再度、「大質問館」を読み直してみると、この7ページにわたる「論文」の意味が自分なりに見えてきました。
(内容は省略。2004年6月号でも同様のコメントを載せたようですが、残念ながら読んでいません)
これを読む限り、(あくまで推測ですが)寄せられた質問や意見の多くは「語基論」で解説する本年度の講座に、
「批判的」か「懐疑的」(覚えるべきなのか等)なものが多かった
のではないでしょうか。それも、私を含めた初学者から中級以上の方、さらには日本でこの言語を教える(特にネイティブの)先生方まで幅広い方からあったものと思います。
『・・・とりわけ日本語母語話者にとっては、韓国の学校文法より語基論は多くの点で圧倒的に有利です・・・』
ミニドラマに出てくるマキさんやソグさんの通う「語学堂」では、「語基」は教えないようです。おそらく韓国の学校等で学んだ方には「なじまない」のかもしれません。
『・・・NHKの「ラジオ講座」ではすでに多くの先生方が語基論で何度も講座を担当しておられます。たまたまテレビではこの2005年度が初めてでしたので反応も大きかったようです。・・・』
自分は10月からテキスト買って視ていますが、9月頃にチラッとみて「第Ⅰ語基」とか説明しているテレビ講座を視た時は、
正直「硬い」「文法」「難しい」というマイナスの「イメージ」
がありました。特に「語基」という「名称」がよくありません。
私を含めた初学者にてっては、いかにも学者用語というか文法用語といった感じなこの「名称」が出てきただけで拒否反応を示した視聴者も多かったのではないでしょうか。ひょっとすると、「この言語」と「語基」の関係を、
「中国語」と「漢文(のレ点とか)」の関係と同じと勘違いしている
人もいるのではないかとも思いました(勿論全然違います)
とにかく、監修の野間先生や講師のキム先生が7ページにわたって「語基」について書いた文からは、彼らが我々視聴者への「説明責任」に対する熱心な取り組み姿勢が伝わってきました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
外国語修得へのアプローチはいろいろあります。どれがベストかは人それぞれでしょう。その人の性格や特性、母語(や既に習得している言語)との類似性等で変わります。英語を中心として、世の中には様々な「学習教材」が溢れていますから、その中で自分に一番合ったものを使えばいいのです。
ただ、NHKの語学講座は半年ないし1年は同じ講師ですから、このような事は往々にしてあるのでしょう。唯一、たくさん講座のある英語でさえ満足しない方が多いのですから、他の言語ではなおさらです。
でも、教えている言語は「ひとつ」です。
「こんなアプローチもあるんだ」的に、知識のひとつとして知っておくだけでもそんはないと思います。
日本で生まれた「語基」を、韓国人のキム先生が学び、それを基に我々に教えているということは、少なくとも「語基」がこの言語習得に「プラス」になる「ツール」であることを示しているといっても言い過ぎではないと思います。
とにかく、個人的にはこの講座を毎回楽しみにしています。
ぜひ、ラジオでもいいので来年以降もキム先生(野間先生)の放送があることを期待しています。
(内容は省略。2004年6月号でも同様のコメントを載せたようですが、残念ながら読んでいません)
これを読む限り、(あくまで推測ですが)寄せられた質問や意見の多くは「語基論」で解説する本年度の講座に、
「批判的」か「懐疑的」(覚えるべきなのか等)なものが多かった
のではないでしょうか。それも、私を含めた初学者から中級以上の方、さらには日本でこの言語を教える(特にネイティブの)先生方まで幅広い方からあったものと思います。
『・・・とりわけ日本語母語話者にとっては、韓国の学校文法より語基論は多くの点で圧倒的に有利です・・・』
ミニドラマに出てくるマキさんやソグさんの通う「語学堂」では、「語基」は教えないようです。おそらく韓国の学校等で学んだ方には「なじまない」のかもしれません。
