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|狭間|。

生き続ける事で
面白い事が見つけられる
あなたがその花を見つけたように
あたしがあなたを見つけたように

随筆

2011-11-06 16:52:07 | 狭間ノート
やがて私も就職の波に飲み込まれた。一昔、そう、一昔はぜんぜん就職をたいしたことだと思ってなかったのに、今はどうしてもそこから逃げ切れなかった。仕事ぐらいは見つかるだろうと当たり前のように考えて、今でもそうなんだけど、お気に入りのやつはさすがに難しい。いや、だいたい好きな仕事は何なんだろう。精神的に好きなのか、それともプライド的に好きなのか。人に比べる時こいつ大手にいるんだなぁ、かっこいいなぁと思われたい、自分の偽りの負けず嫌いを保ちたい見栄っ張りだけなんだ、自分。
時々考えるんだ。みんなちっちゃい時科学者かピアニストになりたいと言ってた。日本だと車掌さんになりたいとも言う。でもセールスマンと企画人になろうという子なんている?なのに今はそういわなきゃ食っていけないんだ。おかしいよ。おかしいんじゃない。やってること全てが自分の意思とは関係がなく、社会の意志で、学校の意志で、周りの人間の目つきで、親の望みである。

苦しくても、じっとしてはいられない。パソコンの前に履歴書をまめに清書して、どっかの人事担当が本気で気に入ってくれるだろうという妄想に、自分の卑怯さと弱さがどんどん浮かび上がってきた。自分の生きる意味は、この現代人の誰一人も逃れられないプロセスの中に薄まってしまって、溺れ死にに至った。単純な幸せへの追求がだめ人間のラベルをつけられてしまい、四六時中スーツを身にまとって奔走するような人間こそ成功者だなんて論理は、私たちはそこで抵抗しながら従ってしまってる。
すると自分を後ろめたく責める。周りの人ほど楽に就職できない自分を責めるか、自分の夢の貫けない自分を責めるかは、わからない。とにかく無力なままネットエントリーを繰り返して、野次馬みたいに「今日私もx社のmanagement traineeをエントリーしたよ」って言い、実際はその仕事は何なのか知らないままでいる。友達によると、いくらきつくてばかばかしい仕事でも応募する人が多くなればすばらしく見えるの。時々自分もそう思う。
本当は、就活は仕事を探すんじゃなくて、自分の力を図るんじゃないか。
ネットエントリーして、一回目の筆記試験のチャンスまでないこともあった。行かせてもらった場合は、今の時点でどうやら二回目からアウトされてるみたい。二三日前の日本企業の面接会では二社エントリーして、一社(ロート製薬)の二回目にも行ったんだがまずかった。もう一社のユニクロは一回目が終わって今は結果プロセス中。自分の情けなさに対して友達は高能率でこの二日だけの面接会で日本のコンサルティング会社からの内定が決まった。しかも他のところでは他の会社にエントリーはしていない。すごいじゃない。喜びたいけど、誰かのために喜ぶ度量は今のところはなくなってるみたい。待つ時間が長ければ長いほど、自信がどんどん消えてしまってく。同じ日本語学部人間として、同じ職場知識のない人間として、各々の器を図る戦役では彼女が優位にいた、彼女自身がそういうつもりはないだろうけど。こういうことをたいしたこととは捉えなくてもいい。ただ焦りという感じがあった。哀れなことは弱いことじゃなく、弱いのに強いという自信があること、いつも強い強いって評判されてて肝心なとこでは萎えることだと、最近になってわかってきた。バカだったなぁ、本当に。
眠れないことが多くなってきた。これからどうするって、どうやって自分の力を生かせるのかって、いまからがんばっても間に合うだろうかって。でも正直実力って私いったい持ってるのか。眠れない資格はあるだろうか。子どもから今まで全部ごまかすような態度で使う猿知恵も使いきってしまい、問いかけを恐れる自分はぼろを出した。脳みそを絞っても何も出てこない。「いくら無用な専攻でも一応有名な大学だ」「人にあるものはあなたにはない、あなたにあるものは人にはない」と友は言ってきたが微妙だった。こうなるんだったら普通に大学に入って比較対象を変えればよかった。
いやいや、コレも言い訳だろう。
やりたいことがやれてなく、当てもなく追求した挙句、何も手に入れないだろう。

いよいよ、とにかく

2011-08-11 23:41:08 | 狭間ノート
日本から帰ってから二週間、
この故郷である土地に再び難なく慣れて
留学ってやつがなかったように
昔と変わらない日々が続いてる。

いやいや、どっかちがうわ。

たとえば値札についてる値段の「5000元」を
5000円と当たり前のように日本円だと勘違いして
「やすいな」と驚嘆したり?

たとえば未だにも直ってない
左寄り歩きの癖だったり?

たとえば電車で匂う物を食べたり大声で騒いだりする
教養に乏しい我が民族の人々に嫌気が差したり?

