*** june typhoon tokyo ***

12/22-28の雑記

 ウィークリー形式の雑記&備忘録&戯言も、今回が今年のラスト。
とはいいつつも、いつもと変わらずにゆる~くいってみたいと思います。
それでは、ヒア・ウィ・ゴー! ヒロミ・ゴー!


■ 12/22 (MON)

 中田ヤスタカがメイン・ワークとしているCapsuleの新作『MORE! MORE! MORE!』を聴いた。ここ最近のCapsuleは、個人的にはちょっと違うというか、受け入れる態勢にないサウンドになっていたのだが、今作もやっぱりそうだった。何でなんだろうと考えてみたら、今のCapsuleってパンク・ロックなんじゃないかと。いや、確実にパンクだと思う。自分はハウスとテクノだったら、ハウス寄りを受け入れやすい体質になっているので、テクノ・ポップであった彼らのサウンドが、今はポップを離れパンクに近づくテクノであるとするならば、そりゃあ受け入れづらいなぁと思う。自分としては『NEXUS-2060』『L.D.K. Lounge Designers Killer』の頃のサウンドがツボなので。
 今の中田ヤスタカ・ワークスだったら、個人的にはPerfumeのが断然いい。ただ、今年あちらこちらで語られたPerfumeだが、たまに彼女らをテクノ・ポップ・アイドルからアーティストへと成長したというような評論をしている人がいるけれど、それはちょっと違うと思う。彼女らはどちらかといえばサウンドよりも元来あるアイドル性がテクノ・ポップというフィルターを通して融合したことが斬新かつ新鮮であるがゆえにここに来て認知されたのであって、テクノ・ポップ・ミュージック・シーンに現れたアイドルというスタンスではないと考えるのだが。簡単に言えば、アイドル好きだなんていい年増の、大の大人たちが声にするのが恥ずかしいところを、“テクノ・ポップ”サウンドという入り口(話のきっかけ)があるのをいいことに、アーティスト解釈(=「俺たち、私たちは恥ずかしくないんだ」という拠りどころ)をしているんじゃないか、と。え、あまりにも売れたんで僻みたくなったんじゃないかって? まぁ、性格的にはひねくれてますけど。(苦笑) いや、単純にアイドルでも好きっていえばいいんじゃないかってことですよ。好きってことを肯定するために、わざわざそういうアーティストに昇華させることで一段高いところへ無理矢理に祭り上げるみたいなことは要らないんじゃないかってことですよ。
 じゃあサウンドはダメなのかっていったらそんなことはもちろんないんだけれど、サウンドでいうなら、現段階ではPerfumeより鈴木亜美の『Supreme Show』のが完成度としては高いと思う。ただ、ヴォーカルはアミーゴなので、そこが許容出来るか出来ないかの問題があるけれど。「can't stop the DISCO」もそうだけど、「climb up to the top」なんて、今の中田ヤスタカの最高傑作なんじゃないかとも思ったり(自分だけですかね)。あと、残念なのはアート・ディレクションというか見せ方というか。アミーゴらしさでの中田ヤスタカ・サウンドとの融合でいいんじゃないかと。変に何かを意識させようとしたり懐にないものを追い求めようとしたりするから、中途半端なカイリー・ミノーグみたいなヴィジュアル・ワークになっちまうんで。ないとは思うけど、カイリーのあとを追おうとか少しでも考えてたりするんだったら、それはカイリー見くびり過ぎ。経験値もベクトルも違うんで。ま、それらはアミーゴが悪いってことじゃないんでね。スタッフ力というか。そういう意味では中途半端に真似たYUKIにしか見えないMEGもそうかな。なんか、もったいない。


■ 12/23 (TUE)

