Peanut scale.....fly above the rest!

伝説のピーナッツ・スケール
原始的?もしかしてハイテク?な、ゴム動力スケールモデル

14 bis No.1

2024-02-07 | PEANUT SCALE MODELS




2024年は波乱の幕開けでした。巨大地震、航空機事故、そして友人の死、やりきれない失望感いっぱいの1月でした。

気を取り直して2月、少しは気分的に和らいで来ましたのでピーナッツも再開します。





何年も前、正確には2017年6月17日ですからもう7年になりますか・・・「次期戦闘機」として図面と使用するバルサを準備し記念に撮った写真です。しかしこれは始動せず!まあそんなことは何度もございます。一夜明け起床と共に熱も冷め何事も無かった様に忘れてしまう事なんか星の数ほど。それでも完全に忘れ去ることは無くてそんな図面ばかりを収容するファイルが存在したりします、この「製作予備軍」の数は思うように減っていきません。また何かの拍子に思い出して突然スイッチが入ることもありますから・・・

時は流れて・・・いやそんなには流れてません、半年後に偶然見つけた14ビスの三面図で点火!「試しにちょっと胴体だけでも・・・」という軽い気分で始めました、しかしそんな時は必ず挫折します。何かにぶつかる度に情熱は薄れ「まあそんなに急ぐ必要もないし」なんて考え出すと自然消滅するか途中で箪笥の肥やしになるか・・・

それでも今回は頑張っております!今2024年ですぞ。構想から6年近く経っても苦しみながら?(それが楽しみだと承知はしていますが)最終段階を迎えています、もうこれで燃え尽きそうなラストスパートです。後から作り始めた機体に何度も追い抜かれ引き出しの片隅でホコリを被って放置されてきましたがやっと日の目を見ることが出来るのでしょうか。

今年中には何とか飛ばしてみたい・・・





半年後の製作図面は変わっています!
多くの実機写真を集めました。一体14ビスは何機作られたのか?それとも日々の改良でどんどん変貌していったのか?
そのあたりはサントスさんに聞かないと解らない程の七変化なのであります。





コックピットのバスケットから前部は搬送の都合で取り外せるようになっています、その先尾翼を含めた前半部分はそんなに変更された箇所は見当たりません。前部のそりが1本では弱かったのか両側から支えられて3本になったり操縦策の取り回しが変更になったりした形跡はあります。主翼を含めた後半部分はかなり大胆に変更が加えられエンジン上部の変更やラジエターの追加、主翼平面形の変更や追加の補助翼や翼端スキッド等の変更が見られます。
どんどん変化していく機体を見てどこかでキリをつけないといけない当時の図面を描いた人も大変だったと想像します。三面図と実機写真が部分的に違っているところは多々ありますがそんな状況ですから致し方ありません。
ピーナッツ・ビルダーが最初に出会う14ビスはラリー・クルスさんの図面だと思います。作りやすくシンプルな14ビスになっていますが致命的な間違いもあり実機とはかなり違います。これはこれで14ビスの雰囲気は出ていますが・・・





今回製作に使用した三面図はいかにも?という作図ですがこれも詳細に写真と照らし合わせていくとおかしな箇所が随分出てきます。それでも実機に限りなく近いという事を信じ写真と見比べて修正しながら進めていくことにしました。





胴体が完成しても不可思議な個所が出てきます。何処かで修正しないといけないわけですが、写真が無い部分は勝手な「想像の域」に入ることもあります。





この最後尾は色々な写真を眺めてみるともっと緩やかに細くなっているものもあり途中で変更されています。
そこで最終的にはもう1本胴体を製作してみることにしました、いつもの事です。





全体のイメージとしてはこんな感じ・・・と納得できればもうそれ以上悪あがきはしないことにします。


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