Break Time Ⅱ

coffee breakで気分転換を~♪

騎士団長殺し

2017-07-11 20:52:19 | 日記
村上 春樹 (著) 騎士団長殺し :第1部 第2部を読んだ。

一フアンとして、興味を持って村上春樹の世界観に浸れて楽しく読んだが、
批評の中には厳しい見方もあって、感じ方も色々だなぁと思った。




あらすじ(ネット参照)

高まる期待に十二分に応えて、ハルキ世界の満漢全席かと思うくらいサービス満点。
ひさしぶりの一人称(“私")で、おなじみのハルキ的モチーフ(妻との別れ、謎めいた穴、いわくありげな美少女、夢精、失踪、メタファー……)を大量にちりばめながら、象徴的なファンタジーの世界に読者を誘う。
作中で言及される上田秋成の怪談風でもあり、謡曲風とも、RPG風とも、ジブリ風とも見える。絵画や文学はもちろん、クルマ、音楽、料理から南京大虐殺まで、
とにかくネタが盛り沢山なので、合計千ページを超える物量にもかかわらず、ダレ場はほとんどない。


今回の特徴は、“私"が妻と別居してから元の鞘に戻るまでの9カ月間の物語であることが、冒頭で宣言されること。
2006年(推定)の出来事を、2011年現在から振り返る回想形式になっている。
乱暴に要約すれば、36歳(当時)の画家である“私"が、ある大きな試練を経て再生し、家庭をとりもどす話だと言ってもいい。


主な舞台は、小田原市郊外の山中に建つ一軒家。高名な日本画家である雨田具彦(あまだともひこ)のアトリエ兼住居だったその家に越してきた“私"は、そこでさまざまな不思議と出会う。
その出発点が、屋根裏で見つけた雨田具彦の未発表作「騎士団長殺し」と、谷をはさんで向かいの山に建つ白い邸宅に住む白髪の中年男、免色渉(めんしきわたる/ギャツビー風の大富豪)。
話の展開は例によって自由奔放だが、前作前々作とくらべて投げっ放し感は比較的少なく、
きっちり幕が引かれる。作中では“買い手責任"という言葉が強調されるが、大丈夫、(ある登場人物の口調を借りれば)心配は「あらない」。

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