伝統芸能 夢の架け橋~北の魂、南の魂~公式ブログ

東日本大震災復興支援のための岩手の山伏神楽と沖縄の琉球古典舞踊との合同演舞・演奏披露会を開催

寄付完了

2013年07月19日 | お知らせ
去る7月9日。
遠野まごころネット様へ
今回のイベントで皆さまからいただいたお金を
奨学金として寄付させていただきました。





精算が遅くなった関係で
開催から1ヶ月近く経ってからの寄付になりましたこと
お詫び申し上げます。

ありがとうございました。

集計結果

2013年07月08日 | お知らせ
結果のご報告が大変遅くなってしまい申し訳ありません。
皆さまからいただいた協賛金、義援金、寄付金の集計結果は
以下の通りとなります。


●事前受付協賛金  124口分 620,000円
●前売り義援金   106枚分 212,000円
●当日協賛・義援金       129,000円
●閉演後の寄付金        38,310円

【収入合計】         999,310円



●会場費            99,600円
●広報費            126,105円
●運営費            202,830円
●記録費            20,000円

【支出合計】         448,535円



差引 551,275円を遠野ふるさとネットサンタ基金に
近日中に寄付させていただきます。

ご協力、ご観覧いただいた方々に心から御礼申し上げます。
ありがとうございました。

フィナーレ

2013年06月19日 | 日記



















さまざまな、たくさんの方々のご協力をいただき、
大勢のお客様のご来場をいただき、
出演メンバーも自腹で上京し、
いろんな思いを残してイベントは終わった。
被災地支援への温かい思い。
いつもとは違う土地、舞台での精一杯の演舞。
違う文化を持つもの同士の熱い交流。
胸が熱くなるシーンがいくつもあった。
長いようで、あっという間の一日が
夢のように過ぎた。

お手伝いいただいた方々、ご覧いただいた方々、
協賛いただいた方々、公演いただいた方々に
心からの御礼を申し上げたいと思います。
今ご支援いただいた金額を精算中です。
精算後、いくら義援金にできたのかについては
本ブログにUP予定です。

本当にありがとうございました。

明日13時30分 開演

2013年06月14日 | お知らせ
いよいよ明日
13時開場、13時30分開演となりました

花巻上根子神楽、琉球舞踊とも震災からの復興を
願って心を込めて演舞致しますのでどうぞお楽しみ下さい。

あと2日

2013年06月13日 | お知らせ
当日の詳細を改めて再掲します。

「伝統芸能 夢の架け橋~北の魂・南の魂~」

開催日時:6月15日(土)13時 開場 13時半 開演
開催場所:東京都中央区月島社会教育会館4階ホール


  ◇    ◇    ◇    ◇    ◇

〈上根子神楽 〉

花巻市上根子地区に伝わる、修験系の山伏神楽。
確かな由来は残っていないが明治初年の言立(謡)本が現存しているため
江戸後期からの伝承ではないかと言われている。
当地の山伏神楽ではユネスコ登録世界遺産の早池峰神楽が有名だが、
それとは異なる円万寺神楽(岩手県指定)流であり、
同流独特の流れるような動きが特徴。
毎年6月25日の本拠地上根子熊野神社例大祭をはじめ、
元旦奉納や近隣神社での奉納神楽を行っている。
温泉地花巻での観光客向け公演などの依頼もあるほか
熊野神社氏子地区1軒1軒権現舞を奉じて歩く「春祈祷」が毎年2月に行われていて、
古の「霞」といわれる氏子地域守護の行事も残っている。


● 演目・出演者 ●
「山の神舞」
豊穣を司る山の神の舞。
農村地帯である当地では最も人気の演目である。
胴前は呪文のような唱文を唱えながら太鼓を叩き、
舞手は手で印を結ぶという
上根子神楽の演目中、最も修験色の強い演目としても知られる。

舞手:平賀大 太鼓:平賀則雄 笛:平賀忠彦 鉦:北山公路・平賀航


「岩戸開き」
天照大神による天の岩屋戸伝説を舞にしたもの。
前半は山の神舞に似たひとり舞だが、
これはネリと言われる物語の前振りのような舞。
天津小屋根命の舞ということになっている。
その後田力男命が出てきての2人舞。
天照大神は思兼命とともに現れる。
4人とも面を外した以降はいわゆる祝舞となる。