やっぱり根付いてきてるよ、消せないの。

帰って友達の紹介でとある日本商品展覧会の通訳を
その友達の代わりに一日務めさせてもらって
たった一日で15000円が入手(日本側のボスの支払い)。
12時間やってたけど。。
まぁ、それぐらいはもらえるはずよね。

それに比べて中国のほうは。。
今日入職したばかりのインターンは、時給12元(144円)で
一日8時間仕事してても
昼食の12元を引いて
交通代一日当たり10元を引いて
日給せいぜい74元(千円足らず)なんだ。

仕事の内容にもよるといってもどんだけ。
面接のとき「給料あります」って聞いたら
「もちろんさ、奴隷ではあるまいし」って言われたが
まぁとにかく奴隷だって感じw

給料に別にそんなにこだわらない私でありがたく思ってくれよ(笑)
冗談w
一応、雑用係でも勉強になれるし
楽しくやっていけそう(?)って感じもしたし
要するに自分の人との付き合い方が旨くなるんじゃないかという思い出
どうしても人間がいるとこがほしいの(おいおい今までどう生きてきたんだいw)

最近「何年生だ?」と聞かれたら
未練いっぱいに「9月になると4年生になります」って答える。
いよいよあの人生がここから展開するぞという境目に
このあたしが立っているんだ。
昨日はまだ何もわからないのに今日は何も知らないといけなくなった。

そして明後日、来週、来月、三ヵ月後、半年後。。
一年後の自分はどうなってゆくんだ?
こう考えると明日をおびえる、
夢からどんどん遠ざかってゆく明日が怖い。

夢なんてはさておき
とにかく世の中のノリってやつに乗ってあげたら?
って自分に言い聞かせる。
今の自分じゃそれほど立派な仕事は見つからないだろうけど
食っていけるよね。

普通にがんばれば
普通に普通な生活送れるよね?

なんか悲しいけど
その悲しさに奮い立てれば
何とかなるんじゃないかな。

【慶應留学一年間】終

2011-07-27 00:35:18 | 狭間ノート
さっきノックの音が聞こえてきたら
なんと下の階に住んでいる北京の友達と
別の寮の南京の友達で
とてもサプライズだった。

「明日のフライトだって」
「うん、覚えてるんだ、嬉しい」
と、住み慣れたこの場所と分かれる話をはじめた。

なんかもう帰るなんて、実感がない。
だって日本語がやっと少し上達した気がしたばっかりなのに
一人暮らしが少し余裕だなと思い始めたばっかりなのに
だって新宿駅の構造が少しわかってきたような気がして
これでその記憶がすっかり消えてしまうなんて

だって始まったばかりなのに
もう終わりかけるなんて

あっ、零時になった。

今日は、終わりなのね?

空っぽになっているこの部屋
その棚
その机
今ここにある空気の手触り
窓を開けて映ってくる景色
聞こえてくる体育会生たちの叫び声
そして
私とあなたたちの出会い
青春の匂いを
これらを全て捕まえていたく
記憶の隙間から流れるのを恐れているように
抱きしめて 心に刻み込んでおきたい

今日は、終わりなのね?

旅行としては行き来したり簡単にできるけど
このように9ヶ月も同じとこにいて
一人暮らしすることは
唯一無二だろう。

去年の9月6日に
この自分が初めて異国の土に踏み
不安の中で一日目を耐えていたことがまだ
ありありと目に浮かんでいるのに

去年の11月23日
三田祭でルー大柴さんとの対談がまだ
響いてくるのに

そう
私全部はっきり覚えているの
自由が丘でフジテレビに取材されたこと
新宿でスカウトされたこと
高尾山を登った到達感
友達との代々木公園でのライブ
小雨の中でも全身全霊で盛り上がった慶早戦
クリスマスパーティー
レポートに追われる絶望さ
地震で日本に戻れないと心配していたこと
日本に戻って地震に遭ったときの慌て
日本人の友達と夜遅くまでマックで人生計画を話したこと
東京が好きになったこと
みんなと会えてよかったこと
そして今ここで
悲しみとむなしさが体中を走ること
人生最高のこの時期を忘れてしまうのではないかと
不安が頭をよぎったこと
今この自分は、全部覚えているのだ。

絆が、消えてしまうのだろうか?
いやいや、こんな便利な世界だからいつでもつなげるのね?
絆が、消えてしまうのだろう?
だってわれわれはみんな忘れがちだもの。

この間友達と茶道の先生のお宅に行って
先生と玄関のところでお別れしたとき
先生の涙が見えた。

驚いて、自分も切なくなってきた。
これが、一期一会ってものなのね。
普通に見える出会いを深く掘り下げてゆけば
どの出会いも不思議に見えてゆくのだろう?

