Mas che buono! *Deutschland

―ドイツから毎日の「おいしい」をお届け―

和食が好きです

2006-06-30 | ウチごはん
海外に来て痛感するのは和食のすばらしさ。
日本人に生まれてよかったなと思います。こちらにもおいしいものはたくさん。でも、やっぱり食べて一番安心するのは出汁やしょう油の味ですね。

和食は調味料も豊富だし、食材も豊富。山のもの、海のもの、畑で採れるもの。さらにそれを加工した大豆食品や練り物など、和食で使うものは幅広いと思います。そして、調理方法も多種多様。

そんな和食だけに、海外で和食を作るのは本当に難しい!でも、やはり食べたいから頑張って作っています。お米も炊飯器がないのでお鍋を使って炊いてますよ。いまではすっかり慣れました。

さてドイツでの生活も残り1ヶ月。果たしてもってきた調味料や食材は使い切るのやら、最近いささか不安であり悩みの種。(写真は一例)


:::本日のつぶやき:::
今日は仕事が立て込みそうです。
みなさんのブログへのご訪問、コメントへのお返事が滞ってしまうかも

アルテ・ピナコテーク

2006-06-29 | 観る
ミュンヘン市内にはたくさんの美術館があります。先日は世界6大美術館のひとつ、Alte Pinakothek(アルテ・ピナコテーク)に行ってきました。

ヴェネツィア風ルネッサンス様式の建物も味わいがありますが、内装もまたきれい。敷居の高さを感じさせない、とても居心地のよい空間でした。
絵画は宗教画の展示が多かったですよ。


館内は写真撮影OK(フラッシュはNG)。
画を見ながら「壁から引き剥がしたら防犯装置が稼動するのかな」、「ブラックライトがあったら面白いのにな」なんて余計なことが頭をよぎったりして。(「ダ・ヴィンチ・コード」読んでます)

絵画を見る目はまったく肥えていないけれど、この画は好きです。

ヤン・ホッサールトの作品「Danae(ダナエ)」
降りそそぐ黄金の雨をぼんやりと見つめるダナエ。純粋で少しあどけない表情に心を奪われてしまった。でも、この画の背景となるギリシャ神話をあとから読んだときの衝撃といったら・・・・!!

よかったらどうぞ(短文)⇒
アート at ドリアン:「Danae」

これはダ・ヴィンチの作品「Maria mit dem Kinde」
そばで男性が模写していました。やはりうまい人の真似をすることで腕を磨くのかな。この作品もできた当時はこれぐらい鮮やかな色だったのでしょうか。(本物は左手の壁に)
とにかく初めて見る光景にまわりの来館者も興味津々。

他にも訪れたい美術館もいろいろあるけど、タイムリミットまであと一ヶ月!

:::本日のつぶやき:::
「学生さん?」と聞いてくれた受付のおじさま、ありがとう!!(笑)

やっぱり日本人だもの

2006-06-28 | ミュンヘンだより
私の計測によると、ミュンヘンから一番近い海までは約300km。そう、海は遠いのです。遠いとわかっていても食べたくなってしまうのが魚介類。

こちらで売っている魚介類の大半は冷凍もの。それかオイル漬け・塩漬け・燻製。スーパーに鮮魚売場があること自体めずらしいのです。

ところが先週末、思いがけないところで鮮魚売場を発見。ショーケースで見た感じでは、そこそこ新鮮そう。Rotbarsch(スズキ)の切り身を一枚購入。そのお値段、3ユーロ(450円!)。

高級魚を大切に持ち帰り、いざ調理。失敗したくないので、塩こしょうしてバジルオイルでソテーしました。食べた感想は・・・・特筆すべきことはなにも(笑)。「もうドイツで魚は食べなくていいかな」とクロスケはきっぱり。

まぁ移動距離を考えたら、日本のように四方を海で囲まれた国と、同じ鮮度が保てるはずもない。裏切られるべくして、裏切られた期待。
やっぱり魚は日本が一番!!

:::本日の一枚:::
▼「ごちそうさま!」

旬です!Biergarten!

2006-06-27 | ソトごはん
「大きなカスターニャ(栗)の木を探せば、おいしいビールにありつける。」

昨晩はクロスケとその仕事仲間のみなさんとビアガーデンに行ってきました。大人6人とおちびちゃん一匹。楽しい宴となりました。

さて冒頭の「カスターニャ」の文言ですが、その昔ビールはケラー(地下貯蔵庫)で保存されていました。夏場の暑さからビールを守るために、昔の人たちはケラーの上に葉の大きな栗の木を植えたそうです。そして、そこにテーブルやイスを置いてビールの販売をはじめたというのが、そもそもビアガーデンのはじまり。栗の木はその当時の名残なのです。(注:下にケラーがあるとは限りません)

お決まりのweissbier(ヴァイスビア)は0.5Lで3.10ユーロ。私はこのフルーティーでさわやかな味が大好きなのですが、昨日weissbierは好きかとみんなに聞かれ「日本のビールより飲みやすいから好き!」と答えたら、でも「水みたいじゃない?」と言われてしまった。いえいえ、私からしたら立派なお酒ですって。

写真は悪いですがクロスケの選んだお料理3品(計5.60ユーロ)。サラダ、weisswurst(ヴァイスヴルスト)とbreze(ブレッツェ)。この大きな白いソーセージのweisswurst、ハーブが利いていておいしいのです。Brezeは塩をまぶしたパンで、これはおつまみの定番。ちなみにお料理と飲み物は、各カウンターで買ってレジで精算を済ませたあと自分で席まで運ぶという仕組みになっています。

そして、こちらはリーザちゃん。くるくるの巻き髪に、まあるいおでこ。ぷくぷくのほっぺが食べちゃいたいくらいにかわいい。このときはみんなに小石を配ってました。眠い目をこすりながら、8時すぎに帰っていったリーザちゃんとママ。その後も宴はゆっくりと続いたのでした。

:::本日のつぶやき:::
酒飲みの九州男児を父にもつ私。なぜかそのDNAだけは受け継がれなかったようで・・・。

ミュンヘンの歩き方

2006-06-26 | ミュンヘンだより

こちらに来て毎日続けていることのひとつに散歩があります。夕食後にクロスケとふたりで一時間ほどぶらぶらと。お散歩コースはいくつかありますが、今日は私が一番好きなコースをご紹介します!

家から歩いて10分もしないところに小川が流れています。気持ちがいいからといって、上ばかり見て歩いていると犬の落し物を踏むので要注意。

こちらに来て驚いたのは、飼い主が犬のフンの後始末をしないこと。それと大半の犬はリードをつけて歩いていません。でも、おとなしく飼い主のあとをついて歩く。よくしつけられてるな、と感心。(でも、ちょっと怖い?!)

三枚目は途中にある教会。ドイツの教会はこの玉ねぎ型の屋根であることが多く、よく見かけます。

そして、ときにはこんなきれいな夕日も。見えづらいですが、前に広がるはとうもろこし畑(推測)。来た当時は芽も出ていなかったのに、いまはすくすくと。

折り返し地点となるのはここ。Weichandhofというビアハウス。もちろんビアガーデンも併設!W杯開催につき国旗を掲揚中。

今夜もお店は繁盛するんだろうな。

:::本日の一枚:::
▼散歩みやげ