Photo
 “てっぱく”行って来たー。イッテキタ━(゜∀゜≡(゜∀゜≡゜∀゜)≡゜∀゜)━━!!
 鉄道に目がないオーストラリア人の友人と再び会うことになり、上野ですし屋を探すも見つからずしゃぶしゃぶを食って腹ごしらえした後、大宮の1つ先にある鉄道博物館に。祝日の今日でしたが、一時期のピークを過ぎたようで、観客の入りもそれなりだったので、スムースに入ることが出来ました。とはいえ、マニアックなオーストラリア人なので(笑)、一つ一つ丁寧過ぎるほど観ていくので、時間はあっという間に過ぎましたが。
 彼はなぜだか解からないけど、自分のことを鉄道はもちろん、日本の文化的なことをだいたいほとんど知っているヤツだと勘違いしているような節があって(苦笑)、いろいろ興味を持って話を聞いてくれます。ただ、それには自分の英語力ではかなり不都合がありまくりで……思ってることを伝えられないのは辛いです。もう簡単な単語すら出てこない。でも、彼の日本語スキルがかなり上がっていたので、何とか楽しさに水を差さずに済みました。ってことは、語学力上げなくていいか。(それは違う)

 閉館時間までじっくりと観覧した後は、メンバーの知人に頼みごとをするために、その知人のいる銀座へGO。その人はオシャレな美人さんなんですが、日本語だけでオーストラリア人に普通に話して会話が成立しているのを横でみて、「ああ、会話って語学力じゃなくて気合なんだな」と思った次第。(爆)
 それから、銀座だとヴェリィ・エクスペンシヴだってことで、ア・リル・ビット・ウォーキングして新橋の居酒屋で夕食をイートすることに。チョップスティックも見事に使いこなし、納豆オムレツもサラサラっと平らげてしまう彼にビビリながら、楽しい夜は更けていきましたとさ。帰り際、プレゼントしたプラレール・スペシャルセットを大事そうに抱えて帰っていったのが印象的でした。

 そういや、彼は外国人に与えられる5万ちょい払うと一定期間新幹線など乗り放題(のぞみとかは規定外)のJRパスポートみたいなのを持っていて、それを使って結構日本中を旅行しているんだとか。今日会う前も広島の宮島に行って来たそうで、デジタルフォトで厳島神社とかの写真を見せてもらったり。そして長野にも行ってきたと。さらに、この後は日光に行くんだとか行ってました。「超VIP待遇じゃんか!」と言うと喜んでましたが、鉄道博物館へ行く時は大宮からニューシャトルに乗って行くのでそのパスポートは使えず。そこですかさず、「ここではそのパスポート使えないね」といったら、おもむろにSuicaを取り出して、「これでピッとやる瞬間が最高に楽しいんだ」とか言いやがりましたよ。へんなの。(笑)


■ 12/24 (WED)

 YOSHIKAの待望の新作『World』のリリース日&渋谷のアップル・ストアでフリー・ライヴ……だったんですが、仕事もあって泣く泣く断念。ああ、生ヨシカ……。
 そんなクリスマス・イヴはケーキを食う代わりに、昨日オーストラリア人の知人に貰ったコアラ型キャラメルチョコを一人頬張りつつレデシー『イッツ・クリスマス』を聴いて深夜まったり。そして、その後PCに向かって残っている仕事を……。

 飯島愛が自宅で死亡していたと。36歳。一世を風靡しても、末路がこんな形とは寂し過ぎるなぁ……。


■ 12/25 (THU)

 本日はインコグニート@ブルーノート東京。詳細はライヴ・レポ記事をどうぞ。ライヴ・ステージ時間は実質21:40~23:50過ぎまでの大ヴォリューム。ブルーノート(2部制)で2時間超えですよ! ただ、平日です。翌日、仕事です、の人々かなり多し。ああ、都内に住んでて良かった。(笑)

 帰りに元日決勝のチケットを購入する。29日に勝たないと決勝へは進めないんですが、そうなると信じて。
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■ 12/26 (FRI)