生きていれば生きるほどすれ違いに慣れて
つながりの薄まった世界には行きたくないから。

今ここで、多感な人のように別れを惜しんでいるわけ。
今は、昨日までの情熱に未練がある子どもになりたい。
許されるかな?
許してよ、うん。

ふと、日本に来る前に書いた曲の歌詞を思い出す。
「明日のいまごろ もう着いてるはずね
 何をしてるんだろう?
 そう思って」
今はその逆だけど
つい口ずさんでみた。

今日は、終わりなのね?

facebookとtwitterとyoutubeを今
なんどもF5した。
facebookの友達数は、192人。
twitterのフォロー数は75人、フォロワー数は、76人。
youtubeの動画数は28で、チャンネル登録者は19人。
mixiの友人数は43。
帰ったらこれらはまた変わるかな?
twitterのフォロワー数はだんだん減ってゆくと思うけど(笑)
なんか寂しいね。

帰りにあと一ヶ月あたりに入ると
時が経つのがやけに速いように感じた。
でもこれほど速いとは思えなかった。
思いたくはなかった。
だけど今右下の時計が7月27日0時22分と冷たく映っている。

あと何時間だろう?
住み慣れたこの部屋にさようならするのが
見慣れたこの街の風景にさようならするのが

それを考えるだけで
ちょっと寂しく
ちょっと切なく
ちょっと虚しく
ちょっと愛おしく
ちょっとありがたく
感じるのだ。

もしかして何日後の自分は今の感情を何一つも覚えてないかもしれないけど
今はコレだけの気持ちでいる。

今日は、終わりなのね?

何もかもいずれ終わるのね?

みんなへの感謝をこめて
「ありがとう」
そして
「また会おう」ね。
再びあえなくても
この言葉を一緒にいた証にするね。

では
「また会おうね」
「また会おうね、慶應」
「また会おうね、日本」
「また会おうね、みんな」

恋の話

2011-06-19 00:37:10 | 狭間ノート
というタイトルになるときっと
恋に落ちたとか振られたとか思われてしまうことが多いだろうけど
残念ながらそんなことはなかったw。

母が最近私にそのような話をしてくる。
ネットチャットして私がナルトの写真を見せたら
「あなたの好きだったアニメだね」って言ってから急に
「昔男子の友達からナルトのグッズとかももらってたわね、今逆にそういう人なくなってるわ」
というのが不思議にその恋の話の発端だった。
飛びすぎww

振り返ってみると
恋とかかわる事柄は年を取れば取るほど少なくなってくる。
告白なんかで言うとたとえば小学校は何件だったり
中学校は何件だったり高校は何件だったり
大学になるとまったくゼロになってる
と覚えてる。

別に告白の件数で自分のモテ具合をはかるんじゃなくて
そもそもそういう女じゃないから
ただ自分も周りの交代とともに
精神的に変わっていってると感じる。

大学に入ったばかりの頃に全員「心理アンケート」を受けたことを思い出す。
そこで「異性に対する興味の減少」という問いがあって
ほとんどの女子が「はい」って答えたみたい。
それも冗談半分というのもあると思うけど
みんな交際圏が広がってるのにもかかわらず
目の前に現れてくる異性の多くが見苦しいという事実に唖然してるのが
まちがいないだろう、中国大学に限っての場合。

ほらそこ、木漏れ日の下で
汗跡のしみついてるシャツに風呂場スリッパのメガネ男たちが
声高に関数問題や国際政治について話して
その知恵の鼻にキラキラと油をかいてて
その知恵の顎にぎこちなくひげが伸びてる。

いくら勉強できててもそれはちょっと。。と私は思うんだが
不思議なことにその連中に同じぐらいあきれさせてくれる彼女がついてることがまれでない。
というのはたぶん、類が友を呼ぶ、ってことかな?

経験によると普通は
イケメン*美女だから
残りわずかな男子たちの一部もまた独身者からはずされたってこと。

理論的に残りの一部は私みたいな素朴女子の相手になれるけど
残念ながら大学の日本語学部に入った以上女子高校とあんまりかわらないから
チャンスがまた半減。

というような外因に、
自分の普通さと根暗さと怠惰さと自信のなさという内因が加わり
恋できないのもおかしくない。

言い訳にしか聞こえないけど
私自分でちゃんとわかってるから
まぁ少し接触してみたりあるいは待ったりするといつか現れてくるから
あせっても無駄だと平気に自分に言い聞かせることができてる。
が、母に何も前置きもなくせかされるのがちょっとむかつく。

