隊員NO.1いぶです!!
9月10日(火)12時40分からの約2時間あまり、大聖寺下屋敷町にある
「らくやき体験工房 翠雲窯」でらくやき体験にチャレンジしました。
講師は、「翠雲窯」のご主人・荒木実さんです。
2週にわたるらくやき体験。今回は作品の成形およびけずり作業の工程です。
「さぁ、何を作ろうかな?」とみんなで頭をひねりましたが、ゆかぴが茶碗を、そして
残りの6人は大皿を作ることにしました。
荒木さんは、ご親切にも、わたしたちの顧問の先生の粘土も用意して下さいました。
なのに顧問の先生は「いや、やめときます。写真を撮らなくてはいけません」って、
断ってしまいました。わたしたちが「先生も作ってください!」って後押ししても、
「いや、オレ不器用やし、失敗するとみんなに笑われる」なんて言って取り合いません。
「先生!何事もチャレンジ精神が大事ですよ!やれば、できる!」
さて、大皿を作るには、粘土がろくろにくっつかないようにまず紙を敷いて、粘土を
延ばしていきます。あとで、皿の裏側に高台をつくるので、厚さ15mmぐらいが適当だと
荒木さんが教えてくださいました。粘土の手触りがとっても気持ち良かったです。
縁をお皿の形に整えていきます。焼いたときに割れたりしないように厚さ8mmくらいに
整えます。すると、だんだんお皿の形になってきました。「うれしい~!!」
ゆかぴの作品もすっかり茶碗らしくなってきましたよ。
縁の高さを調整したあとは、裏返して、高台づくりです。荒木さんがとっても丁寧に
ご指導下さいました。
成形したあと、しばらく天日で干したら、今度はけずり作業です。「らくやきでは
このけずり作業がとっても重要なのですよ。」と荒木さんはおっしゃっていました。
あっという間の2時間。本当に楽しく作業ができました。
作業が終わった頃に、顧問の先生が「オレもやればよかったかなぁ」なんて言ってます。
「ほら、先生。さっき、あれほど『やれば』って、いったでしょ!」
荒木さん、やさしくご指導いただき、本当にありがとうございました。来週の絵付け作業や
焼き入れの際もどうかよろしくお願いします。