ジャッピー!編集部日記

映画の雑誌「ジャッピー!」編集部の活動記録です。

ジャッピー!追い込み中

2005-09-30 23:20:06 | Weblog
毎度毎度のことですが、本が出来る寸前ってのはもう大変なんです。いろいろと・・・。
ほぼ出揃った原稿を読んでると、面白い本が出来そうだ、という確信はあるのですが、この原稿をどうやって誌面に構成していくか、ということに頭を悩ませています。あーもー、早く出来ないかな。誰かが作ったのを本屋さんで見つけたい(笑)。
まあ、自分たちで作らないと一生出来上がらないんですけどね。毎回そんな風に思います。
とにかく、もうすぐ出来ますので、見捨てずに待ってて下さい。(池田)

広告決定!

2005-09-11 23:51:56 | Weblog
もう間もなく発売される予定の22号でありますが、ようやく裏の広告が決まりました!

11月下旬に公開されるハリウッド映画なのでありますが、今度は家族をテーマにしたコメディであります。前号の「ダニー・ザ・ドッグ」と違って、白を基調とした明るい感じの裏表紙になるのではないかと思います。

そんなこんなでジャッピー!22号。今、スタッフ一同、寝る間も惜しんで(?)、一生懸命作業をしておりますので、楽しみにしていただけたら、と思ってます。(壬生)

映画のタイトルデザインを手掛ける赤松陽構造さん

2005-09-02 22:56:40 | Weblog
とりあえずこのサイトを見てくださいよ!

日映美術のホームページ

日本映画ファンなら、絶対何本も観ているであろう作品群だと思いませんか?
映画のタイトルデザインって何なの? という人も多いかと思いますが、実は映画のイメージを形作る重要なお仕事なのです。

というわけで今日は、映画のタイトルデザインの第一人者、赤松陽構造(ひこぞう)さんにお話を伺ってきました。赤松さんの手掛ける作品は、北野武、黒沢清、長澤雅彦、黒木和雄の各監督を筆頭にして、多岐にわたっており、そのフィルモグラフィは圧巻であります。

赤松さんの職人的なこだわりについて、映画界がタイトルデザインを軽視しがちだった時代からこの仕事についた赤松さんが、いかにして地位向上のために頑張ってきたか。その映画を愛する熱い思いを語っていただいた言葉の数々は異常なまでに面白く、オイラも思わず取材ということを忘れて興奮してしまい、気付いたら3時間以上もお邪魔してしまいました。

面白い話が多すぎて、どのシーンをピックアップするか。嬉しい悲鳴をあげている今日このごろであります。

そんな赤松さんのインタビューが読めるジャッピー!22号が発売されるのは、10月上旬ごろ……、なのかな?(壬生)

ヘイフラワーとキルトシュー

2005-09-01 20:36:55 | Weblog
ジャッピー!のホームページが不調です。ドメインを転送するところで止まってしまうようですが、前にも一度同じことがあり、ほっといたら自然に直ったので、もうしばらく様子を見ることにします。

昨日は試写で、フィンランド映画『ヘイフラワーとキルトシュー』というのを観ました。二人の幼い姉妹が主役のかわいい映画です。ほんとはさ、こんなにかわいい映画、僕みたいな、口を開けばペキンパーだマカロニだしか言わない、叩けば埃が出るようなヤツが語るべきじゃないんだけど、ま、たまにはいいじゃないですか。
フィンランドの映画というと、カウリスマキ兄弟の映画くらいしか観たことがないですが、『ヘイフラワーとキルトシュー』の美しい緑に囲まれた小さな町、やわらかな陽差し、カラフルな家具や小物、などカウリスマキ映画にはあり得ない色使いに、びっくりしました。
それにヘイフラワーとキルトシュー、二人の女の子がほんとにかわいい!天使みたいな子供たちです。彼女らの顔を見ているだけで幸せな気持になれますよ。
「ジャッピー!」次号の特集テーマでもある「家族」という点でも、考えさせられるところがあるので、本誌次号でレビューを書きたいと思います。

10月中旬より公開ですので、ぜひどうぞ。(池田)

『ヘイフラワーとキルトシュー』公式サイト