*** june typhoon tokyo ***

第53回 有馬記念

 終わりよければ全てよし、と。
2008年も結局はなんだかんだいってそれなりに良かったと言って終わらせるためには、この有馬記念での勝利が不可欠です。(笑)

 武豊騎乗のメイショウサムソンが優勝したらドラマだけど。そうは上手く行かないのも人生ってことで、悩みますな。有馬記念は、
上位人気はそれなりにくるので大荒れはないと思うところに、たまにドカン級(表現が古いな…)の大穴馬が突っ込んでくるからなぁ。ダイワスカーレットの軸が堅いと思われる今年ですが、それが飛んだら凄いことになるなぁ。

とりあえず、個人的有力馬は以下のところ。

カワカミプリンセス(横山典)
フローテーション(ルメール)
エアシェイディ(後藤)
アルナスライン(ペリエ)
スクリーンヒーロー(デムーロ)
メイショウサムソン(武豊)
マツリダゴッホ(蛯名)
ドリームジャーニー(池添)
ダイワスカーレット(安藤勝)

ここからさらに絞り込まないと。

 ダイワスカーレットのデータには有利となるものばかり。ケチをつけるなら、中山で勝ちがないというのと昨年は53キロの斤量が今年は55キロだというところか。天皇賞・秋は1着といってもいいほどの大激戦だったが、ウオッカとの激闘の反動はどうなのか。間隔をあけてこのレースに万全の態勢で挑む感じだが、穿った見方をすれば、順調に行けば天皇賞・秋からJCを経て当レースというプランが出来ていたはず。とはいえ、外枠ではあるが先行してそのまま押し切るスタイルは崩れそうにはない。

 中山巧者で昨年Vのマツリダゴッホ。騎乗する蛯名はマンハッタンカフェでも有馬を制しているし、このコースは熟知している。得意でもなく休み明けの前走JCで0.2差の4着であれば中山替わりの有馬はさらに有力になる。ただし、今回は目標にされながらの競馬となる分、展開が味方となるかがひとつのカギか。これまでサンデーサイレンス産駒が4連勝中。その最後の世代がこの馬。SS産駒として有終の美を飾るか、それとも種牡馬も世代交代となるのか……。

 ドラマティックな演出なら引退レースのメイショウサムソンと武豊。引退の花道ということでは、自身が騎乗したオグリキャップ、ディープインパクトが有終の美を飾っていますが、果たしてサムソンもそうなるか。ただし、サムソンは意外と冬場に強くない。

3歳 菊花賞4着→JC6着→有馬記念5着
4歳 天皇賞1着→JC3着→有馬記念8着
5歳 凱旋門10着→JC6着→有馬記念? 

驚異的な回復とはいえ病み上がりの武豊、ここで持って来たら本当に劇的だよなぁ。

 人気がないなかで注目しているのが、エアシェイディ。天皇賞・秋はウオッカと0.1差、中山は(2 3 1 4)と好相性。勝ちきるとまではいかなくとも馬券対象にはなるかも。
 それと外国人騎手が3人エントリーしている。ルメールのフローテーション、ペリエのアルナスライン、デムーロのスクリーンヒーロー。終わってみたら騎手買いしておけばなぁってことはよくあること。そのうち、フローテーションとスクリーンヒーローの父はそれぞれスペシャルウィークとグラスワンダー。スペシャルウィークのラストランとなった1999年の有馬記念はわずか4cm差でグラスワンダーが勝利。その雪辱をスペシャルウィークの仔、フローテーションが晴らす……なんていうのも、ドラマティックでいいかも。橋口厩舎とルメールというコンビは、2005年の有馬記念でディープインパクトを破ったハーツクライの時と同じだ。

 さまざまな夢が詰まった有馬記念。自分の好きな馬、買い方をして、後悔しないラストを飾りましょう。
あ、といいながら、自分のラストは有馬じゃなくて、マイPOG馬であるキャプテンベガが出走する阪神12RのファイナルSだったりしますが、何か。
 それと有馬記念は10Rなので、お間違えなきよう。


≪予想≫

◎ スクリーンヒーロー
○ マツリダゴッホ
▲ ダイワスカーレット
△ カワカミプリンセス
△ フローテーション
△ エアシェイディ
△ ドリームジャーニー
☆ メイショウサムソン

馬券は手広く。ワイドも。

◇◇◇

≪結果≫

1着 13 ダイワスカーレット (安藤勝)
2着 14 アドマイヤモナーク
3着 06 エアシェイディ
4着 11 ドリームジャーニー
5着 08 スクリーンヒーロー

 牝馬37年ぶりの有馬記念優勝。強い勝ち方だった。4歳男馬が弱っちいとか5歳以上もイマイチとかいろいろあるけど、4歳となってもトップレヴェルで連対100%を続けているからには、認めざるを得ないところ。
 人気馬にヒモ荒れするっていう有馬記念の典型的なレースといってしまえばそれまでだけど、あれだけダイワを先に行かせたらこういう展開になるよなぁ。でも、まさか大外8枠同士とは。ただ、アドマイヤモナークは今年初めは長距離重賞2連勝、日経賞はマツリダゴッホの3着、GIは天皇賞・春6着、天皇賞・秋12着、JC12着と奮わなかったが、どれも1秒以内の負けとそれほど決定的な負けをしている訳ではなかったことを考えると、買えなくはないけど……。
 メイショウサムソンはダイワスカーレットを負かしに行っての競馬だから、仕方ない。後方でそのまま伸びずっていう競馬だけはしたくなかったんだろうね。一度消えてしまった闘志はなかなか戻ってこなかったか……。
 個人的に注目してたエアシェイディは3着に食い込んできた。最後まで迷いに迷ったエアシェイディのワイド全通り流しだったが、買っておけばよかったナ……そんなこといっても後のマツリダゴッホってか。

 ま、来年(って来週だけど)は当てまくりたいですな。

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