 昼休みに交差点で、“ハンバーガーをナメているすべての人たちへ”“ニッポンのハンバーガーよ もう遊びは終わりだ”というバックロゴの入ったジャンパーを着ているマックの店員に遭遇しました。例の“クォーターパウンダー”の挑発的な売り文句ですが、記録的な売り上げとなった表参道の勢いそのままに続いたといわれる御堂筋の店舗の長蛇の列には、サクラが1000人いたそうで。会社は「意図的に行列をつくるつもりはなかった」と弁解してますが、数十人ならともかく千単位じゃ意図的じゃないっていう方が無理でしょう。だいたい当初はマックというブランドを表に出さないで売ろうとしていたのに、何で発売当日にマックに長蛇の列が出来るんだと。
 まぁ、こういう手法はマックだけじゃなくて、ハリー・ポッターの日本語訳本発売の時だって、有名ファッション・ブランド開店の時だって、パチンコ屋は開店の度に、そこにサクラがいるのはいまや常識日常茶飯事ですが、何でもやりすぎは良くないってことですよ。“ハンバーガーをナメているすべての人たちへ”ってのを“消費者をナメているすべての企業へ”って言われ返されまくっているんじゃないでしょうか。“自称日本一のハンバーガーショップよ もう遊びは終わりにしてくれ”とかさ。
 ちなみに、このクォーターパウンダーを先日食べたんですが、んー、マックはやはりマックというか。微妙ってことですね。キャッチコピーに商品がついていけなかったという感じかな。それと、決定的なミスと思われるのは、セットに関していえば、ハンバーガーのみに革新性を持たせようとして、サイドメニューに気を配らなかったこと。これですかね。要するに、ポテトが従来のセットのポテトと同じだってことですよ。革新性を持たせるなら、全てが斬新、目玉っていう感じじゃないと、印象が波及していかないと思うんだけどね~。

 Jリーグが9月20日の日立柏スタジアムでの柏×鹿島戦での鹿島サポーターの旗振り妨害行為により一時試合が中断した件について、ホームの柏に200万、鹿島に100万の制裁金を科したと発表。はい? まず、9月のことを何で今頃のこのこと発表する? 遅すぎだよ! 次に、制裁金。1桁足りなくないですか、これ。さらに、だ。柏のアレックスに旗を当てたのも、その後反対のコーナーへわざわざ行ってCKを蹴ろうとした栗澤に旗で攻撃していたのも鹿島サポーターなんですが、なんで柏のが制裁金が高いんだよ。あ、あれか、柏のホーム・グラウンドで起きたことだから、ホームの責任だってか。じゃあ、これからはアウェイで八つ当たり的に暴れまくりやり放題出来るってことですね。って、馬鹿か。
 あ、そういえば、鹿島が優勝した時の報道って、鹿島優勝よりもジェフの奇跡的な残留劇の方に時間を多く割いていた&注目していたなぁ。これって最終節の日に、鹿島の勝ち点剥奪が発表されちゃったりしたら大変だからってことで、TV局側が配慮してわざと扱いを大々的にしなかったのかもねー…って違うよ。
 どうせ、出入り禁止の処分となった主犯人物も、そんなことお構いなしにその後もスタジアムに入れたんだろうし、Jリーグの裁定はチームに対するものだからともかく、鹿島自体が暴挙を起こした人物をしっかりと罰を与えられずにそのまま放置同然だっていうのが許せない。ま、そういう事態を放置しているクラブということで、Jリーグが鹿島に制裁を下してもいいと思うけど。純粋な鹿島サポーターは悪く言われる筋合いはないんだけど、一部の連中が、しかも何度も問題を起こしてもそのまま……っていう状況が続いている限り、自浄作用もないとして、辛く言われちゃうのは致し方ない部分もあるかな。また、そういうことでチームや選手が悪く見られるってのが、一番切ないところでもあるね。残念だけど、人間の感情ってそんなものだから。


