2009年5月6日記
いまさら、書いてなかった1月の映画メモをー。
今回は試しに点数付き。ノーカントリーは最初8点にしてたけど、もう一回見たいし、好きで影響受けそうなので、やっぱり9点にアップ。
【映画館】
★おくりびと(1月)
おもしろかった、と。そんだけでもいいやね。10点
【DVDなど/ 初見=● 再見=○】
●ノーカントリー No country for oldman(DVD・1月
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この殺し屋(真ん中の人)すごく怖いの、緊張!そんで髪型が変なの。こわ! 9点
映画としては「だからなにコレ?」っていうかんじの方も多いと思うけど、おもしろかったです。
緊張させるって、こういうことだなーと。その手法の分析のためだけにもう一回見たい。
話は最終的にどうなの?と思うんですが、オールドマンはいらないだろうぐらいの勢いで話さえほ放っぽって途中の緊張に価値を見いだす。途中で出てくる奴らとの、強さの比較のしかたも好き。
追われる側の男とその妻の信頼っぷりもすごくかっこいいんですけど、結果的に良い妻・信頼関係のある夫婦が幸せに天寿を全うできるわけじゃないんだなーと思ったり。文句ばかりの悪妻だったら、男はこの事件に首をつっこまずにすんだかも…。
でも、そういう妻を選ぶ男ならそもそも事件と一切かかわらない場所で生きていたろうと思えば、ただその性格をもって生きているというだけで全部必然でつながってしまうのかな。
●ゼア・ウィル・ビー・ブラッド(DVD・1月)
映画の出来にかかわらず、こういう作りの映画が苦手なので 8点 効果音が不可解…
うーん…個人的に…私のなかでは在りようが邦画「誰も知らない(9点)」にちかい。
困るよ、みたいな。
こういう、ずっと経過を映し続けてその落とし所がないまま、観客に渡され終わってしまうという形が、私はとても苦手なのです。悪いとか嫌いとかじゃなく、どうしていいかわからなくて困惑するのです。
で、まあ、つまりは、あまり好きじゃないってことなんでしょう、その出来の良しあしに関わらず。
母はわりと気に入ってたようです。
○ダークナイト(DVD・1月)
大好き!10点 しかし、対高齢者 1点(父母寝てた)
3度目のダークナイト。大好きなダークナイト。父母と見たわけですが…
こういう状況下だと、この映画、かなりキツイ。あれだけガッチリしたつくりも、やっぱり薄っぺらい感じがしたりするんだなあ、と大層複雑な気持ちです。
見る人間・状況によって見え方が違う(多角度)というのはこういう事かと改めて衝撃を受けたり
はたまた、母は登場人物相関や状況把握が追いつかなくて。
まだ何も把握してない状態で速いテンポで重要な伏線やせりふを入れて「2度見ればわかる、すべて入っている」という作りも、考えものかもしれないと思ったり(自分も漫画でやりがちで、考えちゃうな…)。時間も長いかも。
テレビ画面が小さくて、暗くて、見る環境もとても悪かったんですが。
好きなだけに父母に面白く思ってもらえなかったのがすごく残念だったけど、これまた「すべての人間を心酔させる、すべての人間に評価される作品なんかない」と改めて感じたのは大きかったかもしれない。
そうして、やっぱりこの映画がすきですよ。
●ザ・ニュースペーパー/ワールドワイドワイドニュース(DVD・1月)
小泉をやってる人は飛びぬけてうまいなあ、オバマやっても雰囲気でした。6点
これを見て以来、石破元防衛大臣をみると戦闘機に乗って「ぶ~ん」といってるこのビデオを思い出しちゃうんでした。はは。練れてない企画が多いんですが、いくつかおもしろくて笑っちゃった。
○コロンボvol.13「自縛の紐」(DVD・1月)
●悪夢探偵(DVD・1月)
■下二つはまた機会があったら追記を。
■2,3,4月は、一本も劇場映画&DVDを見なかったのでした。
その時期の自分の心の余裕のなさがうかがえました。結構顕著にでるものなんだな。
■いまmixiの『映画をひとことで語り点数をつける会』というコミュにはいっているのですが。
そこの映画別スレッドがおもしろくて参考になっているので、試しにやってみました。
コミュでは、一つの映画に色んな人が色んな理由で色んな点数をつけて一言を添えてるんですが、「点数分布と意見の傾向」でその映画の出来や自分の好みに合ってるかがよくわかるんです。
私ひとりが点数をつけていても、そういう見方はできないですが、
でも私の付け方の癖がでてくるようになれば、それはそれでわかりやすいかな、と。
あと、文章と点数の落差も参考になるかも。
本当は一言だとすっきりするんですけど、下にもずらずらと。