★☆HAPPY DAYS☆★

30歳OLの人生謳歌っぷりを公開。楽しいこと・感動がみんなに伝わっていきますように。

ダイヤモンド

2006-03-31 01:02:27 | お出かけスポット
もう4月かぁ・・・早いなぁ・・・

4月の誕生石といえば、ダイヤモンド。
ダイヤモンドといえば、
忘れられない展覧会がある。
2年前、大阪市立美術館での企画展。

《ヨーロッパの宝飾400年》
_煌きのダイヤモンド_

日時:2004年1月9日(金)~2月27日(金)
場所:大阪市立美術館(天王寺公園内)

ダイヤモンドがあしらわれた装身具のうち、
もっとも初期とされる作品は15世紀にさかのぼりますが、
当時ダイヤモンドは魔よけやお守りとして身に付けられていました。

貴石として、あるいはステイタス・シンボルとしての地位をダイヤモンドが得るのは、
16世紀になってからのことです。

本展では、この16世紀をダイヤモンドジュエリーのはじまりと位置づけ、
世界でもっとも硬い石が綴ってきた輝きの歴史を、
加工の技術やカットの変遷、
またジュエリーの様式とモティーフの流行の移り変わりなどに注目しながら
ご紹介いたします。

本展では、ベルギー・アントワープ州立ダイヤモンドミュージアムの
貴重なコレクションをはじめ、フランス・ルーブル美術館、
イギリス・ヴィクトイア&アルバート美術館、
チェコ・プラハ装飾美術館ほかヨーロッパを中心とする美術館、
個人コレクション、
ジュエリーハウスから出品される約200件のダイヤモンドジュエリーを
一堂に展観いたします。

あわせて、豪奢なダイヤモンド装飾を身につけた、
ロシアの女帝エカテリーナや、オーストリア皇女シシー、
ナポレオン3世の妃で大の宝石好きであったユージェニーらを描いた肖像画や、
装飾品のデッサン画などの絵画作品も展示いたします。

まさに、装飾芸術としてのダイヤモンドジュエリーのすべてを知ることができる、
絶好の展覧会といえるでしょう。
[大阪市立美術館]

・・・これはホントに衝撃を受けた。
それまで宝石には全く興味がなかったが、
「たかが石」に人間が狂ってしまう理由がわかった気がした。
あまりに美しすぎて・・・目がくらむくらいだ・・・

宝石店でまじまじと品物をみるのは気がひけるが、
(買う気のないときに店員さんによってこられるとバツがわるい)
こういう展覧会では、
そんなこと全くおかまいなしに世界にひたれる。
観覧料1200円でかなりトリップできる。
美術館、大好き。

今も、目を閉じると煌めきがよみがえってくるようだ。
「煌めき」という表現では語り尽くせないぐらい、
その石たちは不思議な色・輝きを放つ。

こんなにも美しいものが、この世の中にはあるんだ・・・
何百年もの時をこえ、
今も変わらず人の心を魅了する。


人間がこの肉体を保てるのは、長い歴史の中のほんの一瞬だけど。
宝石たちに負けないぐらいの輝きを放つ、
そんな人になりたいものだ。









『易経』

2006-03-29 23:16:50 | 
『易経(えききょう)』は単に『易(えき)』ともいい、中国最古の書物であり、
おそらくは世界最古の書物であろうとも位置づけられている。