■ 12/27 (SAT)

 第88回全国高校ラグビーで“平成のスクール☆ウォーズ”と話題となり、創部2年目で高知代表となった、元日本代表・大八木淳史がGMの高知中央が福島の平工と対戦したが、10-78で完敗。選手たちにはよくやったと言いたい。が、高校ラグビーも、考える時期に来ているんじゃないか。高知県予選は高知中央、土佐塾、高知工、宿毛工のたった4校しか出場してない。島根の江の川は18年連続18回目の出場となるが、それもそのはず、予選出場校が江の川と出雲の2校しかない(しかも決勝戦のスコアは江の川 123-0 出雲)。予選出場校数が10校以下の県も結構ある。これで県代表といわれてもなぁ……。これ、選挙権の1票の格差でいったら、確実に違憲になっちまうでしょ。大阪だけが第3代表まであったりと歪んでるんだから、原則1県1代表にこだわらずに、例えば出場校数が少ない地域同士で代表を決める地域代表制を取り入れるとかしないと。

 紅白のトリが決定。紅組が和田アキ子、大トリとなる白組は氷川きよしだって。んー、何ですかこの歯に物が挟まった感は。紅組はアッコしかいないんですかね、NHKも“アッコにおまかせ”なんですかね。大トリはさ、素直にミスチルにしとけばいいものを。大トリはベテラン大物ではないけれど、演歌勢にしときましたよ、っていうNHK側の配慮ですか。謎。でも、森進一「おふくろさん」で締められるよりは、“ズン、ズンズン、ズンドコ♪”のがかなりマシかな。
 さらにNHKは、“歌姫・浜崎あゆみ”を何とも大胆に通常は若手・新人枠ともいえるトップバッターにしちゃったりしたもんだから、あゆが右手にケガを負っちゃった上に「マイクを持てない」って言って出場が微妙らしいじゃないか。代役も検討するって言ってるけど、どうすんだろうね。浜崎の代役だからAVEXになるのか??そこにDJ OZMAにそっくりなメンバーがいる矢島美容室(一応女装してるから紅組)を持って来たら、NHKも大したもんだけどね。(笑) まぁ、ないだろうけど。


■ 12/28 (SUN)

 これで、今年のウィークリー・スタイルの雑記は終わりにします。たくさんとはいわないけど、毎日そこそこアクセスもあるみたいで、貴重な時間を割いてこのくだらない記事を読んでくれた方々、どうも有難うございました。あと僅かとなりましたが、年末までの更新は、日、週単位ではなく単独の記事として2、3回、アップしていく予定です。

 その単独記事の内容といっても、まぁ、2008年のアルバム・アウォードとライヴ・アウォードがほとんどになる訳ですが、昨日聴けてなかったCDや買い忘れていたCDなどを買いすぐに聴いたところ、その中でもランキングに影響を与えるだろう好盤があったりして。これまでにそこそこ順位などを脳内で決めていたのですが、それがまたもう一度練り直しというか、考え直さないといけないかも。なんて事態に陥ってます。
 24日に買えなかったYOSHIKA『World』ですが、完全にR&Bというカテゴリーを取り払い、YOSHIKAならではのシルキーな世界観に没頭していて、予想以上に良い! さらに、ミッシー・エリオット関連の2作、彼女が全面プロデュースしたジャズミン・サリヴァン『フィアレス』と彼女が持つスター発掘番組で勝ち抜いたミラクル・ガール、ジェシカ・ベッツの『ジェシー・パール』がツボに来てしまい……。
 ライヴの方はあと1つ、本日のトーチャード・ソウルを残すのみになってますが、これが一気に年間ベスト・ライヴにならないとも限りませんので。まぁ、詳しいことは、年内に更新する記事にて。っていうか、その前に残ってる仕事をどうにかしろってことなんですけどね。(^▽^;)

 ということで、みなさま、良い年の瀬をお迎えください。

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