いつもうつむいて歩いているので、桜が咲いていることに気が付かない池田です。
水たまりに散った桜の花びらを見つけて「ああ、そうか、桜が咲いていたのかあ・・・」なんてね、そんなですよ、僕の人生。
というわけで、桜といえばピンク、ピンクといえばピンクパンサー。
あの懐かしいヘンリー・マンシーニのテーマ曲と、オープニングのアニメーションもそのままに、『ピンクパンサー』の新作が、5月に公開されます!
ピンクパンサーといえばクルーゾー警部。ピーター・セラーズの馬鹿っぷりは面白かったですね。といっても僕も含めてテレビで見た人がほとんどじゃないでしょうか。僕も子供の頃、外国にも志村けんみたいな人がいるんだなあ、と思って見てたもんです。
ピーター・セラーズ亡き後も、何本か『ピンクパンサー』シリーズは作られたんですけど、なんかどれも今イチでした。でもね、今回は面白いですよ。試写室で手たたいて笑ってたのは僕です。
今回復活した新クルーゾー警部は、スティーブ・マーティン!!最高じゃないですか。『サボテン・ブラザース』『リトルショップ・オブ・ホラーズ』『愛しのロクサーヌ』『マイ・ブルー・ヘブン』・・・この人には何回笑わせてもらったか分かりません。近年は渋い性格俳優としてもいい演技を見せていますが、やっぱりコメディが最高です。
資料を見ると、1945年生まれというから、なんともう60才!でもこの人、映画界に登場した時から白髪だったので、印象はほとんど変わってない気がします。『ピンクパンサー』でも、身体の「動き」のギャグは健在ですよ。
この新クルーゾー警部が成功したのは、ピーター・セラーズの真似じゃなくて、「スティーブ・マーティンのクルーゾー警部」を作り上げたところだと思います。ピーター・セラーズの真似だったら、ジェフリー・ラッシュがやればいいんです(『ライフ・イズ・コメディ!ピーター・セラーズの愛し方』参照)。
スティーブ・マーティン以外のキャスティングも抜群で、上司にあたる腹黒い警視役のケヴィン・クライン(『ワンダとダイヤと優しい奴ら』なんか最高でしたね!)、マーティンを補佐する堅物警官を演じたジャン・レノ(『ピンクパンサー』って、フランスが舞台の映画ですから!)が、また笑えます。クライマックスで見せる、マーティンとジャン・レノのトカゲ・ダンスときたら・・・おっと、このくらいにしときますか。
あとはデスチャのビヨンセが出てます。ほぼ本人のセレブ役で。ビヨンセも可愛いんですけどね、おそらく多くの男性は、クルーゾー警部の献身的なメガネ秘書ニコール役の、エミリー・モーティマーにやられてしまうことでしょう。美人でメガネで秘書なんです!
僕みたいに、ウツ気味の時はコメディが一番いいですよ。もうさ、クルーゾー警部、ほっんとに馬鹿なんだもん。でも最後は、うそぉーんっていう超人的な活躍も見せてくれるんです。そういう映画、最高じゃないですか。(池田)
『ピンクパンサー』公式サイト
5月13日(土)より、日比谷みゆき座ほかにてロードショー
水たまりに散った桜の花びらを見つけて「ああ、そうか、桜が咲いていたのかあ・・・」なんてね、そんなですよ、僕の人生。
というわけで、桜といえばピンク、ピンクといえばピンクパンサー。
あの懐かしいヘンリー・マンシーニのテーマ曲と、オープニングのアニメーションもそのままに、『ピンクパンサー』の新作が、5月に公開されます!
ピンクパンサーといえばクルーゾー警部。ピーター・セラーズの馬鹿っぷりは面白かったですね。といっても僕も含めてテレビで見た人がほとんどじゃないでしょうか。僕も子供の頃、外国にも志村けんみたいな人がいるんだなあ、と思って見てたもんです。
ピーター・セラーズ亡き後も、何本か『ピンクパンサー』シリーズは作られたんですけど、なんかどれも今イチでした。でもね、今回は面白いですよ。試写室で手たたいて笑ってたのは僕です。
今回復活した新クルーゾー警部は、スティーブ・マーティン!!最高じゃないですか。『サボテン・ブラザース』『リトルショップ・オブ・ホラーズ』『愛しのロクサーヌ』『マイ・ブルー・ヘブン』・・・この人には何回笑わせてもらったか分かりません。近年は渋い性格俳優としてもいい演技を見せていますが、やっぱりコメディが最高です。
資料を見ると、1945年生まれというから、なんともう60才!でもこの人、映画界に登場した時から白髪だったので、印象はほとんど変わってない気がします。『ピンクパンサー』でも、身体の「動き」のギャグは健在ですよ。
この新クルーゾー警部が成功したのは、ピーター・セラーズの真似じゃなくて、「スティーブ・マーティンのクルーゾー警部」を作り上げたところだと思います。ピーター・セラーズの真似だったら、ジェフリー・ラッシュがやればいいんです(『ライフ・イズ・コメディ!ピーター・セラーズの愛し方』参照)。
スティーブ・マーティン以外のキャスティングも抜群で、上司にあたる腹黒い警視役のケヴィン・クライン(『ワンダとダイヤと優しい奴ら』なんか最高でしたね!)、マーティンを補佐する堅物警官を演じたジャン・レノ(『ピンクパンサー』って、フランスが舞台の映画ですから!)が、また笑えます。クライマックスで見せる、マーティンとジャン・レノのトカゲ・ダンスときたら・・・おっと、このくらいにしときますか。
あとはデスチャのビヨンセが出てます。ほぼ本人のセレブ役で。ビヨンセも可愛いんですけどね、おそらく多くの男性は、クルーゾー警部の献身的なメガネ秘書ニコール役の、エミリー・モーティマーにやられてしまうことでしょう。美人でメガネで秘書なんです!
僕みたいに、ウツ気味の時はコメディが一番いいですよ。もうさ、クルーゾー警部、ほっんとに馬鹿なんだもん。でも最後は、うそぉーんっていう超人的な活躍も見せてくれるんです。そういう映画、最高じゃないですか。(池田)
『ピンクパンサー』公式サイト
5月13日(土)より、日比谷みゆき座ほかにてロードショー