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結果オーライ(笑)

マジコンでのDSソフト違法コピー、被害試算3000億円以上

2009-02-27 | News
データのバックアップ機能に関しては著作権法にも触れないので装置自体の違法性は問えない「マジコン」ですが、ネットから人気ソフトの違法コピーをダウンロードできてしまうので問題になってるのは以前から話題になっていた通り。

そこでコンピュータソフトウエア著作権協会が全世界での違法ソフトダウンロードの被害を試算したところ3000億円を超える被害があるのではないかとのことで、再び問題になってきてるようです。

被害試算 世界で3000億円超 DSソフト違法コピー 著作権団体「法整備を」(産経新聞) - Yahoo!ニュース
平成16年の発売以来、国内での累計販売台数が2500万台以上、全世界では9600万台以上に上る「ニンテンドーDS」。爆発的人気の陰で、違法コピーやプロテクト(防護)外しによる不正利用が横行、被害総額は全世界で3000億円を超すとの試算もある。ゲームメーカーは対策に力を注ぐが、根本的な解決策はなく、著作権団体は「産業の衰退につながる」として法整備を求めている。

著作権法では、私的使用の複製は例外的に認められており、データのバックアップ機能の側面を持つ「マジコン」自体の違法性は問いにくい。このため、インターネット上では「スーパーマリオ」や「ポケモン」といった人気ソフトがだれでも簡単に無料でダウンロードできる状況にあり、不正利用が後を絶たない。

任天堂によると、マジコンの利用者は国内だけで少なくとも数十万人規模に上り、ユーザーの多くは海外のサイトやファイル交換ソフト「ウィニー」などを通じて違法ソフトを入手しているとみられる。

コンピュータソフトウエア著作権協会が昨年8月に実施した調査によると、ウィニーを通じ流出したDSソフトの本数は185万7988本。全タイトルが常時ダウンロード可能な状態で、中には発売前のソフトも含まれていたという。

流出したソフトの被害額を国内販売分の平均単価3200円で換算すると、59億4556万円相当になり、これは一昨年の国内出荷額の4.5%に当たる。

またDS発売以降、中国など海外の7サイトで違法ソフトがダウンロードされた件数は一昨年12月現在で約1億1200万件に達し、被害額は3000億円以上になると試算した。

こうした現状にゲームメーカーもソフトにプロテクトをかけるなどして対処しているが、マジコンのバージョンアップやプロテクト外しが横行し、現時点で有効な対策は取れていない。

昨年7月に発売された人気ソフト「ドラゴンクエストV」では、違法コピーの利用者がゲームを進められないトラップが仕掛けられ、マジコンユーザーの間で話題を呼んだが、そのプロテクトも発売開始から6時間で破られたという。


こういったソフトウェアの違法コピーに関してはゲームに限らず、PCの業務ソフトでも横行していて、相変わらずのいたちごっこが続いてますが、具体的に有効な対策は取れてないのが現状で、何かしらエポックメーキング的な解決策でも出ない限り無くならないんだろうなぁ、、とは思いますね。正直に。
ただ、なけなしの金払ってソフト揃えて仕事してる身としては、違法コピーしたソフト使って仕事しやがって稼いでるヤツがいるのはやはり許せません。

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2 コメント

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Unknown (ゲーム小僧)
2009-02-28 15:29:44
こんにちわ!ゲーム小僧です。

マジコン販売終了してよかったです。

ゲーム業界の秩序がきちんと守られた形になりましたね。
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Unknown (jundo)
2009-02-28 15:51:02
>ゲーム小僧さん、
コメントありがとうございます。
違法コピーでの損害は洒落にならないレベルだと思うので、本件が今後の同様の違法行為の抑止になればと願ってます。
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