・・・すべての事象は、春夏秋冬日月のめぐりのような
自然の摂理(せつり)にしたがって変化する・・・

誕生、芽生えの春・成長の夏・成熟と実りの秋・朽ちて蔵される滋養の冬。

自然界に春という時があるように、
人間にも壮んな時、成熟の時がありまた天下泰平の時もあれば
暗く閉塞した時もある。

易経にはそのような、私たちが人生で遭遇するであろう
六十四種類の「ある時」のシチュエーションが展開され
その 変化過程 が書かれている。

・・・まだ読破したことないのですが・・・。

以前読んだ本に、『易経』からの引用・解説があった。
以下、その引用。



「流れる水が途中で流れをさえぎるものに出会うと、
水はちょっと停滞します。

そして、流れをせきとめる障害物の前で水かさを増し、
勢いをため、
ついにあふれるようにして
障害物を乗り越えます。

後ろに逃げ戻ってはいけません。

どこにもあなたが行く価値のあるところはないのです。

危険に向かって突進しようなどと試みてはいけません。

・・・水の例をまねしなさい。

あなたの行く手をさえぎるものが、
障害でなくなるまで
停滞して力をためなさい。」




焦らず。抗わず。あるがまま。
きっと、乗り越えられる。


「母親」

2006-03-29 00:22:39 | 
夕方には雨も上がり、2日ぶりにジム行って来た。

「・・・あ、メールがきてる・・・」
ロッカールームで着替えてる最中に気づく。

お姉ちゃんから。

「実家から荷物が届いてるよ。
じゅんこの分もあるから、近いうちにとりにおいでー」。

おぉ・・・今日は早めに切り上げてお姉ちゃん家寄るか・・・

夜9時頃到着。
部屋にはいるとミシンが。
・・・巾着・手提げ・座布団カバー等々、手作りの品が。

甥っ子の入園式がせまっているらしい。

正直、姉は裁縫好きではないはずだ。
どちらかというと・・・嫌いなはず・・・
だから、その上手な仕上がりに驚いた。
「えっ、これ全部お姉ちゃんが作ったの!?」と聞き直してしまった。

甥っ子と約束したんだって。手作りするって。
お店で一緒に布選んだんだって、「これがいい!」って。

1つ目の巾着つくりはじめた時は、
ほんとうに時間かかったわりに仕上がりもイマイチで、
「もうイヤ、やめたいーーーお店で買った方が早いじゃん!!」
と思ったらしい。

でも、彼女は約束守りたくて頑張った。

二つ目・三つ目作っていくうちに要領がわかってきて。
最後に作ったものを見せてもらったけど、ホントに上手にできてた。
時間も最初の半分で作れるようになったって。
仕上がったものにはひとつずつ、丁寧に名前が書いてあった。

姉曰く。
「こうやって大きくしてもらったんだなぁ、って思ったよ。」

「お姉ちゃん」も「母親」になったんだ・・・

甥っ子が生まれた時、頭では理解してたはずなのに、
今日はやたらとリアルに感じてしまった。
昔は、自分磨きが一番大切だった彼女なのに。
いつの間にか、子どものために必死に努力するようになってる。

・・・あぁ、いっぱい愛情かけて子育てしてるんだなぁ・・・

私の知らない姉に出会ったようで、やたらと感動した。
なんだかすっごく輝いて見えた。
上手に英語や中国語をしゃべっているときよりずっと、輝いて見えた。

これからも色んなことがあるのだろうけど。
ひとつずつ壁を乗り越えて、
どんどん素敵な「母親」になっていくのだろう。

素敵な姉がいて、私もとても幸せです。ありがとうね。














飛行機の腹

2006-03-27 23:35:20 | 
初めて飛行機を真下から見た。

もう、石投げたら当たりそうなぐらい大きかった。

今日は体調も天気もよかったのだが、
もう座るのも困難なぐらい太ももの裏が筋肉痛・・・
・・・しゃーない、ジムは休むか・・・

会社も定時に終わったので、
以前から聞き及んでいた「飛行機の腹見えスポット」に行ってみた。

この画像はインターネット上から拝借したものだが、
まさしくこれと同じ風景が目の前に広がっていた。

滑走路の電灯がキラキラしてて、ホントにキレイ。

・・・よくこんなのが空飛んでるよなぁ・・・

こんな鉄の塊が空を飛ぶのを想像し、
実現した人たちがいるんだよなぁ。

初めて構想を語った時は、きっと
「そんなの無理だって、バカなこといってんじゃないよ」
ぐらいののしられただろう。

「時代を創るのは、非合理な人たちだ」って誰かが言ってた。

当たり前のことを当たり前のように、合理的にこなすだけでは
そこから先には進めない。

「無理だよ」「ばかばかしい」「ありえない」って言われても、
実現したいと思わせる何かが、人を非合理な行動に向かわせるのだろう。

自動車・建築物・携帯電話・音源、
様々なものがそうして世の中に生み出されたのだろう。

人間の想像力って、ホントにすごい。
なんでも可能にしてしまう。
毎日、奇跡が起こってる。

こうしてこの時代、この場所に生きているのだから。
ワクワクドキドキするような想像力を目一杯働かせて。
命いっぱい生きてみよう。







愛車

2006-03-26 23:44:08 | 
エンジン付きの乗り物を初めて所有したのは高校2年の時。
SUZUKIの50ccのスクーター。
父親がSUZUKIびいきだったので、勧められるまま購入。

