えっと、この本はよくダヴィンチ・コードと比較されて書店に置いてあるけれど、
ミステリーってことだけ一緒でダヴィンチ・コードとは全く違うものです。
歴史ミステリーをベースに、ファンタジーを少々、オカルトをちょっと多めに混ぜた感じ。
3つのストーリー(謎の竜の本を巡るロッシ教授のストーリー、失踪した彼を追う少女の父のストーリー、
そして、失踪した父を追う少女のストーリー)がうまく折り重なって展開していくさまは、
あきさせないし、一気に読ませてくれます。「このあとどうなるんだろう」と、ものすごく気になるんだもん。
それに、この本の作者エリザベス・コストヴァは出てくる町や教会などの描写がものすごくうまく、
新しい町や教会がでてくるたびに「行ってみたいなぁ」、という気持ちを起こさせる。
史実と脚色を織り交ぜながら繰り広げられるこの物語は、
読み返すごとにおもしろさが増すつくりになっているのがすごいと思った。
最初は気にもとめないで普通に読んでたページに、実は意味があることがわかったり。
それに、物語の背景を知ってから読み直すとさらに楽しめそう。
ヴラド公(ドラキュラ伝説のもとになった人物)に興味のある人にとっては
ものすごく楽しめる作品だと思う。
エリザベス・コストヴァの処女作にして全米ベストセラー第1位を獲得したこの作品は
ハリウッドで映画化決定だそうだけど、映画にするのはちょっと難しいんじゃないの???
ちなみに、タイトルのヒストリアンとは「歴史学者」という意味です。
ミステリーってことだけ一緒でダヴィンチ・コードとは全く違うものです。
歴史ミステリーをベースに、ファンタジーを少々、オカルトをちょっと多めに混ぜた感じ。
3つのストーリー(謎の竜の本を巡るロッシ教授のストーリー、失踪した彼を追う少女の父のストーリー、
そして、失踪した父を追う少女のストーリー)がうまく折り重なって展開していくさまは、
あきさせないし、一気に読ませてくれます。「このあとどうなるんだろう」と、ものすごく気になるんだもん。
それに、この本の作者エリザベス・コストヴァは出てくる町や教会などの描写がものすごくうまく、
新しい町や教会がでてくるたびに「行ってみたいなぁ」、という気持ちを起こさせる。
史実と脚色を織り交ぜながら繰り広げられるこの物語は、
読み返すごとにおもしろさが増すつくりになっているのがすごいと思った。
最初は気にもとめないで普通に読んでたページに、実は意味があることがわかったり。
それに、物語の背景を知ってから読み直すとさらに楽しめそう。
ヴラド公(ドラキュラ伝説のもとになった人物)に興味のある人にとっては
ものすごく楽しめる作品だと思う。
エリザベス・コストヴァの処女作にして全米ベストセラー第1位を獲得したこの作品は
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ちなみに、タイトルのヒストリアンとは「歴史学者」という意味です。
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読んでいると舞台である東欧やトルコにとっても行きたくなってしまいましたが、映画はどうせつくるというのなら、ぜひ観ただけで行った気になれるのにしてほしいですよね~。
「ダ・ヴィンチ・コード」みたくならないかと
ちょっと心配しています…。