タガログ語を話す国

約20年前にフィリピンへ移住を夢見て始めましたが
現在は長期旅行をするスタイルにシフトしました

日本製・商船大学

2005-11-29 | ニュース斜め読み
フィリピン人の船員はタイ人と並んで、
評判が良いと以前話しましたね。
ただし、一緒に乗せてはいけないとも。

そんなフィリピンに、競艇でもおなじみの日本郵船が、
商船大学を創るらしいです。

世界2番目の日本郵船の名誉会長が、
わざわざフィリピンに行って地鎮祭を行ったそうなので、
かなり力を入れているんですね。
アロヨ大統領やラモス元大統領が出席しました。

フィリピン人船員は、
人件費も安いですし、それなりの働きはするらしいのですが、
下船が近づくと次回の採用を期待して、
ラスト1週間が一番働くそうです。
商船大学が出来たら是非、
乗船中、変わらず働くように勉強してほしいものです。

あと、船舶電話を数十万円無断使用するのも、
直さないといけませんね。

ギャングの銃撃戦2

2005-11-25 | トンドの話
またトンドで水曜にギャングの銃撃戦があったようです。

前回は銃撃戦の真ん中を帰宅しようと突破を図った、
自転車のトライシクル(なんと呼ぶのかな?)の運転手が、
蜂の巣にされて死にました。

ふつう銃撃戦に遭遇したら、
隠れるとか、逃げるとか、回り道をするとか、
何か策を考えるでしょうに、
中央突破を試みるなんて勇気があるのやら、無謀なのやら、
ちょっと日本では常識はずれですね。

今度は21歳のお母さんと2歳の女の子が、
流れ弾に当たってしまいました。
病院で手当をしてもらい、そのまま帰宅してしまったそうで、
命に別状はないようで、良かったですね。

早速、彼女に国際電話で聞いてみたら、
「当たり前でしょう、病院は高いからね。
帰れたらすぐに帰りたいよ」
だそうで、そういう事が聞きたかったのではないのですが。

「最近のトンドは夜なんてコワイよぅ」
と言っていましたので、
「トンドが怖いのは日本人なら誰でも、
ずーっと前から皆、知っているよ。
日本のテレビで、トンドの怖さは有名だからね」
と返したのですが、
「今まではナイフの怖さ。
今はマシンガーンの怖さ!」
と説明されると平和ボケJJも、
なんとなくその「怖さ」も理解できました。

最低賃金

2005-11-24 | ニュース斜め読み
フィリピン経済開発庁のデニス・アロヨさんの話。

「最低賃金を比べてみると、
フィリピンはアジアの中でも高い水準にあります」

「たとえばマニラでの1日当たりの最低賃金を見ると、
325ぺソ(約640円)です。
同じように各国の1日当たりの最低賃金は、
韓国は約2.200円
シンガポールは約1.520円
ですから、フィリピンより上ですが、
マレーシアは約475円
タイは約373円
中国は約272円
インドネシアは約155円
ベトナムは約145円
などはフィリピンより低い水準です」
(1ドル=110円で計算)

フィリピン政府は、
庶民の低賃金と物価高の問題を、
あまり意識していないようですね。

小春日和のなかで

2005-11-13 | JJ日誌
今朝、庭の手入れをしていたら、
落ち葉の下から水仙の芽が少しだけ、
頭を出しているのに気付きました。

日本の冬は、寒くて花なんか咲かないように思いますが、
その実、夏よりも多いのではないかという程、
沢山の花で賑やかですね。

今年も、冬から春にかけて咲く花の球根を、
新たにいくつか植えはいるのですが、
芽を出したのは昨年から植えっぱなしの水仙です。

基本的に怠け者のJJは、
球根とか多年草が好きです。
一年間、放ったらかしにしておいても、
その季節になると、ちゃんと花を咲かせてくれますからね。

特に花持ちの長い水仙はお気に入りで、
7種類で約60の水仙が植えられています。

でも移住計画では、ちょうど水仙の花が咲く、
1月から3月に掛けてが、フィリピンにいる予定になっていますから、
一番の見ごろに日本に居ないことになりますね。

まだ移住なんて全然具体化していないのに、
小春日和のなか、水仙の芽を見ながら、
そんなことを一人で悩んでいます。

フィリピンパブの支払額

2005-11-12 | お金の話
辞めよう辞めよう思っても、
ついつい通ってしまうフィリピンパブ。
前回、dragonflyさんにそろそろ卒業を言い渡されていたJJですが、
また昨晩も行ってしまいました。

でも最近はフィリピンパブへ行った翌日は、
後悔の念にさいなまれています。

「行ったつもりで、つもり貯金でもしたら」
とdragonflyさんに言われましたが、
今までどのくらいフィリピンパブで使ったのでしょう。

毎週行かれる方や、週何度も行かれる方、
中には連日記録を更新中の豪の方も居たりして。
でもJJは、それ程頻繁には行きません。
月に数回といったところでしょうか。

その月によって違いますが6~12万円が、
毎月お店の支払いへと消えていきます。
年間にすると大体100万円は越すでしょう。

フィリピンパブ通いも、もうかれこれ6年になりますから、
トータルで600万円強になってしまいますね。
「よくもまぁ、使ったな」って感じです。

このほかに同伴のデート代・アフター代、
各種プレゼントなどを、タレントさんに入れあげていますから、
フィリピン絡みは国内の計算だけでも、
1000万円弱ということになってしまいますね。

