外科ってのはおもしろい。
言わずもがな、それぞれ悪い部分があるけれど、
食は達者で、口も達者。
タバココーナーに行けば、ちょっとした宴会状態。
年代、性別を問わずに仲良くなれて、
本当にいろいろな話が聞けるので、ある意味
凄い人生勉強かもしれない。
そんな環境なので、まぁ楽しいエピソードもあったりするんです。
==============================
ちょうど車椅子に慣れた頃・・・
一つ下の階の、206号室には、
特におもしろいおっちゃん達が集まっていて、
なにやら悪巧み・・・・
どういう訳か? ジャックは階も違うのに
気に入られて、仲間入り♪
悪巧みとは・・・?
退屈な毎日に、たまには刺激を・・・
少しぐらいは、心休まる平穏な時を・・・
ま、よ~するに酒ですわ・・・
小さいミニサイズの缶一つでいいから、どーしても呑みたい。
なのだそうだ、、、。
やっちゃいけないのは重々承知。
が、ここもおもしろい。
自分たちなりのルールが存在した。
一人一つだけしか呑まない事。
サイズは、250ミリのチビ缶。 ビールのみ。
無法の中に法を作るってのが、おもしろい。
つまり、調子に乗らないって事だ。
まぁ、企画自体、、十分無茶苦茶ではありますが・・・
ジャックは乗り気満々。(アホ)
課題は結構ある。
1、 入手方法と経路の確保。
2、 どこに保管するか?
3、 どのタイミングで集まり、頂くか?
4、 空き缶をどうやって処分するか?
いかにして、看護婦さんを出し抜くかを、みんなして考える・・・
実に、楽しい・・・♪
なんだか修学旅行のような気分。(アホ)
こうして、ビールGET作戦が展開される事になる。
入手方法
外泊していたメンバーが購入。
問題は持ち込む方法。
カバンなどに入れていては、すぐに看破されてしまう・・
やはり、隠すより偽装のほうがいいやろう? と言う事で
ポテチ『プリングルス』のような容器に入れて、持ち込む。
保管場所
ココが難題。 ビールってのは、冷えてなくちゃおいしくない。
まして、病室は温かいので、冷めてしまうし、もちろんバレる。
が、しかし、我々精鋭部隊は見事な手法で打開する。
ほぼ人が通らないバルコニーの腰窓を開け、
ビールを入れたビニル袋を外に出し、結び目をつくり、窓を閉めて挟む。
これで、まず発見されないのと同時に、外気で冷やしこむ事が出来る。
季節は2月、外気で十分。
緊急招集された、寄せ集め部隊ではあるけれど、
実に優秀な働きをみせる。
本当は、みなさんはこの過程を楽しんでいたのかも知れない。
乾杯のタイミング
これは206号室で、消灯時間から5分後。
消灯後、30分は見回りにこないという、データ分析があがっていた。
が、またここにも難題が・・・
ジャックだけ3階の部屋で、車椅子。
おまけに、206号室へのエレベーターは
ナースステーションを横切らなければならない。
さて、どうするか? (`A´)y-'
意を決して、行動にかかるジャック。
予定時刻にジュースを持って、部屋をでて、トイレへ・・・
ジュースは、帰還時にロビーの自販機に行ってたアリバイ工作の為。
帰りに見付かると面倒だからね。
そして、協力を仰いでおいた、同階の女の子がナースコールを押す。
一人が部屋のほうへ、様子を見に行く・・・
残った一人は、書類に夢中、、、
チャンスだっ!!
その隙をついて、スピーディーにEVへ・・・ 見事成功!!
こうして、バカな大人達による
小声の宴会が開催された。
みな、ビールがおいしいと言うよりか、
見事にハマった作戦に、話題は盛り上がり、
大きな声で笑えないと言うのが、逆に刺激なのか?
