを維持して、4時間で完走してくれるらしい。

これが・・・同じことを考える人はたくさんいるようで。
すごい人ごみの中を、その人についていこうとする人ですぐいっぱいになった。
人ごみをかきわけるようにして前へ前へと進み。

すぐに余裕がなくなった。

走りにくさもさることながら、
どうやら私にはペースが速すぎるらしい。
知らず知らずのうちに息があがっている。

・・・この作戦は失敗だな・・・。
40分ぐらいはついていっていたのだろうか?
その後は、ひたすらいつもの自分のペースを維持するよう試みた。

今から思うと、そこから20kmぐらいまでが一番元気でテンションあがっていたような気がする。

沿道からの声援を受け、クリスマスのネオンがきらめく中を走り抜ける。
ジングルベルをアカペラで歌う女性。
英語の歌詞がやたらきれいで、
思わずタイミングに合わせて「Hey!!」などと両手をあげてみたりする。
・・・ホント、お祭りみたいなマラソンだわ、これは楽しい・・・!!

ところが。
ダイヤモンドヘッドの下り坂を、
勢いよく下りだしたあたりから足が痛みはじめた。

もう・・・ほんとに足がバラバラになる感じがした・・・。
どこがどうって、足全体が。
痛すぎるーーー、あとまだ半分以上あるのに~~!!
どうなってるんだ~!?

これがフルマラソンか・・・ちょっと甘くみてました、ごめんなさい・・・。

一般には「30kmの壁」とか「35kmの壁」とか言われているけど、
私にとってはもう「17kmから壁」って感じでした・・・。

「神様、どうか最後まで走りきれますように、どうしても歩きたくないんです・・・」

あとはもう必死。
足が動かない感じがすれば手を大きく振り。
手が疲れれば骨盤を意識し。
足が痛いのはほっといて、「足は勝手についてこい!」ぐらいの感覚。

今回、H.I.S.のツアーだったのだが、
「名前を呼んで応援します」という企画があり。
ウエアの前と後ろに、ツアー独自の名前入りゼッケンをつけて走った。

『Junko☆』。

これ、走る前はちょっと恥ずかしかったが、
いろんな人が「ジュンコー!」と応援してくれると・・・相当嬉しい・・・。
うん、がんばるよ。
なんだか、自分の名前が前よりもっと好きになれた。


「楽しんで走る」のがいいことだ、と思っていた。

でも、今回。
「痛い。苦しい。心底しんどい。でも走り続けたい、やり遂げたい」
という感覚を、初めて味わった。
祈りにも似た感覚。

楽しいことばかりじゃない。
必死になって、汗だくになって、自分の目指す何かに向かう。
どろどろで、「カッコイイ」なんていえる姿じゃ、とてもない。

だけど、こんなにも必死になれる。
そのこと自体が、こんなにも嬉しい。
何度でも、挑戦したい。

たくさんの人の協力と応援のおかげで、こうして無事に帰りつくことができました。

パスポート更新できるように戸籍を送ってくれた両親、
ツアーをとってくれた友人、
休みをくれた社長や先輩、
旅行中いろんなことを教えてくれた友達。
日本で応援してくれていた人たち。

みんなみんな、ほんとにどうもありがとうございました。

夢だったホノルル完走が現実になり。
これからも、色んな奇跡をおこしていけますように。











30歳

2006-12-04 22:22:43 | 
この週末、とうとう30歳を迎えました。

私が生まれた時間は夕方6時30分ごろ。

毎年、この日のこの時間帯になるとお母さんから留守番電話にメッセージが入ります。

「じゅんこ、お誕生日おめでとう!
 今、じゅんこが生まれた時間です。・・・」

自分でさえ忘れてしまうことのある誕生日を、必ず覚えていてくれる存在。
無条件に「愛されているなぁ」と感じる。

お母さん、いつもありがとう。

与えられたいのち、
その中の限りある1年。

30歳も、どうか全力で駆け抜けることができますように。