光と風の世界3

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姫路ジャズフェスティバル

2008-05-18 | 音楽

毎年恒例の姫路ジャズフェスティバルが始まりました。

今日は初日で18:00からクリニックを行うということでしたので、出かけてきました。

最初のバンドクリニックに登場したのは岡山大SSJO(Swinging Society Jazz Orchestra)でしたが、今日は普段着で明るい服が多く、いつもの黒っぽいスーツと違うのと、殆んどが女性だったので、去年とは随分イメージが違いました。開始時点で会場に詰め掛けた人の1/3がセーラー服のそう、高砂のジャズバンの子でした。一般の人は少ないです。

やはり、相当な音楽好き、ジャズ好きな人も前日のバンドクリニックの面白さは、なかなか知られてないようで、もったいないことですね~。この守屋純子スペシャル・セクステットのメンバーが究極のワンポイント・サジェッションであっという間にバンドの音が変わる、生き生きした音になるってことを体験できる、見れるというのは貴重なものだと思うのです。ぜひこのクリニックを見に来て欲しいものです。入場無料という破格のサービスなので、来年はもっと人が増えて欲しいものです。

岡大SSJOの人たちは相当に緊張してたらしく、講師を前にした初回演奏ではかなり失敗やミスがあったようなんですが、その後のアドバイスはリズムパートが中心になりました。なぜかテンポはおかしくないのに突っ込んだようなすべってるような早く感じると言われた演奏が2拍、4拍目を意識して(特にGt)演奏したところがらりと演奏が変わったのには、本当に目から鱗って感じの変わりようで、今夜もまた講師の方々のポイントの鋭さに敬服の瞬間でした。

また、意識させたり、合わせるということをやる時に、昨年もそうでしたがテンポを極端に落としてやらせるというのが効果的なようです。テンポを変えると必然的にいつものようなことは出来ず、各人が一音一音を意識するため変えようとしたことがすっとできるようになるみたいです。

ソロ演奏の時にはリズム隊が支えるのは当然ですが、ソロの演奏に応じてPfやDsが合いの手を入れるのがより良い演奏になるということでした。そのためにも、自分の楽譜だけできれば良いのではなく、みんなの音に注意を払っているべきだということでした。

その後のパート別クリニックで聞いたSaxの近藤和彦さんが説明されてたのは、Big Bandは吹奏楽隊とは違って、楽譜どおりやるだけではなく、コンボやる気持ちで人が多く集まったのがBig Bandという意識を持ってやって欲しいそうです。

明日は午前中10:30から演奏が始まります。

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