それまで、乗り物といえば自転車しか知らなかったが、
あまりにラクチンなので驚いた。
「こんなんあったら、どこへでもいけるじゃーん!!」と感動した。
意味なく(?)毎日乗りまくっていた。

大学生になり、
「二人乗りできたら便利だなー」と思い、90ccのカブに買い換え。
カブはなんせ燃費が良い。

一度京都から広島の実家まで90号線で帰ったことがあるが、
片道ガソリン2回入れただけ、800円ぐらいのものだった。
(時間は12時間ぐらいかかったが・・・)

社会人になり、車が必要になったので中古の軽自動車(ダイハツ・ミラ)を購入。
(カブは次第に乗らなくなったので姉に譲ったが、どこかで盗難にあったらしい。今頃どこにいるんだろう・・・)

ミラも何年か乗ったが、高速走るとガタガタいうのが気になり、
貯金がたまったところで日産キューブに買い換え。
かなり快適に過ごさせてもらった。
ライフスタイルの変化に伴い1年弱でガリバーで売る。
短い期間だったけど、
この車のオーナーでいられたおかげで楽しい想い出がたくさんできた。

そして今。
PGO myBUBU125が愛車。
台湾製。

400ccまでは免許的にOKだけど、
大きすぎると足がとどかない・・・。
50ccではちょっとしんきくさい・・・。
で、125ccぐらいで探してた。

スカートでもサンダルでも乗れるし、
やっぱりスクーターでしょ。
カブもいいけど、盗難あいやすいし。メットインあった方が実用的だし。

近所のバイク屋さんで、店頭展示されていたものに出会う。
「おっ、こいつだ・・・」
その場で購入決定、
展示品なのでン万円安くしてもらった。

もうすぐこの愛車とも1年の付き合いになる。
そろそろ6000km、ジム通いしてたらあっという間に距離がのびた。
愛車がなかったらできなかったであろうこともたくさんできたし、
行けなかったであろうところにもたくさん行けた。

車にしてもバイクにしても、
ただの鉄のかたまりとは思えないほど愛着がわいてくる。

今週末はやっと2回目のオイル交換すませてきた。
今日も快調に走ってくれて、ありがとう。
明日からも、またいっぱい色んなところへ行こうね。










身につけるもの

2006-03-25 22:10:03 | 
身につけるもの、直接肌にふれるもの。
色々あるけど、例えば腕時計。

気に入ったデザインのものを色々集めておいて、
服に合わせて選ぶのが好き。

ブランドものかどうかなどは、一切気にしない。
自分の目に触れて、幸せな気分になれるもの。
「かわいいなぁ」って思うもの。
そこが一番のポイント。

こないだまで香港で400円ぐらいで買ったものを愛用していたが、
2年弱で電池が切れた。

「どうしよう、電池交換行こうか・・・でも、きっと電池の方が高いよな・・・」

そんなことを思っていたら、
その香港時計よりもお気に入りの時計を発掘しよう、という気になってきた。

今日は天気もよかったし、
バイクで雑貨屋さんめぐり。
・・・あったよ、ビンゴ賞ものが・・・

一見数珠のような、ブレスのような。
青のトンボ玉がキラキラしてて、キレイ。
伸縮性があって着脱簡単。
文字盤はきちんと見やすい。
秒針も正確。
そして、かわいい。
そして、安い(2000円)。

かわいいだけではダメ。
文字盤がシンプルすぎると
「えっ?今7時なの、8時なの!?」って感じになる。
そして秒針がないと、止まったときに気づかなかったり。
皮ベルトも好きだけど、夏場に匂ったりする・・・痛みも気になる・・・

で、これ。
よく似た赤いのを持っているけど、
かなり使い勝手がいい。
気に入ったものは色違いで揃えたりするのも癖みたいなものだ。

そんなに気に入るものにはそうそう出会えないから、
色違い揃える行為は私としてはかなりいいことだと思っている。

となりに写っているのは、こないだ六甲山の雑貨屋さんで買ったチャーム。
馬車のカタチで、なんと車輪が動く。

ネックレス・イヤリングも好き。
フリマで10円~500円ぐらいでGETする習慣がついているから、
最近なかなか定価で買うことがなかったが、
どうしても気に入ったのでガマンできず購入。
「目に触れるたびに幸せ気分!」なので、良い買い物だった。

いつもは服に合わせて時計選んでるけど。
明日はこの時計に一番合う服選んで出かけようかなっ!!