=====================================
母ちゃん さんの発言
 あんた彼氏を早く見つけないと
いつもの いずも さんの発言
 =_=
 いいやつが出てきてないから急がせるな
母ちゃん さんの発言
 完璧なやつがいないぞ
いつもの いずも さんの発言
 今はね、知り合いを作ることが簡単 深い知ることが難しい
 すれ違いの世界だよ 
母ちゃん さんの発言
 正しい方向に向かえ 
いつもの いずも さんの発言
 キムサムスンの名台詞
 「私たちがステキな男に出会えないのはなぜだと思う?
 1.真面目な男は顔が悪い。
 2.イケメンは真面目じゃない。
 3.イケメンで真面目な男はすでに結婚している。
 4.イケメンで真面目で未婚の男は能力がない。
 5.イケメンで真面目で未婚で金持ちの男は私達に興味がない
 6.イケメンで真面目で未婚で金持ちで私達に興味のある男はプレイボーイだ。
 7.イケメンで真面目で未婚で金持ちで私達に興味があってプレイボーイじゃない男はゲイだ。
 8.イケメンで真面目で未婚で金持ちで私達に興味があってプレイボーイでもなくて異性愛者な男に私達が近づいても興味を持ったとした ら・・・その人はまともじゃない!!!」
母ちゃん さんの発言
 とにかくチャンスを見逃すな
いつもの いずも さんの発言
 わかってる今言っても無用 日本で探すわけないし
母ちゃん さんの発言
 あんたソンサムスンじゃないから
いつもの いずも さんの発言
 その傾向あるかも
母ちゃん さんの発言
 心配だわ!
いつもの いずも さんの発言
 しようがないじゃん 娘を結婚できない子にしたのは両親だってネットの専門家が言ってたぞ
 学生時代の恋が許さんなんて大間違い
母ちゃん さんの発言
 そんなこと言ってなかったわ!
いつもの いずも さんの発言
 とにかくあたしが神聖なモラルの産物だ
 親の言うことを聞くいい子だもん
母ちゃん さんの発言
 結婚できない子がいい子なんて誰も言ってない
いつもの いずも さんの発言
 たくさんいる
母ちゃん さんの発言
 じゃ友達のSちゃんは
いつもの いずも さんの発言
 彼女別にいい子とはいえないし
 性格も素質も違うしね
 両親も若くて考え方が違う
母ちゃん さんの発言
 何の性格?モテモテ?
いつもの いずも さんの発言
 性格も顔もよくて目立つ 人目ひきつけるから
母ちゃん さんの発言
 あんたもっと外向的になったほうがいい
 内向じゃよくない
いつもの いずも さんの発言
 言ってくれるね
 あたし話し出すと盛り上がるから
 一回顔合わせしただけで二回目は友達みたいにできるタイプ
 まぁそういうのも運しだい
母ちゃん さんの発言
 一目惚れ?
いつもの いずも さんの発言
 ??
 そんなのは見た目だけなの
 素質も少しあるかも
 まぁあたしあんまり自信ないからそういうのが基本的に彼女がいると思い込んじゃうから
 はは^^
母ちゃん さんの発言
 なんで自信ないの
いつもの いずも さんの発言
 見た目と実力が足りないから
母ちゃん さんの発言
 両方大丈夫と思うけど
いつもの いずも さんの発言
 とにかく普通
 だから自分を普通というレベルに位置づけてるの
母ちゃん さんの発言
 美人コンテストじゃあるまいし
いつもの いずも さんの発言
 だからあたしの彼もきっと普通に決まってる
母ちゃん さんの発言
 おしゃれな人が恋できるなんて映画の話さ
いつもの いずも さんの発言
 だから見た目には別に求めてないの
 清潔だけであってくれれば
母ちゃん さんの発言
 それも同感
いつもの いずも さんの発言
 身長も制限あり
母ちゃん さんの発言
 175センチ以下だめ!
いつもの いずも さんの発言
 話に乗ってる==
 それはもちろん
 あと健康的に感じさせてくれる
母ちゃん さんの発言
 地方の人は遠慮
いつもの いずも さんの発言
 当然
母ちゃん さんの発言
 特に優秀なやつは別格
いつもの いずも さんの発言
 いくら勉強できてても無駄
 頭のいいやつがいい。切れるやつ
母ちゃん さんの発言
 がり勉ブー
いつもの いずも さんの発言
 それぐらいで
 それぐらいでもむずい
母ちゃん さんの発言
 家柄がつりあうことも大事
いつもの いずも さんの発言
 それも大事だけど付き合ってる間は主じゃない
 今日ちょい外を歩いてたら 中身のある人素質のある人って本当に見てわかる
 いくらおしゃれにしようとしても雰囲気で感じる
 というのは人を評判する際は第一印象が決める
 その人を見て付き合うという欲求があるかどうかもわかっちゃう
母ちゃん さんの発言
 素質だね
 もっと奥へ見つめれば
いつもの いずも さんの発言
 同じく普通という中間地帯にいる人間は見つかりにくい
母ちゃん さんの発言
 チャンス チャンス見逃すな
いつもの いずも さんの発言
 チャンスがチャンスであるのはそれががんばれば手に入れるものでないから 
母ちゃん さんの発言
 いつでも待機
いつもの いずも さんの発言
 してるわ
 若い頃に恋をするというのは気がついたらすでに恋が始まる
 取り残された人間になってから恋をするというのは男性を見るとびに可能性の有無を考えることになっちゃう 
母ちゃん さんの発言
 誰のせりふ?!
いつもの いずも さんの発言
 あたし
母ちゃん さんの発言
 まさか
いつもの いずも さんの発言
 結婚したいからこの人がいるか、それともこの人がいたから結婚したいのか
 これが大事
 明日恋始まっても、よければ一年は必要。初恋で結婚できりゃいいけど往々にしてそんなことないから分かれる。
 次に突進する。選択肢も影響する要素もたくさんあって 時はあっという間だよ
母ちゃん さんの発言
 現実を避けてるなら見つからないのもおかしくない
いつもの いずも さんの発言
 気がついたらも結婚目的の恋になっちゃってる
 海外は結婚しなくても同居して子供養えるけど中国じゃ絶対無理
 あたしも主婦なんかにならないから自分だって仕事あったり また響いてくる
母ちゃん さんの発言
 いい方向に向かってがんばれ
いつもの いずも さんの発言
 若いママになろうと思ったけど。それが人生を最大限効率的に利用する方法だ
 今じゃ無理
母ちゃん さんの発言
 デメリットもある
いつもの いずも さんの発言
 まぁそういうふうに考えてるけど
母ちゃん さんの発言
 一人引きこもって考えないで現実を見て心を調整するのだ
いつもの いずも さんの発言
 見てるからそう考えてんだよ
 現実はできると思いこんで実際はできないってことさ
 女は過大評価しがちなのは自分の見た目と男の気持ちだ
母ちゃん さんの発言
 。。。。?
いつもの いずも さんの発言
 待ってれば
母ちゃん さんの発言
 やったことのないことは決め付けるな
いつもの いずも さんの発言
 考え方だけなの
母ちゃん さんの発言
 ひとつの考え方だけにすがりつかないで
いつもの いずも さんの発言
 しないでっていちいち言わないでよ
 あたしだってちゃんと見てて感じてるから
母ちゃん さんの発言
 だったらいいけど
=======================================

