よもやまカンボジア

カンボジアの日本語学校で起こった不思議な出来事を…。

更新久々!

2006-05-16 19:05:20 | Weblog
ずっと書きためていた記事があったのだが、とにかくインターネットが遅くてこの10日ほどずっとインターネットをしなかった。記事も古くなってしまった。残念。人間、慣れは怖い。私は世界のどこにいても、ほぼ毎日ネット(メールチェック)を欠かさないほうだが、本当にずっとやらなかった。最初は居心地は悪いけど、次第に慣れる。ここカンボジアの生活も同じ。慣れるのはいいことだけど、ある意味怖い。。。

さて、カンボジアは国王(一昨年から変わったシハモニ国王)誕生日の連休で先週末から5連休。去年はみんなよくわからない感じだった(何しろその前の年の10月に突然変わったものだから、2005年のカレンダーには記載されていず、しかも前国王もまだ生存しているので、みんなどんな休みにしていいものかとまどっていた)が、今年はしっかり連休として認識されたようだ。カレンダーもしっかり赤マークなので、こちらも安心して休める(笑)。

日本で働いていたときには、カレンダーの休日(特に祝日)を何ヶ月も前から念入りにチェックし、どこへ行こうかと予定などたてていたものだが、カンボジアはとにかく祝日が多いのと、みんなが祝日を知らないのにびっくりする。カンボジア人にとって祝日はあまり重要でないのか、みんないつ祝日なのか知らないし、休みの日もどうして休みなのか知らない人が多すぎる。だったら休むな~!と私はいいたい。そのほかにはカレンダーが黒なのに、祝日が週末にかかると振替になる休み、公務員だけが休む日、暗黙の了解で連休前後の金曜、月曜は学校が休みなどとにかく休みだらけなのだ。

まあ、でもとにかく今回は休みである。先月の同じ時期に正月だといって1週間休んだばかりで、また連休である。さすがカンボジアだ。それでもこの連休はお正月ほど大切な連休でもないし、先月みんな帰省もしたばかりだし、カンボジア人にとっても微妙な休みに間違いない。学生もちょっと旅行する人もいるけど、大半はプノンペン残留でテレビなどを見ているに違いない。

私はそんなプノンペンを脱出し、タイのバンコクへ逃避行。ひさびさの都会生活を満喫していい休日だった。ああー、マック(マクドナルド)とスタバが懐かしい。ミスタードーナツもあったなあ。プノンペンにマックが来る日はいつだろうか?


タイヤころりん

2006-05-05 11:07:32 | Weblog
引越しをしたら、インターネットも驚異的に遅くなった。友人から画像つきのメールをもらったが、ぜんぜんひらけないほど。ああ、日本の「光」のスピードが懐かしい!!!ネットの速度を速くすると、なんでもたくさん見るらしい。速いからネットを見る時間も減ると思いきや、逆に速いと次のページ、次のページとすすんでいき、ネット利用の合計時間は増えるとか。引越しにともない速度が遅くなったら、たしかにめんどくさくて、私もぜんぜんネットを見なくなった。というか、見るのが苦痛。待ち時間が長くて途中であきらめてしまう。ということでこちらの更新も久しぶりです。。。

今日は車ネタでもう一つ。私がこっちにきてすごい驚いた衝撃の場面。ある日バイクタクシーに乗って、わりと交通量が多い道を走っていたときのこと。対向車線を普通に走っていた車から突然タイヤがひとつはずれ、タイヤが道を転がっていった。あれよあれよと、転がり続け、タイヤははるか遠くまで転がった。

面白かったのはまわりの反応で、大半のバイクや車はその転がっていたタイヤをみんなが一斉によけた。タイヤは道をじぐざぐと200mくらいは進んでいったように思う。沿道の人もみんなその光景を唖然としてボーっと見ていた。その後運転手がどうしたかは知らないが、そのときのタイヤが転がっている光景は忘れられない。カンボジアでもさすがにそれはめずらしいらしく、乗っていたバイクタクシーのドライバーもあんなの初めて見た!と笑って言っていた。人ごとなので、笑えるがもし自分が乗っていた車だと思うとちょっと恐い。それにしても、走っていた車からころころタイヤがとれる場面なんて、一生のうちでそう見ないと思う。本当にギャク漫画のような世界だった。まあ、もう見たくないけど。

カンボジアに来たばかりのころは、ハイエースに30人、いや40人くらい乗っているのを見て唖然とした。タイヤがはずれたのを見たときほどの驚きはないにしても、初めて見たときはこの車だいじょうぶなの?とびっくりしたものだ。ほかにもドライバーのシート意外に隙間がないほどにココナツをつめている車をよく見かける。ほかの野菜も見るけど、なぜかココナツの実満載の車をよく見る。一度、その車からココナツを運び出しているところを見たことがあるのだが、本当にこれでもか!というくらいココナツが入っていた。ちなみに後ろは当然のごとく閉まらず、ひもでしばっていた。

ついこの間は、おんぼろハイエースの上に新品のバイクを20台くらい載せて、普通に走っていた。確実のあのハイエースより上のバイクのほうが高いであろう。乗用車に8人、ハイエースに16人くらいなら、まあいけるか?とカンボジア化してしまった昨今だが、日本ではもちろん違法行為。メーカーはそんなことを想定していないだろう光景がカンボジアでは日常だ。車メーカーの設計者たちはいったいどこらへんまでなら、想定しているのかなとふと思うことがある。