「よくまぁ、それだけのお金を持っていたものだ」
と自分自身でも感心しちゃいます。
(なんだか他人事のよう・・・
使っちゃったお金は戻ってきませんものね)

毎週とか連日の方は大変ですね。
まあ、フィリピンパブに通うような人は、
それなりの覚悟と余裕のある人でしょうから、
自分の心配だけしていれば良いのでしょうが。

でもJJの場合は、改めて「1000万円弱」と考えると、
やはりそろそろ潮時・・・
卒業時期なのでしょうね。

・・・・でもやっぱり、ちょっぴり寂しい

ビレッジ内の犯行?

2005-11-10 | ニュース斜め読み
また日本人男性が殺されてしまいました。

3日深夜の2時にマニラのラスピニャス市にある自宅へ、
フィリピン人の奥さんとバイクに二人乗りをして帰宅した男性が、
彼を狙って待ち伏せしていた男の4人組に、
自宅前の路上で射殺されました。

フィリピン移住を夢見ているJJには、
うちの奥さんに知れると非常にヤバイ内容です。

玄関の外では2人の娘さんがお父さんの待っていましたが、
娘さんや奥さんは無事だったそうです。

深夜の帰宅というのがまずかったのでしょうが、
飲食店を経営されていますから、
お店が終わっての帰宅だったのでしょう。

犯人は強盗をしたとは聞いていませんから、
飲食店の経営を巡ってのイザコザが原因でしょうか。
それとも今年までやっていたという、
フィリピン人タレントさんを日本へ送り込む、
芸能人の派遣業のトラブルでしょうか。
10年もフィリピンに住まわれている男性なのに、
こんな目にあって、お気の毒です。
犯人の目的はいったい何だったのでしょう。

被害者の日本人男性の自宅がある所は、
住宅街全体が塀で囲まれていると書かれていましたから、
たぶん警備員を常駐させて入場制限をしているビレッジだったのでしょう。
それでも犯人の4人組は、車に乗ってやすやすと逃げて行ったそうです。
最近はビレッジの入り口を開放して、
住民以外の車も通行させていると聞いていますから、
犯人の入場と脱出が容易だったのは、そのせいでしょうか。

ラスピニャスのビレッジは多くの日本人が住んでいて、
それなりのビレッジなのかと思っていましたが、
やはり移住には、もう少しランクが上のビレッジの方がよさそうです。

ところで、お父さんを待っていたにせよ、
深夜2時なのに自宅前に居た子供たちは、
日本の常識では考えられませんね。
おかげで悲惨な現場を見ることになってしまいました。

治安-フィリピンと比べて

2005-11-07 | あちらの話
よくフィリピンは治安が悪いと言いますが、
本当に日本よりも危険なのでしょうか。
過剰な日本のマスコミ報道で、
誤解している部分も多いかもしれませんね。

そこで国連の2000年調査のデーターを基に、
日本とフィリピンを両方同じ人口数で割り当てています。
題して「もし両国がそれぞれ10万人の街だったら」です。

殺人事件
日本街 0.5件  フィリピン街 7.95件 
(フィリピン街は日本街の悪倍率-15.9倍)

強盗事件
日本街 4.07件  フィリピン街 7.78件 
(フィリピン街は日本街の悪倍率-1.9倍)

強姦事件
日本街 1.78件  フィリピン街 4.06件 
(フィリピン街は日本街の悪倍率-2.3倍)

麻薬事件
日本街 22.24件  フィリピン街 ?件 
(:データーがありません)

贈収賄事件
日本街 0.08件  フィリピン街 ?件 
(:データーがありません)

怖い結果ですね。
殺人事件は日本の16倍ですって。
なにしろ銃の所持が許されていますから、
傷害事件まで入れると、すごい倍率になるかもしれません。
(所持には各種の免許制度があります)

強盗事件は日本の2倍。
ちょっと「?」っていう感じです。
だって以前んだフィリピンのアンケートには、
「過去に家族が強盗に襲われたことのある人」
という質問に、10人に2人は、
「ある」と答えたと出ていました。
10人家族として20.000件になってしまいますね。
すごい数字ですが、有り得るかなって思っちゃいます。

強姦事件は結構、罪が重いらしいですから、
日本の2倍に止まっているのでしょう。
お隣、韓国は日本の7.3倍ですから、
フィリピンの2倍は、大変良い数字です。

麻薬事件はデーターがありません。
それがかえって真実味を増しています。
警察が押収した麻薬を横流ししたりしていますから、
国連も、はっきりとした数字を掴めなかったのでしょう。
ちなみに、タイ街は428.92件です。
タイもフィリピン同様、捕まったら罪が重いそうです。
(お金を払えば軽くなります。
いっぱい払うと無罪になって、・・・そのまま帰れます)