スリム化計画(6)

2006-03-25 00:40:43 | スリム化計画
【今週の成果】
体重:52.6kg→52.2kg(-0.4kg)

サイズは据え置き状態。
体脂肪は26.5%と、1%増えました。
常に13kgは脂肪を抱えてるわけか・・・。

      運動 食事
3/18(土) ×  ×  飲み会
3/19(日) ×  ×  南京町食い倒れツアー
3/20(月) ○  ○  さすがに調整
3/21(火) ×  ×  一日外食しまくり
3/22(水) △  ○  あせってステッパーを踏むの巻
3/23(木) ○  ○  ジムで調整
3/24(金) ○  ○  ジムで調整

「休みの日は好きなものを食べる」が度を超してしまった感あり。
ほんまにめちゃめちゃ食べ・飲んだ・・・。

会社で「お盆までに-10kg!!」宣言をしてしまったため、
ますます後に引けない・・・。
「-10kgなんか絶対無理だって!」と言われ、
闘争心に火がついた・・・。

やってやる・・・絶対やってやる・・・


「お盆までに43kgになったら、シャネルのスーツでも買うたるわ」BY社長。

いや、シャネルとかブランド物には全然興味ないけど・・・。
でもなんせそんぐらい無理だと思われてるわけで。
「すっげぇなぁ・・・ま・まけた・・・」と言わせてやる、待ってろ社長。

1ヶ月2.5kgペースで落とせば間に合うわけか。
食事内容もよーく見直し、
必要な栄養素はしっかりとりながら、カロリーセーブしていこう!!
スリムにお盆を迎えてやるーーー










K崎インストラクター

2006-03-23 23:22:38 | 
久々に、K崎インストラクターの初級を受けてきた。

彼の選曲はいつも素敵だ。

「ここ、このタイミングで盛り上がりがほしいー」って時に
いつも曲がばっちり・しっくりくる。

プライベートでも色々アンテナを張り巡らせて、
常に色んな情報を更新してるんだろうなぁ、と思う。

「仕事とプライベートは別」なんて言葉をよく耳にするけど、
ほんとは違うんじゃないかな、という気もしている。

好きなこと・興味あることを仕事にしている人は、
何かが目に触れるたび、何かを耳にするたび、
「これ、使えるかも・・・もっとこうして取り入れてみよう・・・」
という発想になるのだろう。
そして、それは本人にとって至って自然なことらしい。

知り合いにも、そういう人がいる。
その人曰く、
「目線がそういう目線になってるんだ。
自分にとって必要な情報が、なにもかも通過していくような状態でいたら、
成長しない」
だそうだ。

妙に納得した。

私はどうなんだろう・・・?
今の仕事にちゃんと取り組めてるのかな?
もっともっと良くしていこう、っていう心構えでいられてるのかな?

きっと、どんな仕事でも、
やりがいをもって取り組めるかどうかは自分次第なのだろう。

「この職場のここがイヤ・あれがダメ」が口癖だと、
イヤ・ダメなことがあとからあとから出てくる。

「この職場のこういうところが素晴らしい」が口癖だと、
素晴らしいことがどんどん見つかる。

どうせなら、いいこと探ししてみよう。

ほんの些細なことからでもいい、
自分で自分の時間に納得できるよう、
実際に行動を起こしてみよう。








もみじの天ぷら

2006-03-22 22:57:27 | 食べ物
昨日はまたしても、友人と食べまくりツアーを繰り広げてしまった。

「ホントにやせる気あるのか、おめー!?」
と、自分でもつっこみたくなるほどの食べっぷりだった・・・。

ダイエッターならば、たとえ喫茶店に行こうが
カロリー低めのものをセレクトすべきなのだろう。

しかし・・・ラザニア食べました・・・
サラダにドレッシングもかけました・・・オリジナルで美味しかった・・・

ハンバーグ定食もいっときました・・・
半熟玉子がいい感じで、「肉・最高!!」でした・・・
ビールも飲んでみました・・・

小腹がすいて、カツサンドも・・・
チョコミントのソフトクリームも食べた・・・
そういえばチューハイも飲んだ気がする・・・
途中から酔っぱらってよく覚えてないし・・・

