ちょっと真面目なお話。
先日、ペン字企画にお申し込みいただいた方から、こんなメールをいただいた。
「お手本で見るいづみmamaさんの字は、とっても線がやわらかくて、
私の好きな字なんです。あの字を目標に頑張りたいと思います。」
今はこの言葉を素直に嬉しく思う^^
「今は・・・」というのも、昔はこの自分の字が好きではなかったから。
ペン字企画を立ち上げるにあたって、いろんなペン字講座のサイトを検索して
見て回った。
その中で衝撃を受けた、とあるペン字サイト。
講師は多数の著書、テレビ出演などもありとても有名な先生。
その生徒さんたちの字を見て驚いたのだ。
それは、まるで先生と同じ、コピーを見ているかのような文字。
1人だけじゃない。
たくさんの生徒さんの作品が、どれもまったく同じ字なのだ。
誰がどれを書いたのかなんてわからない。
先生と同じ字を書いているのだから、上手ではあるんだろうけど・・・
なんの個性もない、ただ先生と同じ字が並んでいるのを見て、違和感というか
・・・正直、気味が悪かった・・・
その字に、書いたその「人」が全く見て取れなかったから。
私は6歳から23歳まで、同じ1人の先生に師事していた。
その先生の字が大好きで憧れて、先生のような字を書きたいと思って長年
練習を積んできた。
なのに、私の字と先生の字はまるで違う。
先生の字は力強くダイナミックで、女性でありながら男性的な字であった。
その先生に常に言われていたこと。
「あなたの字は優しくて柔らかくて、とても女性らしい字。先生にはそんな
線は出せない」と・・・。
もちろん褒め言葉として言ってくださっていたこの言葉も、先生のような字を
目指している私には全然嬉しくなかった・・・^^;
でも今にして思う。
先生はよく私の個性を引き出してくれたのだ、と。
先生とは全く違うタイプの字ではあるけれど、資格を取って人に教えられる
レベルにまで伸ばしてくれた。
私は今でも、とうに亡くなったその先生の字をお手本に練習している。
未だにその先生の字に近づきたいと思っているのだ。
でも、いくら練習しても先生の字にはなれないとわかっている。
先生がそう育ててくれた。
そのサイトのずらりと並ぶ同じ字を見て、「先生の指導法は正しかったんだな」
と思った。
一人一人性格が違うように、書く字も違って当たり前。
クセはしっかり直してあげて、いいところを伸ばしてあげる。
私もそういう先生になりたいと改めて思った。
今のところ、うちの生徒達の字を見ると・・・てんでバラバラ(笑)
うん、これでいい。と一人で納得。
私の字を押し付けるのではなく、その子の個性を引き出してあげたい。
いろんなタイプのその子らしい「美しい字」が育ってくれればいいな。
子供達だけの教室とは違う、大人向けのペン字講座。
どんな風になるか、ドキドキです・・・
やはり同じように、いいところを伸ばしていきたいと思うけど・・・
大人のクセ字は頑固そうだ^^;
先日、ペン字企画にお申し込みいただいた方から、こんなメールをいただいた。
「お手本で見るいづみmamaさんの字は、とっても線がやわらかくて、
私の好きな字なんです。あの字を目標に頑張りたいと思います。」
今はこの言葉を素直に嬉しく思う^^
「今は・・・」というのも、昔はこの自分の字が好きではなかったから。
ペン字企画を立ち上げるにあたって、いろんなペン字講座のサイトを検索して
見て回った。
その中で衝撃を受けた、とあるペン字サイト。
講師は多数の著書、テレビ出演などもありとても有名な先生。
その生徒さんたちの字を見て驚いたのだ。
それは、まるで先生と同じ、コピーを見ているかのような文字。
1人だけじゃない。
たくさんの生徒さんの作品が、どれもまったく同じ字なのだ。
誰がどれを書いたのかなんてわからない。
先生と同じ字を書いているのだから、上手ではあるんだろうけど・・・
なんの個性もない、ただ先生と同じ字が並んでいるのを見て、違和感というか
・・・正直、気味が悪かった・・・
その字に、書いたその「人」が全く見て取れなかったから。
私は6歳から23歳まで、同じ1人の先生に師事していた。
その先生の字が大好きで憧れて、先生のような字を書きたいと思って長年
練習を積んできた。
なのに、私の字と先生の字はまるで違う。
先生の字は力強くダイナミックで、女性でありながら男性的な字であった。
その先生に常に言われていたこと。
「あなたの字は優しくて柔らかくて、とても女性らしい字。先生にはそんな
線は出せない」と・・・。
もちろん褒め言葉として言ってくださっていたこの言葉も、先生のような字を
目指している私には全然嬉しくなかった・・・^^;
でも今にして思う。
先生はよく私の個性を引き出してくれたのだ、と。
先生とは全く違うタイプの字ではあるけれど、資格を取って人に教えられる
レベルにまで伸ばしてくれた。
私は今でも、とうに亡くなったその先生の字をお手本に練習している。
未だにその先生の字に近づきたいと思っているのだ。
でも、いくら練習しても先生の字にはなれないとわかっている。
先生がそう育ててくれた。
そのサイトのずらりと並ぶ同じ字を見て、「先生の指導法は正しかったんだな」
と思った。
一人一人性格が違うように、書く字も違って当たり前。
クセはしっかり直してあげて、いいところを伸ばしてあげる。
私もそういう先生になりたいと改めて思った。
今のところ、うちの生徒達の字を見ると・・・てんでバラバラ(笑)
うん、これでいい。と一人で納得。
私の字を押し付けるのではなく、その子の個性を引き出してあげたい。
いろんなタイプのその子らしい「美しい字」が育ってくれればいいな。
子供達だけの教室とは違う、大人向けのペン字講座。
どんな風になるか、ドキドキです・・・
やはり同じように、いいところを伸ばしていきたいと思うけど・・・
大人のクセ字は頑固そうだ^^;
習字では無くて 写真なんだけど。
ある一人の女性が カメラ教室に通っててね
先生と同じものを撮りたいって頑張ってたの
構図も 絞りも シャッタースピードも
何もかも先生と同じで・・・
そりゃ少しは違った写真だけれど
講師とほとんど同じ写真に仕上がってました
それはそれで凄いことなんだろうけれど
写真もさ、「感性」なんだと思うの。
読んで字のごとく「真実を写す」から「写真」
講師が撮った写真が「真実」なのでは無く
今 目の前にある その風景が「真実」なんだよ
って すごくその子に言いたかった(言えなかったけれど ←小心者)
人それぞれの個性を 上手に引き出してくれた
いづみmamaさんの先生って とても素敵な方だったんですね
そんな先生に巡り合えたのも いづみmamaさんのパワーなんじゃ無いかな~(^^)
「模倣は創造のはじまり」と言うけれど、まるっきり同じっていうのは・・・^^;
しかもそこから自分の字に変化していくとも思えず・・・
難しいですねぇ~~
私なんて、本当に先生の字そのものになりたくて頑張ってたのにね(笑)
そうそう、字には人柄が表れるって言うし、先生には「いづみちゃんの優しい性格が出てるのね」と言われてたわ~
鬼嫁ですけど?笑