贈収賄事件もデーターがありません。
でもアメリカの議員が、
「汚職に関してはフィリピンが世界一!」
と言ったとか言わなかったとかで、
フィリピンの国会で騒いでいましたから、
まあ、そういう事なのでしょう。



付録----
ところで反日韓国はどうなのさ!
というお暇な時間のある方は、
JJのさすらい日記」へどうぞ。
今日はこことまったく同じ形式でやっています。

フィリピン北方線の復活計画

2005-11-05 | ニュース斜め読み
最近は中国が各国への経済活動を活発にしていますが、
フィリピンにも中国の援助が増えているようです。

資金不足により長い年月工事がストップしていた、
廃線となっていたフィリピン国鉄の北方線の復活計画は、
中国からの莫大な支援を受けられることで、
着工も間近と期待されていました。

復活計画は第一区画工事で、
首都圏カロオカン市からブラカン州マロロス市までの32キロ。
5億ドルかかる工事費は、
当事者フィリピンが1億ドルなのに対し、
中国が4億ドルも負担してくれると云う好条件です。

続く第二区画工事では、
さらに延長してパンパンガ州のクラーク旧米空軍基地までの45キロが計画されています。
こちらにも中国が10億ドルを融資してくれることになっています。

ところがフィリピンでは、
線路内に暮らす違法居住者(スクワッター)が沢山います。
日本のテレビや本などでも、おなじみの風景ですね。
この住民らが立ち退きを拒んでいることで、
鉄道建設事業の障害となっています。

基本的にスクワッターは、掘っ立て小屋が建てられれば、
空き地に限らず川の上だろうが、海の上だろうが、
道路の下でもどこでも潜り込んで生活しています。

フィリピン政府の対策として、
スクワッターに格安の移住先を提供するなどしていますが、
仕事がないので首都圏へ職探しに出てきて、
今だ職がない人達ですからその格安も払えず、
再び戻ってくる、という状態を繰り返しています。

さらに白でも黒と主張する国民性も持っていますので、
人権団体などが支援運動を活発に展開して、
違法住居の撤去作業の妨害などを起こしています。
その為になおさら工事ができない状態です。

アメリカ映画の西部開拓ではありませんが、
鉄道が通れば流通や人の動きが活性化されます。
貧乏なゆえに鉄道が必要で、
貧乏なゆえにその工事ができない。
そんな時代がフィリピンではまだまだ続きそうです。

裏ビデオ

2005-11-04 | JJ日誌
家族にも内緒でJJの部屋に隠してあるものは、
フィリピンに帰った彼女からの預かりものの、
ブーツやパジャマ・コートばかりではありません。
それがあるが為に、
今は死ぬに死ねない状況にあります。
それは大量の裏ビデオなんです。

以前に会社を辞めた後輩が、
一緒に住んでいたアパートも引き払いました。

その時、彼が頼んできたことが、
「JJさん、ダンボール一箱なんだけれども、
荷物を預かって貰えません?」
ということで、二つ返事で引き受けてあげました。

数日後、事務所に届いたダンボール箱、
開けてみたらば中身は全部裏ビデオだったんです。
その数58本。
物が物だけに事務所に置いとく訳にいかず、
自宅に郵送して、JJの部屋の奥深くに隠しいれました。

この後輩、たまには連絡してきますが、
「もうちょっとだけ預かってくださいよー。
ダメなら適当に処分してください」
なんて無責任なことを云って依然、住所不定なんです。

友人に相談したら、
「そんな物、そこらに捨てて何かあったら、
誰だ誰だで大騒ぎになるよ」
「ネットで販売してみたら?」
「それで捕まったら、犯罪者だね」
「そうじゃなくても、何かの事情で家宅捜査でもされたら、
JJは立派な変質者だね」
と大変うれしいコメントばかりです。

そんなわけで後輩の気が変わって、
取りに来てくれるまでは死ぬに死ねません。

えっ?
裏ビデオ、見たかですって。
あんなもの3本も見れば、うんざりしますよ。
普通の人はね

お詫びとお知らせ

2005-11-03 | JJ日誌
あと2話で100と言うところなのですが、
う~ん、どうもギブアップです。

フィリピンに関連した事ばかりを、
98話まで載せてきましたが、
話のネタが見当たらなくなってきました。

思えばフィリピンとほとんど係わり合いのない、
日本に暮らしているわけですから、
そうそう話があるわけでは、ありませんよね。
現地にお住まいの方が、羨ましい限りです。

そもそもタイトルが、「タガログ語を話す国」ですから、
どーしても、フィリピンに関連した事を!と、
頑張ってきましたが、100話を目前にして話題の限界にきました。

幸いにもう一つのブログ「JJのさすらい日記」が、
日記ではなく国際情勢とかニュースばかり扱う、
ブログのようになってしまいましたので、
明日からこちらのブログでは、
私生活で面白そうなことを載せてみます。

タイトルで興味を持たれて来ていただいた方には、
大変申し訳ありません。

もちろんフィリピン関係も織り交ぜていきますので、
「JJがフィリピンに移住できるまでの日記」と思って、
今後もお付合いください。