おおいに盛り上がった。
入院生活も悪くはないなぁ・・ なんて思えた楽しい夜だった。
(-_-) 、、、、。 ロクな事をしてないな、、
言わずもがな、それぞれ悪い部分があるけれど、
食は達者で、口も達者。
タバココーナーに行けば、ちょっとした宴会状態。
年代、性別を問わずに仲良くなれて、
本当にいろいろな話が聞けるので、ある意味
凄い人生勉強かもしれない。
そんな環境なので、まぁ楽しいエピソードもあったりするんです。
==============================
ちょうど車椅子に慣れた頃・・・
一つ下の階の、206号室には、
特におもしろいおっちゃん達が集まっていて、
なにやら悪巧み・・・・
どういう訳か? ジャックは階も違うのに
気に入られて、仲間入り♪
悪巧みとは・・・?
退屈な毎日に、たまには刺激を・・・
少しぐらいは、心休まる平穏な時を・・・
ま、よ~するに酒ですわ・・・
小さいミニサイズの缶一つでいいから、どーしても呑みたい。
なのだそうだ、、、。
やっちゃいけないのは重々承知。
が、ここもおもしろい。
自分たちなりのルールが存在した。
一人一つだけしか呑まない事。
サイズは、250ミリのチビ缶。 ビールのみ。
無法の中に法を作るってのが、おもしろい。
つまり、調子に乗らないって事だ。
まぁ、企画自体、、十分無茶苦茶ではありますが・・・
ジャックは乗り気満々。(アホ)
課題は結構ある。
1、 入手方法と経路の確保。
2、 どこに保管するか?
3、 どのタイミングで集まり、頂くか?
4、 空き缶をどうやって処分するか?
いかにして、看護婦さんを出し抜くかを、みんなして考える・・・
実に、楽しい・・・♪
なんだか修学旅行のような気分。(アホ)
こうして、ビールGET作戦が展開される事になる。
入手方法
外泊していたメンバーが購入。
問題は持ち込む方法。
カバンなどに入れていては、すぐに看破されてしまう・・
やはり、隠すより偽装のほうがいいやろう? と言う事で
ポテチ『プリングルス』のような容器に入れて、持ち込む。
保管場所
ココが難題。 ビールってのは、冷えてなくちゃおいしくない。
まして、病室は温かいので、冷めてしまうし、もちろんバレる。
が、しかし、我々精鋭部隊は見事な手法で打開する。
ほぼ人が通らないバルコニーの腰窓を開け、
ビールを入れたビニル袋を外に出し、結び目をつくり、窓を閉めて挟む。
これで、まず発見されないのと同時に、外気で冷やしこむ事が出来る。
季節は2月、外気で十分。
緊急招集された、寄せ集め部隊ではあるけれど、
実に優秀な働きをみせる。
本当は、みなさんはこの過程を楽しんでいたのかも知れない。
乾杯のタイミング
これは206号室で、消灯時間から5分後。
消灯後、30分は見回りにこないという、データ分析があがっていた。
が、またここにも難題が・・・
ジャックだけ3階の部屋で、車椅子。
おまけに、206号室へのエレベーターは
ナースステーションを横切らなければならない。
さて、どうするか? (`A´)y-'
意を決して、行動にかかるジャック。
予定時刻にジュースを持って、部屋をでて、トイレへ・・・
ジュースは、帰還時にロビーの自販機に行ってたアリバイ工作の為。
帰りに見付かると面倒だからね。
そして、協力を仰いでおいた、同階の女の子がナースコールを押す。
一人が部屋のほうへ、様子を見に行く・・・
残った一人は、書類に夢中、、、
チャンスだっ!!
その隙をついて、スピーディーにEVへ・・・ 見事成功!!
こうして、バカな大人達による
小声の宴会が開催された。
みな、ビールがおいしいと言うよりか、
見事にハマった作戦に、話題は盛り上がり、
大きな声で笑えないと言うのが、逆に刺激なのか?
おおいに盛り上がった。
入院生活も悪くはないなぁ・・ なんて思えた楽しい夜だった。
(-_-) 、、、、。 ロクな事をしてないな、、