東日本大震災が起きた東北地方の沿岸部で、停電で下がりっぱなしになった踏切の遮断機が、各地で渋滞を引き起こしていたことが、読売新聞の被災者らへの取材で分かりました。
中には、100メートル以上の車列が津波にのまれた深刻なケースも発生。南海トラフ巨大地震の津波被害が想定される太平洋沿岸でも、多くの鉄道が海沿いを走ることから、自治体が鉄道会社と対策を協議する動きも出ているそうです。
鉄道各社によると、「踏切は安全を優先し、停電時には原則、遮断機が下りる設計になっている。」とのこと。
遮断機のある踏切は、岩手、宮城、福島3県の沿岸部に計約500か所。住民らへの取材から、このうち少なくともJR大船渡線、仙石線など5路線11か所で、避難者や車が足止めされていたことが確認されました。震災直後に大規模停電が起きたことから、各地で踏切前の渋滞が多発したとみられ、複数の地域で問題視する声が上がっています。
これまで地震避難時には、徒歩・自転車が原則とされていましたが、避難場所が遠隔地の場合や、津波到来まで一刻の猶予を争う場合には、一部、自動車の利用をみとめるべきではないか?という意見も増えてきています。(2次被害は防ぐべきですが)地震発生後には、電車そのものも緊急停止あるいは徐行運転するケースが多いのも確か。「震災時には踏切が開かないかもしれない」と頭の片隅にとどめておいて下さい。
こんなアイテムも 車用の緊急脱出ハンマー (外部リンク 地震防災ネット提供 http://jisinbousai.net/ )
中には、100メートル以上の車列が津波にのまれた深刻なケースも発生。南海トラフ巨大地震の津波被害が想定される太平洋沿岸でも、多くの鉄道が海沿いを走ることから、自治体が鉄道会社と対策を協議する動きも出ているそうです。
鉄道各社によると、「踏切は安全を優先し、停電時には原則、遮断機が下りる設計になっている。」とのこと。
遮断機のある踏切は、岩手、宮城、福島3県の沿岸部に計約500か所。住民らへの取材から、このうち少なくともJR大船渡線、仙石線など5路線11か所で、避難者や車が足止めされていたことが確認されました。震災直後に大規模停電が起きたことから、各地で踏切前の渋滞が多発したとみられ、複数の地域で問題視する声が上がっています。
これまで地震避難時には、徒歩・自転車が原則とされていましたが、避難場所が遠隔地の場合や、津波到来まで一刻の猶予を争う場合には、一部、自動車の利用をみとめるべきではないか?という意見も増えてきています。(2次被害は防ぐべきですが)地震発生後には、電車そのものも緊急停止あるいは徐行運転するケースが多いのも確か。「震災時には踏切が開かないかもしれない」と頭の片隅にとどめておいて下さい。
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