『・・・NHKの「ラジオ講座」ではすでに多くの先生方が語基論で何度も講座を担当しておられます。たまたまテレビではこの2005年度が初めてでしたので反応も大きかったようです。・・・』
自分は10月からテキスト買って視ていますが、9月頃にチラッとみて「第Ⅰ語基」とか説明しているテレビ講座を視た時は、
正直「硬い」「文法」「難しい」というマイナスの「イメージ」
がありました。特に「語基」という「名称」がよくありません。
私を含めた初学者にてっては、いかにも学者用語というか文法用語といった感じなこの「名称」が出てきただけで拒否反応を示した視聴者も多かったのではないでしょうか。ひょっとすると、「この言語」と「語基」の関係を、
「中国語」と「漢文(のレ点とか)」の関係と同じと勘違いしている
人もいるのではないかとも思いました(勿論全然違います)
とにかく、監修の野間先生や講師のキム先生が7ページにわたって「語基」について書いた文からは、彼らが我々視聴者への「説明責任」に対する熱心な取り組み姿勢が伝わってきました。
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外国語修得へのアプローチはいろいろあります。どれがベストかは人それぞれでしょう。その人の性格や特性、母語(や既に習得している言語)との類似性等で変わります。英語を中心として、世の中には様々な「学習教材」が溢れていますから、その中で自分に一番合ったものを使えばいいのです。
ただ、NHKの語学講座は半年ないし1年は同じ講師ですから、このような事は往々にしてあるのでしょう。唯一、たくさん講座のある英語でさえ満足しない方が多いのですから、他の言語ではなおさらです。
でも、教えている言語は「ひとつ」です。
「こんなアプローチもあるんだ」的に、知識のひとつとして知っておくだけでもそんはないと思います。
日本で生まれた「語基」を、韓国人のキム先生が学び、それを基に我々に教えているということは、少なくとも「語基」がこの言語習得に「プラス」になる「ツール」であることを示しているといっても言い過ぎではないと思います。
とにかく、個人的にはこの講座を毎回楽しみにしています。
ぜひ、ラジオでもいいので来年以降もキム先生(野間先生)の放送があることを期待しています。
遅くなりましたが、TB有難うございました。
語基についてのお話、大変興味深く拝見しました。
>でも、教えている言語は「ひとつ」です。
そう!そうなんですよね。やり方はどうであれ、原語は「ひとつ」。
好きなやり方で楽しみながら勉強できたらいいなと思っています。一緒に勉強がんばりましょうね!
さてさて。
で、NHKハングル講座の監修をされている野間先生のサイトで、こちらの記事について、紹介&解説がでていました。もうご存知かもしれませんが、一度ご覧になってはいかがでしょう?
野間先生の「生の声」をうかがうことが出来るサイトですよ!
http://www.tufs.ac.jp/ts/personal/nomahideki/nhktv.htm
ご紹介頂いたサイトはよく知っておりますよ。何せ、貴方のブログをはじめて知ったのは、何を隠そうこのサイトからなんですから・・・。
さて、そのサイトにこのブログが紹介されているなんて、冗談にも程があると思いながらクリックしてみましたら・・・本当ですね、あぁ、はずかしい・・・。
野間先生(及び関係者の皆様)こんなブログの拙い文章にコメント頂きありがとうございます。この場を借りてお礼申し上げます。
でも読んでホッとしたことは、自分の「深読み」が事実でなかったことです。
今思えば、自分が「語基」を「食わず嫌い」にならずにすんだのは、あの倉本さんの××な(××の部分はお好きなワードをどうぞ)ギャグがあったからかもしれません。そして、それを××にフューチャーしていたちびなさんのブログのおかげかもしれませんね。今では「語基」のお陰で勉強も「ゴキ」ゲンです(とうろう「倉本ウィルス」に感染しました)
とにかく、これからもお互い頑張りましょう。(4月からの講座も引き続き見ようとこれで意欲が湧きました)