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QHQの独り言

アマチュア無線局JR3QHQが日々思う事を掲載します。

母里小学校(もりと読みます)でARISSスクールコンタクト成功

2005年01月11日 17時14分00秒 | ARISS
先日の1月7日(金)に母里小学校でARISSスクールコンタクトがあり、無事成功しました。
私は、午前中の仕事を終え次回スクールコンタクトを予定している池田市立細川中学校の校長と2人で午後3時ごろ小学校に着きました。
この小学校の場所は全体が小高い岡の上にあり回りにはほとんど障害物がないコンタクトを行うには良い立地条件です。
会場では着々と準備が進んでおりほぼスケジュール通りに完了しました。
前回の羽曳野でのスクールコンタクトの時は、NHKのラジオ送信所が近くにありPAのラインにラジオの音声が乗ってしまい対応に苦労した経験があります。
今回の私の仕事は、セレモニーでARISSとは何かを説明する仕事とコンタクト開始前の注意事項の告知それに報道関係者の対応でした。
このようなセレモニーでは、お偉いさんが順番い挨拶をしてかしこまったセレモニーになってしまい緊張気味の子供達にいっそう緊張を助長してしまいます、ですから少しでもリラックスしてもらおうと冗談などを交えながら説明をしました。


余談ですが、関西で行われるARISSスクールコンタクトは、スタッフ全員が関ハムのスタッフと言っても良いと思います。
2002年に関ハムで行ったARISSのメンバーがボランティアで機材を含めすべてを行っています。
ARISSは、JARLが行っていると錯覚を起こすような記事が出ていますが全くJARLとは関係ないところで行われています。
ARISSを行っているメンバーがたまたまJARLの関係する仕事を行っているだけなのです。
スタッフの意識の中には、JARLはありません。

さて、時間も迫ってきていつものように私達も緊張するようになっていきました。
いつも万全をきして準備していますがISSを呼んでも全く応答が無いシーンが頭をよぎります。
今回は、いつもよりISSの最大仰角が低いためどうなるか心配があります。
時計は必ず電波時計を使います。

19時44分に8N3MがNA1SSを呼び出し、いつもなら5・6回呼び出して不安になったところで応答があるのですが今回は2回目でとてもクリアーな音声で応答がありビックリしました。
その後、用意しておいた19の質問すべてに答えていただき最後のファイナルまで送って完璧な交信で大成功でした。(19の質問が終わってもまだ時間があったため、アドリブでコントロールオペレータの田中さんが質問もしました。彼の英語の発音が悪いのか、唯一アゲインが帰ってき来ましたけど・・・)
オペレータの中国系アメリカ人チャオさんは、てきぱきとした運用テクニックでまるでパイルをさばいているような交信でした。
子供達もそれにきちっと応じていました。

今回のARISSで仰角が最大32度でも十分交信ができる。
かえって、最大仰角が高い方が、不感時間がありよくない。
トランシーバーが、ケンウッドの物に変わり出力がアップして電波が強くなった。
と、言うようなことを感じました。

運用風景などは、下記のHPにUPされますので興味のある方は見てください。

http://jk1zrw.dyndns.org/index.html.ja

ARISSの臨時局8N3Mは、ARISSのPRのため運用を開始します。
8N3MのMは、母里小学校(もりしょうがっこう)のMです。


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