2009年12月26日
長らく御無沙汰でした。
今日は、東北の河北新報の記事をご紹介します。
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今日は、東北の河北新報の記事をご紹介します。
正社員で職場復帰へ
郡山・派遣女性とパナ電工が和解
パナソニック電工(旧松下電工)のショールームで派遣社員として働いていた郡山市の女性(54)が、不当に雇用契約を打ち切られたとして、同社などに職場復帰などを求めた訴訟は25日、福島地裁郡山支部で和解が成立した。
和解内容は(1)女性を電工子会社の正社員とする(2)女性が電工に出向する形で以前の職場に復帰する(3)電工側が和解金を支払う―など。
原告代理人は「全面勝利に近い和解内容。派遣切り訴訟では画期的」と話した。女性は「そもそも派遣労働という存在自体が間違っている。派遣労働の廃絶のために今後も行動する」と述べた。
パナソニック電工広報部は「訴訟になったことが遺憾だった。円満解決できたのは喜ばしい」とコメントした。
訴えによると、女性は1991年2月、パナソニック電工の郡山市のショールームに採用された。当初は正社員だったとみられるが、2カ月後に派遣事業を手掛ける関連会社に転籍させられ、同じショールームに派遣された。昨年8月、別会社への移籍を求められ、期限までに回答しなかったことを理由に雇用を打ち切られた。
河北新報 2009年12月26日土曜日