品質管理

2006-09-05 22:24:06 | 仕事のこと、会社のこと
インドの人は人を待たせるのは平気でも、
人のことは決して待たない。
そんなことでいらいらしてたらここでは生きていけませんが、ちょっと言いたい。

この間来られたバイヤーさんとのやり取りを思い出す。
送られてきた商品の色が、指示した色と違うことを指摘したら
「ジャイプールの天気は毎日変わるから、染物の色だってそれくらいは変わる」みたいな開き直り発言うちの社長がしたそう。
そのこと自体は済んでしまったことみたいなんだけど、あえて掘り返して注意していた。
社長は不適切な発言だったことを認め、謝罪の言葉も言ったけど、
それでもまだ、時間が短かったこと、1回目と2回目の注文ではその色だったのに3回目で変更になり混乱したことなど、言い訳をしていた。

時間が短かろうと、3回目の変更だろうと、注文に正しく答えるのが仕事。そういうことを言い訳にするのを日本人はすごく嫌がる。
品質管理に対していい加減に考えているとみなされることは、この上ないマイナスイメージであることを、インドの人にわかってもらうのは難しい。日本とインドが仕事をするとき、そこがネックになるのではないかと思った。
もちろん国にかかわらず、衣料品にかかわらず、すべての仕事でこの点は大事なんだとも思うけど。

インドの人はけっこう簡単に謝る。
それで、わかってくれたんだ~と思って安心したらダメ。
大抵は謝っているだけ。直そうという意識がない。
何でも安請合いするけど、結局できなくて謝って終了、って言うパターンが多い。そもそもできる見込みがないことまで引き受ける。

一くくりにして評価するのはよくないのはわかっている。
でも、15年も日本を相手に商売をしてきた社長がそんなことを言っているのを聞いて思った。考え方の違いは大きい。
のんびりして気にしない気にしないって感じの雰囲気を変えろとは言わないけど、せめて仕事の場面でどう振舞ったら得か、どういう振る舞いはするべきではないか、そのことはインドの人に気付いてほしいなと思った。

今日お昼のあとすぐサンプル制作室に行ったら、スチットラさんはじめ、おばちゃんたちがみんな寝ていた。
ビーズを縫い付けたりするとき、机の上だと転がっていってしまうから、普段から床にマットを敷いてその上で作業をしてるんだけど、そのマットの上で、みんな仲良く昼寝してた。
んで、こっそり近づいて、添い寝w。

ヒンディー語だから何言ってるかは分からないけど、いつも楽しそうに話しながら作業してて、いい職場だなと思う。
家族のこととか、夕飯なに作るかとか、話してるらしいですよ☆。
明日も昼寝しに行こっかな~♪。

プシュカルの写真をうpしたよ。山の頂上にお寺!

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
大阪に帰って (りり)
2006-09-06 13:16:25
まだ3日しかたってないのにもっと前から

大阪に居る気分



今月から毎月国試のプレ模試みたいなのがあるから国試の勉強しなきゃいけない

もう国試が近づいてきてるんだなぁ



と実感しつつ・・がんばらないとね



インドの人そんなに適当なのにいままでちゃんとビジネスがなりたってきたのに驚き

日本バイヤーももうこことは契約しないとか打ち切りになったり

しなかったんだねぇ~



文化を教えあって遊んで楽しそう

いいじゃないですかぁ
Unknown (きょうちゃん)
2006-09-07 18:54:04
こっ国試

ちょっと現実に戻るわ



うちの会社は割ときっちりしてて、そこまで問題はないみたい。

ボスが恐いし

でも仕事以外のところで結構テキトー

あと、インドのアイセックの人々がテキトー

何があってもイライラしな~いっていうタフさが要求されます.

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