山形屋と言いましても、山形県ではなく、ここは千葉の松戸。
実は我が家この近所でして、ず~~と気になっていたのがこちらのお店。
赤地に「ラーメン」の字が書かれたのぼりと暖簾が風に揺れています。
恐ろしく風に強い日でした。
店前の出前用のカブとオカモチも素敵!
店内はテーブル席と
結構な広さの座敷もあります。
変な絵になってしまったので、45℃ほど回転させた変な写真になってしまいました。
こちらの山形屋さんは、実はこの地に構えて40年の老舗。
ラーメンなどの麺類、定食系も充実したメニュー。
自分達以外のお客さんは皆さん常連さんですね。
外から見ると、想像もつきませんが(失礼)皆さん笑顔のアットホームな明るいお店です。
子供をつれての来店でしたが、快く迎え入れてくれてほっとしました。
それにしても・・・
この写真に写っている
このレジスター!!
凄すぎる!何十年前の代物でしょう?
これなんでも鑑定団とか出したら結構な値段がつくのではないでしょうか?
なんだか解読するのが大変ですけど、たぶん99999万円以上の買い物は想定してないんでしょうね。
どうやって使うのか、全く想像できないんですが、
「どうやって使うんですか?」
って女将さんに聞いたら
「これ押して・・ポンって・・」
どうやらレジスターの機能は使用してなくて、ただの現金保管庫として利用されているようです。
そうりゃそうか?
それでも昨今のレジスターには無い重厚感があってカッコイイ!!
そんなレジスターで盛り上がっている間にラーメン到着!
子供達のはなんとナルト2枚のり!
こちらが大人用。
スープは中華料理の極基本的な鶏がら、豚骨のスープ。
甘みが強いのは、みりんが強いからですね。おそらくチャーシューの煮汁がこの味なのでしょう。それと少し化学調味料が使われているようです。
麺も極平均的な中加水の中細麺。茹で加減が多少柔らかめですが、スープとの馴染みが良いですね。
上にはチャーシュー、メンマ、ナルト、ほうれん草、海苔。ねぎは極細かく切って散らされています。
久しぶりにこれ以上ないほどの基本的なラーメンを頂いたというのが正直な感想。
非常に手の込んだラーメンが流行る一方でこういうシンプルなラーメンもアンチテーゼとして良いなあと思います。
実はこの日は例の地震から数日後、テレビなどは被災地の状況、原子力発電所の事故の報道が続き閉塞感が漂う中、嫁と「たまには外食するか?」と言って出て来ました。
晴れの日の食事としてのラーメン。
自分が子供のころ、外食というのは贅沢で、たまに外でラーメンやカレーを食べるとときめいたものです。
そこまでではないのですが、あの記憶が蘇ってくるような、美味しいラーメン。
ごちそうさまでした。
ではでは
【ラーメンデータベース】中華 山形屋
【地図】千葉県松戸市高塚新田336
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いつの間にか少なくなった気がします。
最近はメンマを使わない店が徐々に増えている気がするので、
僕としてはメンマがこの先ドンブリの中で生き残っていけるのか不安です。
ほうれん草はお吸い物の吸い口が元ではないか?と某ラーメンの本にありました。
メンマも家系とか九州系のラーメンには乗らないですよね。
でも東池袋大勝軒とかでは必須の具で同店では乾燥もの1週間かけて戻すそうです。
私も個人的にメンマには残っていてほしいですね。
後地味ですがナルトも。