本当はそれほど厳しいなんかじゃないけど
何この渋い対話。。

それを考えるのが億劫になって
そんなこと、方法や道理というのがないから
どこが好きって聞かれて「わかんない、とにかく好き」だとか答えると
がっかりさせるかも知れんけど
実際はそうかも
そして恋はお互いにそういう気持ちかも

父も言ってた
お見合いのときに母を見たときは
「この人だな」って感じだったってw

だいたい
私みたいに21才で初恋未経験の人は少ないといえば少ないけど
多いといえば多いぐらいじゃないかと思って(笑)

彼女たちの中でも素敵な人 きれいな人がいて
恋ではなくほかで自分の存在を確かめる人だったり
ただただ毎日小さな期待を抱えて待つ人だったり

ほら天海祐希さんはアラフォーなのに平気に「独身最年長」って自称してるでしょ

本当にそれほどきにしなくていいさ
成り行きに任せていいじゃないかと思う。

っていうかいっぱい重い話しちゃって
本当はこんな怖い人なんかじゃないよww

【慶応留学一年間】陸の王者・華の慶早戦 試合篇

2011-05-30 22:47:37 | 狭間ノート
昨日の大雨で慶早戦が延期され、
正直今朝の天気も嫌で
観戦するのをやめようとも思っていた。

起きづらかったため
集合時間の10時より少々遅れて
外苑前駅に着いたが、
まだまだ人が少なかったのでほっとした。

駅を出ると薄着をしたことを深刻に後悔した(笑)。
まぁそれほど薄着じゃないけど
じめじめ感+球場の構造で
風の伝わりがよく、
雨がやんでも寒かった。

去年一度慶早戦に行って
最初はやる気満々にカメラをぱちぱちさせたけど
盛り上がるとカメラは逆に負担になることに懲りて
今回はカメラなしで行くことにした。

前回と同様にいっぱい待たされて
やっと球場に入れたら
待っているのも風に吹かれ
震える運命だった。
座席もぬれてて
とにかく最初は少し居心地が悪かった。

でもやっぱり試合が始まったら
それだけしか気にしなくなるのね。
応援グッズも配られて
どんどん去年のときの意気込みを取り戻したような気分になった。

応援のスローガンとかは、
「早稲田を倒せ」と「打倒早稲田」しか覚えてないけど
みんなの手拍子に合わせたらなんとなく
応援の情熱が出てくる。

こっちに対して早稲田の応援席は
ちょっと寂しかったような気がする。
もちろん授業があってこれないというのが当然だが
「期待が少ないから」とも推測されてる。

開始してまもなく
慶応が一気に4点取れた。
見覚えのある名前がたくさん。
ピッチャーの竹内大輔選手、福谷浩司選手も去年出ていたらしい。
そして今度「さすがだなぁ」と思わされる伊藤隼太主将は、
印象は残ってないが(汗)
一応いたとしよう。(ごめんなさいw)

早稲田の応援席がますます寂しくなるんだ、
と思い始めるところ
反撃らしいものが始まった。
反撃というよりなんかこっちのほうが気が散ったみたいな感じ。

竹内ピッチャーが福谷ピッチャーに変わってからも
点数がもとのままで
早稲田に少しずつ差を縮められてた。
肝心なところで福谷ピッチャーが連続二回フォアボールして
向こうの得点に力を貸した
(と私は思うが。。)
早稲田もしたがってめっちゃ盛り上がり><

