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無意識の偏見

2018-12-16 11:40:06 | 日記

昨夜のニュースでこのような事が放送された。

セクハラとかパワハラとかいう以前に無意識の偏見が存在すると。

 

著名な評論家、大学の教授その他セクハラ・パワハラとたたかうNPO法人関係者が述べている。

 

昨今、セクハラに始まりパワハラ、アカハラなどなんでもハラスメントになり得る。

それもハラスメントを受けたと主張するだけで加害者が誕生する。

 

無意識の偏見についてある女史は大手建設会社に就職し建設現場に派遣された。

男ばかりに社会。

女性だから周りに花を植えて世話をしてほしいといわれたそうだ。

女だから誰でも花が好きで花の世話が得意とは限らないと息巻いていた。

それならそうとひとこと言えば済むと思うが・・・。

そういう時代でなかったということか。

それを言った男にしても難しいことを言ったわけでないと思うが。

それを今は無意識の偏見と言うそうだ。

女だからという偏見が底にあると。

 

では女ばかりの中で男が一人存在した場合男だからといって力仕事をさせられることはないだろうか。

それも逆の意味で偏見では。

 

こんなのもあった。

若い者から見て中高年は今どきのIT関連の業務などできないだろうと。

それも偏見だそうだ。

中高年だって立派にスマホ・PCを使いこなすものはいる。

逆に若い人間でもできない者はできない。

世の中とはそういうものだろう。

今般の臨時国会でセキュリティー担当大臣に野党からPCを使えるかと質問が飛んだ。

まあ、こんな質問がイカなものかと失笑したが。

 

自分に置き換えて言うなら、現職中にシステムを担当していた。

会社の方針で別会社に業務が移行された。

その後引き継いだ中に女性がいた。

度々私のところに捜査の仕方や考え方など問い合わせに見えた。

自分の知っている範囲で可能な限り答えた。

相手が女性だからなど微塵も感じなかった。

 

こちらからああだこうだということは一度もなかった。

言ってみれば来るもの拒まずだった。

 

机を並べて似たような業務をする年上の男がいた。

判らないことは私に聞きに来た。

取りあえずわかりやすく教えた。

だが、時を経ず同じことを聞きに来る回数が増えた。

あるとき、聞いたことをメモするように言った。

その時は素直に書き取っていたが懲りずに同じことの繰り返しだ。

 

さすがにいい加減にしなさいと言ってしまったが。

 

多かれ少なかれ、意識するかどうかはともかく偏見はあるだろう。

この世の中偏見の塊であろう。

 

ドラマが好きでよく見るが決まってセクハラが出てくる。

先の建設現場じゃないが、女性を意識せず男と思って接したらどうなるか?

その当時はセクハラなど存在しなかっただろうか?

今であれば立派にセクハラだと声を大にするだろう。

 

まったくやりずらいというか生きずらい世の中だ。

現役サラリーマン管理職のぼやきも分かるな。

何かにつけてセクハラだパワハラだといい募られたら仕事を支持することも不可能だ。

 

幸い、男ばかりの職場で退職したからまあ、良しとするか。

 


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