伊豆大島GLOBAL NATURE CLUB 海ブログ

伊豆大島の海情報を、リアルタイムでお伝えします。

台風接近前に・・・

2021年09月30日 10時17分58秒 | スキューバダイビング

台風16号(ミンドゥル)が接近しつつあります。

水中景観や生物が飛ばされないうちに記録をと、潜ってきました。

多少の波は有るものの海況には問題有りません。

しかし、器材に問題が・・・

そんな訳でこんな事に!(ライトのストラップをバンド代わりに・・・)苦笑

数十年前から”温暖化”による気温の上昇は著しいですが

水中も目に見えて変化しています。特に造礁サンゴの数が半端ないです。

そして南方系も冬を越し”季節来遊漁”とは呼べなくなってきました。

島の西側”ケイカイ”の岩陰下凹みには・・・

タテキンとサザナミが同居。 数年の冬を大島で耐え、成長したものと思われます。

更に近くではこんな成魚も見られました。別のポイントでもゲストの方が確認しています。

メガネゴンベも大きく育ち・・・

憧れだった”ヒオドシベラ”も毎年の様に流れ着きます。(ボケボケですが・・・)

セダカギンポも数か所で観察されています。

イロブダイ幼魚も毎年の様に観察され”レア”では無くなりましたね。

逆に、目に付かなくなったモノも有ります。

キヌバリ・チャガラ等北方系は元より

ハオコゼ・イソカサゴ・ネズッポ類も少ない様に感じます。

この変化はまだまだ続くのでしょうね。

温帯域で南方系が楽しめるのは嬉しい面も有るのですが

喜んでばかりも居られない気がしています。

さて、先日撮った”コウワンテグリbaby" 1㎝に満たないサイズです。

画像を拡大してみると手前に別のモノも写っていました。おそらく2~3㎜。

小物ばかりではなく大物も楽しい大島の海!と言う訳でおまけの3枚。

すらりと伸びた尾が格好良かったです。                By GIBA

 

コメント
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