周りのみんながやばいやばいって悔しがって
本当に追い越されちゃうかもって思った。
4-3でもかなり危ういからね。

途中で何度もカラスが「あぁ~あぁ~」と
こっちの頭上を飛び回り
不吉だなぁとカラスにせいにした(笑)。

幸い最後のラウンドで
福谷ピッチャーがすばらしく発揮できて
みんなも、向こうの攻撃を封じ
最後まで守りぬけた。

最後の一球が終わったとき
観客がすごくはしゃいでて
私はそばの誰かを抱こうとしたが
ちょっとあれだと思ってやめたw
去年は友達と抱き合っていた^^



ということで優勝を決めた。
去年の背水の陣と違って今年は余裕。
そして全部の5つのチームから勝ち点をあげ、
二年ぶりに優勝。
球場のスクリーンに
江藤監督、竹内選手・福谷選手・伊藤主将のインタビュー映像が出てきて
話してることはさっぱり聞こえなかったが
喜んでいることはわかる。


あっ、晴れた。
そして少し風があってもかまわないと思った。

今度も、我が義塾の旗が、高く、美しく舞っている。

「やっぱ杉山先生を殺した犯人は、左のお姉ちゃんだ。」

2011-05-22 01:52:50 | 狭間ノート
スマイリンちゃんと六本木ミッドタウンを歩きながら、
カメラをぱちぱちさせていた。

初夏の強い日差しだが、歩き日和だった。

芝生に何気なく裸になっている男たちが
ゲームで盛り上がっている。

日に当たらないように少し木陰に入ると、
ベンチの連なってる休憩所の道となった。

スマイリンちゃんとベンチに腰を下ろそうとしたとき
6,7歳ぐらいの男の子一人が私たちのそばを走り通った。
「杉山先生が殺された。」

という男の子の一言に
お尻をそのまま宙に浮かべ
座ることができなかった。

しばらく見詰め合って
その子の平気そうな顔でつぶやき続けるのを見て
笑えた。

「杉山先生31歳。先ほど死体が発見されて
犯人はまだ見つかってない。」
草むらの奥に覗き込みながら独り言を続けていた。

ばかばかしい探偵ゲームだなんて思わず、
逆にすごいと思った。
私たちは声をかけた。

「杉山先生がどうしたの?」
「殺された。」
「あら大変。犯人は捕まったの?」
「まで見つかってない、けど犯人はきっとここにいる。」
「コナンみたい!すごい!」

その子の爺さんらしい人が遠くから歩いて来、笑いながら、
「独り言言っちゃって、コナン先生」
その子は無我夢中になっていて、手のひらの何かをいじっていた。

「じゃトリックは、わかったの?」スマイリンちゃんが聞いた。
「トリックは、トリック、」横にいる私たちにちっとも目をつけずに、
自分の手か草むらの奥かわからないどこかを見つめながら考えているみたい。
「吊線をここを通して、あの木に、あそこの、木にぶら下げて。。
。。。。」途切れ途切れに、真剣な顔して話した。
恥ずかしいながら全部聞き取れることができなくって。。

とにかく短時間にこんな説も考えられることに感服した。
「すごい」とほめてあげても自分を探偵世界に浸らせていた。
「じゃ犯人は?」
スマイリンちゃんはその子を困らせ続けようとして聞いた。
「犯人、、犯人、、」初めて、私たちのほうに目をやり、
「その二人の中にいるんだ!」

その爺さんも、私たちも、爆笑。
私たちが、犯人。
「証拠は?」私が聞いた。
「証拠は、」私たちをしばらく見て。
「そのカメラにある!!」
さすが、子供の想像の力だ。まぁきっとコナンも毎回欠かさず見ているだろうけど
辻褄が合うわけがないにもかかわらずちゃんと即回答できるのも驚いた。

「そんな。私たち杉山先生を知らないよ。」
何つぶやいていたか聞こえず、気づいたら
「犯人は、左のお姉ちゃん!」と
スマイリンちゃんに指していた。

私はスマイリンちゃんに、
よかったねあたしが犯人じゃなくてと言ってるほど
嬉しい顔をした。

話がなぜかにずれ、しばらくしてまた戻ってきたら、
「もし間違ってたら、犯人は右のお姉ちゃん!」

ドーン。=_,=

今度はスマイリンちゃんがはしゃいだ。

その子は少し黙って、手の中の何かをいじって、
私たちはさっきのトリックについてコメントをした。
スマイリン「すごい。吊線なんて。本当にコナンのストーリーみたいだわ。
怪盗キッドのあれ、何話だっけ、思い出すの。」

「じゃやっぱ、犯人は左のお姉ちゃんだね!」
さりげなくこの言葉を投げ出す。

まぁ、私はシロだ!

