プーチン・トランプ両大統領が会談 ハンブルクG20サミットに合わせ【写真・動画】
2017年07月07日 23:15 SPUTNIK
これはプーチン大統領とトランプ大統領の初めての顔合わせ。今までは電話協議のみだった。
会談にはラブロフ外相とティラーソン米国務長官、通訳者も出席している。
露米首脳会談は、拡大されたフォーマットで進められている。
7日朝、サミットの会場ではすでにラブロフ外相とティラーソン長官が1時間にわたり会談していた。
議題の重要なテーマにはシリア、ウクライナ、朝鮮半島情勢、2国間関係の問題がある。
会談の冒頭、プーチン大統領は「お会いできて大変嬉しい」と述べた。トランプ大統領は、プーチン大統領と会談できて光栄だと述べ
た。トランプ大統領はさらに、ロシアと米国を「前向きなことが待っている」と表明した。
露米首脳会談を取り巻く大きな関心にもかかわらず、プーチン大統領とトランプ大統領は会談中、記者団からの質問への回答を控え
た。
記者団の骨折りに両大統領と外交担当閣僚は笑みを浮かべた。記者団が退出し、会談は非公開で続行された。
会談はもう一時間以上続いている。先の報道によると、殆ど2時間に達している。
これより前、ロシア政権はハンブルグのG20サミットのフィールドで行われる露米両首脳の初会談で実務対話が確立され、これが「危
機的に多い」問題および紛争の解決につながるものと期待しているとペスコフ大統領府公式報道官が明らかにした。
また、ティラーソン米国務長官は米上院の公聴会で「我々はロシアとの間に大きな問題を抱えている。両国関係は記録的に低い水準
にあり、さらに悪化の一途をたどっている。我々の目的は対話を安定化させることだ」と語った。「我々は、我々が関心を持つ分野でロ
シアとの実務関係を復旧させるための土台作りを進めている。」と述べた。
米ロ、シリア南西部での停戦に合意
2017 年 7 月 8 日 02:26 JST THE WALL STREET JOURNAL
ロシアのウラジーミル・プーチン大統領とドナルド・トランプ米大統領はこの日、ドイツで開幕した20カ国・地域(G20)首脳会議に合わ
せて初会談した。
米ロはこのところひそかに会合を開き、シリア南西部に緩衝地帯を設ける計画を協議していた。これによりシリア政府軍と反体制派を
分離し、内戦を終結させたい考えだ。
関係者らは、初めて緩衝地帯を設定することで武力衝突が減り、米ロがシリアのその他地域にも同様の地帯を設けることができると
期待している。
停戦合意はシリア時間9日正午(日本時間同日午後6時)に発効する。
President Trump and Vladimir Putin meet face-to-face (初顔合わせ)