舞手:北山健介・平賀大・平賀大二郎・菅沼翔 太鼓:照井豪 笛:藤原直人 鉦:北山公路・平賀航


「裏三番叟」
伊邪那岐、伊邪那美の最初の子である蛭子命は身体も弱く、
長くは生きられないだろうと海に流された。
のちに海辺の民に拾われてその地に幸福をもたらす神となった。
一説には恵比寿様になった物語とされるのが三番叟。
「裏」になると兄の叟の真似をして舞おうとする弟がつく。
うまく真似できない弟役の道化が楽しい。

舞手:北山大介・藤原直人 太鼓:照井豪 笛:平賀忠彦 鉦:北山公路・平賀航


「権現舞」
上根子神楽で必ず最後にご披露するのが権現舞。
この権現頭は当地上根子熊野神社の祭神の権現とされ舞そのものが式舞となっている。
早春には息災を願う近隣の家々をまわって
権現舞で祈祷し新築の家には防火を、結婚式では弥栄を、それぞれ願って舞われる祈祷舞。

舞手:平賀大・北山健介 別当:北山公路 太鼓:平賀則雄 笛:平賀忠彦 鉦:平賀航


  ◇    ◇    ◇    ◇    ◇


〈琉球舞踊〉

1400年代に琉球王国と中国が朝貢冊封体制を確立した事に始まり、
以降琉球国王の交代毎に中国皇帝より派遣される使者(冊封使)を歓待する宴などで踊られていたものである。
宮廷舞踊とも言われる古典舞踊は、
首里王府の庇護のもと躍奉行(おどりぶぎょう)により首里氏族子弟の中から選ばれた
特に眉目秀麗な男子が踊り手(立方)をつとめていた。
1879年の琉球処分により沖縄県が日本国により琉球に設置され
禄を失った役人舞踊家が芝居小屋の役者などになり、
踊りの内容も古典舞踊から庶民の生活や心情をテーマとしたものが多数創作され
民衆の支持を得た。これが雑踊りである。
琉球舞踊の伴奏者(演奏者)である地謡(ジウテー)は三線、箏、笛、太鼓、胡弓で構成される。
2009年 琉球舞踊は国の重要無形文化財に指定され、
また2010年にはユネスコの“人類の無形文化遺産の代表的な一覧表”に登録された。

● 演目・出演者 ●

・舞踊立方 :宮城流真帆乃会 志喜屋順子琉舞研究所・玉城流煌扇会 又吉啓子琉舞道場
・地  謡 :三線 野村流音楽協会 正廣会原口忠琉球古典音楽地謡研究所 原口忠、島袋弘竜、仲尾勝成、仲村伊由
      :箏  琉球筝曲興陽会 宮城秀子・琉球筝曲保存会 川崎育恵   :笛 沖縄横笛協会 桶川美晴
      :胡弓 野村流古典音楽保存会 前田博美   :太鼓 琉球音楽太鼓つくし会 志喜屋順子


「四つ竹」
紅型衣装に花笠をかぶり四つ竹を持って優雅に踊る代表的な琉球古典舞踊。
“今日、この栄えある御座(ウザ)に参列出来る喜びを四つ竹を打ち鳴らしながら祝い踊りましょう“

舞踊:新垣江里子・新垣麻里子・奥間緑・国吉恵美子・上原美智子・普久原由実


「鳩間節」
八重山鳩間島で唄われていた鳩間中森を大正時代にアップテンポにアレンジした雑踊(ゾーウドゥイ)で
島の美しさと五穀豊穣を祝った踊り。
“鳩間中森に登りクバの下から望めば手に取る様に見える景色は何とも見事だ!”