犯人も捕まったし、私たちが上がってベンチを去った。
すこし歩いて振り向いてみると、
その子が小石を探偵バッジにして、
口元に当ててつぶやくのを見た。

ほんの一瞬、私もそういう格好にしたかった。

うしろから追っかけてきて、というよりたぶん
二人目の殺害現場に駆けつけてきた。

私たちはまた声をかけてみた。
「さっきの、おじいちゃん?」
「ん。おじいちゃん。」相変わらず頭を下げているまま、
「僕のお母さん、看護師なの。」急に母のことに飛び、誇ってるように言った。
「私の母お医者さんだよ!」スマイリンちゃん、相手の言葉に乗るのが得意だわ。
「そっかぁ。何歳ですか?」初めてこっちに聞いてきた。
「そうだね。何歳だと思う?」私は聞き返した。
「。。。。
。。。。
カミヤジュンペイ、六歳、探偵さ!」

こいつマジずるい。
私たちの質問を飛ばして一人で盛り上がるのかよ。
受ける(笑)。

そして三人で歩いて、
コナンと新一と服部平次が完全に似てるという話題に行ったり、
ミッドタウンのビルのアソコに
中村刑事(=。=)の死体がぶら下がってるとジュンペイ君の発見に
相槌を打ったり
空を飛んでいるヘリコプターには毛利小五郎がいるよって話したりした。

私たちはひょっとしたら、
コナンの中によく出てくる、「探偵遊びはやめな」という大人だったかもしれない。
ジュンペイ君もきっとそれを知っていたから
私たちの言うことを気にせず
自分勝手にゲームを進めていたわけだろう。

実際は少年探偵団に本気でなりたいけど
もうなれないのね。

大人になったら、自分が子供だったことを忘れてしまう。

夢中に自分の好きなことをやれることは、
たとえどんなにばかばかしく見えても、
それが何よりも幸せなことだ。


清水寺のおみくじ、「凶」

2011-05-02 15:03:44 | 狭間ノート
昨日大阪・京都から東京に戻った。
疲れ果てて、満喫とはいえないけれども
一応楽しく、東京と違う雰囲気と美しい景色を
いっぱい写真機に収めることができた。

今朝パソコンをつけて
旅日記とかを書こうとでも思っていたが、
思いがけないことでそれはできなかった。

メールボックスを開き、
お母さんからのメールがあった。
「悪いニュース。今朝5時頃おじいちゃんが亡くなった。
覚悟はできてるがやっぱ突然だ。」

しばらくそれを見つめて
なんと平気に感じた。

中風の発作で3年余りもベッドで
自分で動くことも話すこともできないまま寝込んでいる人間が
いつなくなってもおかしくないから。

でもいつものように買い物に出かけて
戻ったら再びこのメールを読んだら
気が動転して
悲しみが抑えきれなかった。

母さんの言ったとおり
いくら覚悟できても本番がやってきたら
さすがに納得できない。

おととい清水寺で
「凶」のおみくじにあたったことを思い出す。
あたっているよね。
自分じゃないけど、自分の場合以上苦しく、切ない。

おじいちゃんに言った最後の言葉は
「ちょっと行ってきます。帰るのを待ってくださいね。」
4月日本に戻る直前、最後に一度病院にお見舞いに行った時のことだった。

去年九月日本に来る前も一度言った。
今度は、約束を守ってくれなかったね。

三年間、週一回家族と行ってたあの病室は
今はどんな風景になっているのだろう。
温かみを失って、冷たく帰らぬ人を見送っているのかな。

【慶応留学一年間】大阪へ向かう

2011-04-26 00:42:18 | 狭間ノート
おはようございます~~

今日は4月28日に大阪に行くことを決めた。
5月1日までだ。

正直どこへでも行きたいんだが
どこへ行くのも億劫になってる。
一人だから。

もともと日本で作った友達はそれほどいなく
震災の関係でまだ日本に戻ってきてない友達がその多数のようで
つい一人になっちゃった。

まだ学校が始まってないとはいえ
学部の授業をちょい聴講してるおかげで
休みの日はばらばらになって
まともな計画も立てにくくなった。

また後に決めようって思いながら、
二週間をぶらぶらして時間をつぶした。
きがついたらあと二週間学校が始まる。

やむをえなく自分を無理やり旅させ
日本に一年間もいたくせに東京しか行ったことがないという
将来の悔いの償いともしてる。
(福岡は行ってたけど)

ANAのツアープランにしたんだが
友達からお金持ちって言われた。。
まぁ自分だって夜行バスか新幹線にしたいけど
やっぱ一人で行くと
一番安全かつ効率の高い方法に行くほうがいいじゃんないかと。

現地で友達がすこし付き合ってくれそうで
それだけで十分嬉しい。

一人でいるのは
もっとも幸せで
もっとも苦しい。
と、私が最近思ってる。

普通の暮らしも、買い物も、旅も。
他人を気にしなくていい、いろいろ自由だが
本当にそうしていいのかと心の奥で迷うときが
一番つらいと思う。
後悔し勝ちっていうものある。