お土産に、箕面名物「もみじの天ぷら」なるものを持ってきてくれて、
これがまたハマル味・・・

紅葉したもみじの葉を1年以上塩漬けにし、
衣をつけ油で揚げたお菓子らしい。
衣に白ごまがはいってて、ぱりっと香ばしい。
もみじに味などないのだろうけど、
程良い塩加減と衣の甘さがマッチして、妙に美味しい。

平日は「揚げ物禁止!!」で頑張っていたが、崩壊・・・
昨日だけで3000kcalは摂取してるのではないだろうか・・・

ちなみに、これだけ食べても胸焼けだの胃もたれだのは全くない。
本当に、太る心配さえなければいつまでもどこまでも食べ続けていたいくらいだ・・・

今日、帰宅後体重計の数値を見てびっくりし、
あわてて30分ステッパーを踏んでみた。
焼け石に水、ってやつだろうか・・・?気休めにはなったかも・・・
ジム行けない日も、30分でいいから運動するようにしてみよ。







『グッドラック』

2006-03-21 20:23:24 | 
『グッドラック』
著者:アレックス・ロビラ / フェルナンド・トリアス・デ・ベス
出版社:ポプラ社
本体価格:952円

私が好きな本のひとつ。

おととしの6月に第一版が発行され、
本屋に大量に平積みされていた。
たまたま手にとって読み始めたらとまらなくなり、
1時間弱で一気に立ち読みした。

その場は立ち去ったもののどうしても手元に置きたくなり、
別の日に改めて購入。

「あーあ、ツイてないなぁ」
「運に見放されてるみたい・・・」

などとぼやきたくなったときに読むと、
「よし、私も自分から動きださなくちゃ!」
という気にさせられる。

そもそも、「運」と「幸運」はどう違うのか?

p.17「運と幸運は、まったく別のものなんだ。
  運は確かにそうそう巡ってくるものじゃないし、
  巡ってきてもすぐに離れていってしまう。

  宝くじを当てた人の9割は、
  10年以内にすっかり元の暮らしに戻ってしまうのを知ってるかい?
  でも、幸運は誰でも自分の手で作り出すことができるんだ。

  そして、手にした人に必ず幸せを運んでくれる。
  本当の幸せをね。
  だから幸運と呼ばれているんだよ」

64歳のマックスは、公園のベンチで幼なじみのジムと隣り合わせる。
54年振りの再会。
仕事も、財産も、すべてを失い変わり果てた友人に、
彼は祖父から聞かされた「魅惑の森」の物語を語った。

「幸運」が、「魔法のクローバー」に象徴される。
そして、それを探し求める黒の騎士と白の騎士。
王から出された期限は7日間。
2人は、全く違ったアプローチでそれを探し始める。

・・・黒の騎士の傲慢な物言い・行動・思考は、
自分にもあてはまるところがある。

「あぁ、自分もこんな風に考えてるかも・・・」

どんなに気合い入れて頑張ろうとしても、空回りするばかり。
道は、閉ざされ孤独感が増すばかり。なぜ?

同じシチュエーションでも、
白の騎士が考え・語り・行動すると、
道が開けてくる。

そこに出てくるキーワード。

「幸運が訪れないからには、訪れないだけの理由がある。
幸運をつかむためには、自ら下ごしらえをする必要がある。」

「欲するばかりでは幸運は手に入らない。
幸運を呼び込むひとつのカギは、人に手をさしのべられる広い心。」

人に何かを尋ねるときの姿勢。
相手を敬い、きちんとした問いをたてること。
答えが出ない問いというのは、問い方が間違っていることが多い。

最終章:「この物語は、あなたに続く」。

「白の騎士」のイメージをしっかり胸に焼き付けて、
自分の行動に違いをつくっていけますように。
道に迷ったら、また原点にかえって歩きだそう。