さあ!今年の釣り初めも昨年同様にフグであります。
岩風呂には何度か登場しているので、知っている人も多いと思いますが一応説明。
狙うフグの種類はショウサイフグ、トラフグやマフグより小さめ、大きくても30cm程のフグで、よく一夜干しなんかで売られているのが大体それです。
しかし、侮るなかれ釣りたての新鮮なもの、しかも天然のフグですからな!
そのフグをどう釣るかというと、それがカットウ釣り。
ナス型オモリの下に大きな針がついたカットウ、そのカットウから生えた針に青柳を付け、その下には極太のハリス又はワイヤーが20~30cmの下大きな引っ掛け針が付いています。
このカットウを海底まで落とし、このカットウに付いた青柳を食べに来たフグの不意を付いて、一気に竿を立てて仕掛けを引き上げ、その下の引っ掛け針で引っ掛けようという姑息且つ大胆な釣りなのであります。
昨年は出船直後に船酔いし惨憺たる結果だったワケですが、今年はそんなことが無いよう、前日は休みを入れしっかり休養して望みました。
前日の内に合流したuz氏と午前3時出発。
途中買い物をしながら、午前4時半過ぎには千葉県は南房総大原漁港の鈴栄丸さんに到着。
数時間前に到着していた、O俣氏、A井氏、栗O氏とも合流です。
出船30分前に酔い止めもちゃんと飲みました。
準備は万端です!それじゃあシュッパ~~ツ!!
・・・ところがその酔い止めが効いたの釣り場に到着して糸を生みにたらした瞬間に、強烈な眠気が急襲!(;@□@)
昨年に引き続きいきなりダウンは避けたいと粘るも、眠気には負けデッキでしばし熟睡・・・そして1時間後復活。
俺の釣り初めはここからだ!
唸れラルグフ(リール&竿の名前です。理由は青いから・・・ガンヲタの人は感じてください・・・)
日の出直前の一番良い時間を逃したのですが、その間も実はあんまり良くなかった模様。
A井さんが5尾のほかは2~3尾というところ・・・これはまだまだ追いつけるかもしれないぞ!
復活後はかなり調子がよく、ガンガンシャクって・・・いるのに辺りは無し・・・。
釣り場を変えること数回、ようやく当りが来まして1尾ゲット!
・・・昨年はここでまたダウンして1尾だったのよね。
と一瞬不安がよぎりましたが、まあその後も悪くなる気配は無し。
・・・としばらくシャクっていると・・・なにやらガツンッ!と大物の手ごたえ!
グッと重くなったかと思うと、スーッと軽くなる・・・この魚の手ごたえ、知ってるぞ!
上がって来たのは推定27cmの良型のカワハギ、しかも本カワハギです。
この魚平べったいので、釣り上げる際、釣り上げられる方向に対して体を横にすることで水の抵抗力が増し重くなるのですが、縦にするとスルスルと上がってきてしまうという。
なので一瞬「バラしたか?」と思うほど軽くなるのが特徴です。
まあ、ウマヅラとか鯛の仲間とか、体高があって平べったい魚はみんなそうなんですけどね。
これを機に数は多くないものの、コンスタントに釣れ始めたのですが、船長の「アガリマ~~ス」の声、11時40分と昼前にして早めだなあ~と思ったのですが、陸に上がった瞬間に雨が雲が広がりだし、雨がポツポツ。
さすが船長、いい判断です。
さて、釣果発表行きましょう。
まずは30cm以上と思われる良型を含む10尾をゲットしたA井氏!
ちなみにA井氏は他の10尾釣った人と一緒に竿頭(その船で一番釣った人です)
しかし、この日はかなり悪かったようで、坊主の人も数名いました。
通常竿頭は30尾以上、良い時なら60尾くらい行きます。
続いてやはり良型揃いも7尾のO俣氏。
悪い中でもしっかり押さえてきますねえ。
流石です。
そして、uz氏は写真を撮る前に捌かれてしまいました。
こちらも良型を含む7尾。
ちなみに、釣ったフグはフグ調理免許を持っている船宿の船長や女将さんがこんな風に捌いてくれます。
これをやってくれるのでフグ釣りはもって帰っての調理も楽ですな。
そして栗O氏。
一昨年初挑戦にして11尾を上げた栗O氏もO俣氏、uz氏に1尾届かないながらも6尾。
・・・そして・・・
5尾+カワハギでフグの数ではビリ・・・またか・・・。
しかし、船宿全体として竿頭さえも残念賞の干物発動。
こちらの鈴栄丸さんは釣果が悪かった釣客さんに、残念賞としてその時々の干物をくれます。
今回は2回目・・・発泡スチロールパックに40尾ほどのめざしでした。
とほほ・・・。
小雨交じりの大原の海に再度リベンジを誓うiwaYohでありました。
船長!またよろしくお願いします!
ではでは
【元祖ショウサイフグの釣船 鈴栄丸】
■釣り宿オヤジ直伝「超」実践海釣り
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