自分の性格上の問題かもしれないけど。

暗い話はここにして
明後日の旅行を楽しみにしてる。

次は、出雲大社に行こうと思ってる☆

いずもでありながらいずもに行ったこともないというのは
はずかしぃよ!
一緒に行ってくれる友達がいそうだから
たぶん夜行バスで行くと思う。

あっという間に留学生活は残り3ヶ月ぐらい。
振り返ってみると何もしてないような気がして、
がっかりした。

ほかの人が一生懸命週末に夜行でどっかに行って
日本中を遊びまわるのを見て
自分ももっと広い世界に入り、もっといろいろ楽しんだほうが
いいんじゃないかと思うようになった。
一期一会だからね。

怒っています、たぶん。

2011-04-24 00:36:36 | 狭間ノート
お久しぶりです。
いずもです。
4月11日午後、ちょうど東日本大震災が起こって一ヶ月のとき、
上海から日本に戻りました。

戻ったばかり余震が相次ぎましたが、
それほど強いものではないですので
一応無視しています。

自分にとって特に不便なところはないのですが、
被災地の方々に対し
支援に取り組んでいる方々に対し
きっと大変なことだと思います。
心よりお祈りします。

さて
タイトルどおり怒っているかもしれません。

twitterですこしフライトしてみますと
中国を批判するつぶやきとかたくさん出てきます。
その一部は正しい判断であり、私の情報源としても使えます。

が、中国のことが全部わかって、それを見抜いたようなふりして
けちをつけている方もたくさんいるようですねぇ。

更に上海のことまで。
上海人の地方差別とか。。?
上海人の定義とか。。?
根拠のないつまらない優越感。。とか?
上海人は中国中嫌われているよ。。とか?
ちょっとじっとしてられませんねぇ。

見た目や先入観に執着すると
とんでもない結論にたどり着きます。
でしゃばったことをいってはいけませんよ。

だいたいそのネタはどこからでしょうねぇ。
すこし遅れでもしていらっしゃるのでしょうか?

と言っても
あら、先進国の日本の方は中国の人に対してつまらない優越感を持ってらっしゃるのね
なんてことは言いませんよ。
少しはむかつきますけどねぇ。

だって何でも絶対ではないですもの。
上海人のうち訳もなく地方出身の人を差別する人が一部であるように
上海人が相当おぞましいと思い込んでいる外国の方も一部であるように
決め付けてはいけません。

喧嘩を買うつもりもありませんし
ゆがんでいる思い込みは更にゆがんでいかないように
すこしおじさんたちの話から譲歩して
横で見てもよろしいではないかと。

ではでは
以上で気を晴らしました。

===============
最近どうも変なしゃべり方になってしまったような。。
きにしないでくださいねぇ。

二十一

2011-03-25 20:26:51 | 狭間ノート
朝起きて、いつもどおり携帯でHPをチェックしたら
なんとすでに8通のメッセージがあった。

二十一歳の誕生日の日は、
こんな暖かい中始まった。

二十一歳のため書き下ろした曲
『Twenty-one』は、
まだレコーディングはできていない。
(風邪のため)

でも歌で歌っているように、
「鏡の中の自分を見つめて、昨日と違うわけでもないのに
 今日は自己紹介のとき 
 21です って言わなきゃ」

本当に昔みたいに誕生日や祝日を楽しみにするのが
少なくなって
精神的に忙しくて誕生日っていう実感がなくなった。

正直昨日までずっと
慶応と新学期のスケジュールや奨学金のことのため
一刻の暇も取れずに
母校と慶応と連絡してた。

奨学金がもらえないという恐れでいらいらして
誕生日どころじゃなかった。
もともと母校側の仕事なのに
助けを求めたら
先生が「この学生がめんどうくさいわ」と堂々と返事して
(たぶんほかの先生に報告したとき誤って送ってきた)
甚だしき腹立たしい態度だった。

やむを得ず慶応の担任先生にメールして事情を説明したら
まじめに確認して下さって、各部門まで問い合わせして下さって
私がメール出してから二時間以内に
すべてのことが順調に解決できた。

奨学金が無事に手に入れられるというのが
自分にとって一番の誕生日プレゼントかなぁと
思っちゃった(笑)

元々この二十一歳の誕生日は日本で過ごすことになってたが
地震で東京に戻らなくなって
前の二十回と同じで上海で過ごした。

何の特別のお祝いとかもなくて
ただただネットで友達からの「おめでとう」を
チェックしながら
昔と違う楽しみを感じてる。

今この年で
些細な出来事で、自分の小ささと世間の冷たさに
わけも分からず怒りを感じたり
あせったり迷ったりする中
自分を慰めてくれる人
支えてくれる人
やさしく声を掛けてきてくれる人が
一人さえいれば
この上なく幸せに包まれていると思うことが
本当の楽しみではないかと。