THE ORIGIN V

　仙台で見て来ました．

　ただ，何となくちょっと疲れました．
　「激突　ルウム会戦」は，ルウム編の前編の位置づけだそうです．

　「赤いな．．．実に良い色だ．」

　ついに，コードネームＭＳ－０６Ｓ，赤い彗星のシャア，登場です．
　ただ，ストーリーに全体的な繋がりが弱くて，あれもこれもと上映時間８３分枠の中に詰め込み過ぎてちょっと理解出来ないところもありました．
　コロニー落としの是非の流れが軽過ぎる気がしたのは，限られた時間枠なので致し方ないかなにしても，市民達を毒ガスを使って眠らせ，そのまま地球へ落とす行為って，戦争でしょうかね？
　それが，さらっと数分で終わるストーリーに，もう少しジオンと連邦の葛藤がほしかったと思うのは歳を重ねてしまったからでしょうかね．
　そして，赤い彗星の存在を知らしめるまさにその時．．．これ以上はネタバレになるので控えます．

　ところで，ちょっと気になるのは，義父の危篤で看病の為，サイド６に滞在していた医師になったセーラを赤いモビルスーツがコロニーの外壁から採光窓を見下ろすってのは，作り過ぎでしょ．

　前回までは，平日の会社帰り，夕方１８時過ぎ頃から新宿の劇場で観ていたのですが，結構人が入っていたのです．
　ところが，仙台の劇場だと，両手で数える程度の人しかおらずでして，予約しなくても十分良い場所で観る事が出来ました．
　これって観る側にしてみれば，助かるのですが，経営となると４週間のロングランで地方劇場は大丈夫なの？　サンライズ，興行成績は大丈夫？　って心配してしまいます．
　仙台だけかも知れませんけどね．

　さてルウム編の後編になる，「誕生　赤い彗星」は２０１８年５月５日公開予定．
　これが機動戦士ガンダム　ＴＨＥ ＯＲＩＧＩＮの最終作になるのかな．

　じゃないと，１ｓｔガンダムへ向かってしまいますからね．