ACL 浦和ーチェジュ戦で乱闘騒ぎ 連盟が調査へ
6月1日 4時20分 NHKニュース
31日夜に行われたACL=アジアチャンピオンズリーグの浦和レッズと韓国のチェジュとの試合で、両チームによる乱闘
騒ぎがあり、アジアサッカー連盟は事実関係を確認したうえで処分などを検討することにしています。
ACLは31日夜、埼玉スタジアムで決勝トーナメント1回戦の第2戦が行われ、ホームのレッズが韓国のチェジュに勝っ
て、準々決勝に進みました。
この試合の延長終了間際、レッズのコーナーキックからのプレーをめぐり、両チームの選手がもみ合いとなり、ベンチに
いたチェジュの選手がグラウンドに走り込んでレッズの選手に飛びかかるなど、両チームの選手による乱闘騒ぎとなりま
した。
いったんは収まり、試合は終わりましたが、その後もチェジュの一部の選手がレッズの槙野智章選手を追いかけ回すな
どしたため、グラウンド内は一時騒然となりました。
この騒ぎでチェジュの選手2人がレッドカードを受け、退場処分となりました。
試合後、チェジュのチョ・スンファン監督は「ベンチ前でレッズ側からわれわれを刺激する行為があった」と述べた一方
で、槙野選手は「相手が乱闘をしかけてきた」と話しています。
試合を主催するアジアサッカー連盟は、映像を見返すなどして乱闘に至った経緯などを確認し、関係者の処分などを検
討することにしています。