舞踊:比屋根静江


「かせかけ」
宮廷女七踊りのひとつで愛する男性のために機(ハタ)を織る女性の心情を表現した踊り。
“細やかな糸を紡ぎカセに掛けて、愛しい方にトンボの羽のような上質な着物を織り着せて上げたい。”

舞踊:仲村千春


「独唱」
 ※赤田風節  唄三線 前田博美 箏 川崎育恵
  ・赤田門やつまるとも 恋し見物門や つまてくいるな
   (赤田門が閉まっても、愛しい人のもとへ通じる見物門は閉まってくれるな。)
 ※仲風節   唄三線 仲尾勝成 箏 宮城秀子
  ・花ぬ木陰に住みなりてぃ いちゃしなちかしゃぬ 別てぃ行ちゅが
   (愛する人の所に住みなれて、今になって悲しいことにどうして別れていくことができようか。)


「加那よー天川」
水辺で自由奔放に恋する男女の様子を表現した打ち組み踊り(ウチクミウドゥイ)。
加那よー節と島尻天川節の二曲で構成されたとても楽しく技巧に溢れた踊りとなっている。
“加那よーあなたの面影がたてば宿になど居てもたってもいれない”

舞踊:新垣江里子・新垣麻里子


「京太郎」
京太郎(チョンダラー)とは門付け芸人の事、
唱えに合わせ扇舞、陣笠舞、鳥刺し舞で構成される、
真帆乃会が得意とする琉球舞踊の中でも非常に珍しく民俗色豊かな必見の踊り。

唱:島袋弘竜 舞踊:比屋根静江・仲村千春・奥間緑・国吉恵美子・上原美智子・普久原由実


「谷茶前」
谷茶(タンチャ)は本島北部恩納村にある漁村でこの村に住む若い男女が働く喜びを力強く表現した踊り。
“タンチャメーの浜にスルル(キビナゴ)が寄って来た!ススルじゃないよ、ミジュン(イワシ)だよ!”

舞踊:新垣江里子・新垣麻里子


「黒島口説」
八重山諸島黒島の風景や生活を口説(くどき)ながらはつらつと踊ります。立ち方(踊り手)による
囃しも楽しく舞台を盛り上げます。
“さても豊かな黒島や島のながれやかないかた祝う寿その景色”

舞踊:比屋根静江・仲村千春・奥間緑・新垣江里子・国吉恵美子・上原美智子・普久原由実・新垣麻里子

読売新聞に案内掲載

2013年06月04日 | お知らせ

5月31日付読売新聞26面に
本イベントの案内が掲載されました。
ちょいと事実誤認があるようですが(^^;
まぁいいでしょ(笑)

上根子神楽 練習中

2013年05月19日 | 上根子神楽






本番まで1ヶ月を切り
張り切りながらも楽しく練習中。
乞うご期待。

琉球新報での紹介

2013年05月09日 | 日記
地元紙 琉球新報さんに掲載、紹介して頂きました。
5月5日の紙面です。
本番まであと一月、いよいよ仕上げの稽古がはじまります。

琉球舞踊稽古開始

2013年04月30日 | 日記
琉球舞踊の稽古が始まりました。

写真は鳩間節

琉球舞踊、出演者・演目解説

2013年04月01日 | 琉球舞踊
出演者紹介
 ・舞踊立方:宮城流(みやぎりゅう)真帆乃会(まほのかい)
        :玉城流(たまぐすくりゅう)煌扇会(きらせんかい)

 ・地謡:三線 野村流音楽協会 正廣会原口忠琉球古典音楽地謡研究所
                     原口忠、島袋弘竜、仲尾勝成、仲村伊由
    :箏 琉球筝曲興陽会 宮城秀子、川崎育恵
    :笛 沖縄横笛協会 桶川美晴
    :胡弓 野村流古典音楽保存会 前田博美
    :太鼓 琉球音楽太鼓つくし会 志喜屋順子

琉球舞踊解説
1.四つ竹(踊りくわでさー)
紅型衣装に花笠をかぶり四つ竹を持って優雅に踊る代表的な琉球古典舞踊です。

“今日、この栄えある御座(ウザ)に参列出来る喜びを四つ竹を打ち鳴らしながら祝い踊りましょう“

2.鳩間節
八重山鳩間島で唄われていた鳩間中森を大正時代にアップテンポにアレンジした雑踊(ゾーウドゥイ)で
島の美しさと五穀豊穣を祝った踊りです。

“鳩間中森に登りクバの下から望めば手に取る様に見える景色は何とも見事だ!”

3.かせかけ
宮廷女七踊りのひとつで愛する男性のために機(ハタ)を織る女性の心情を表現した踊りです。

“細やかな糸を紡ぎカセに掛けて、愛しい方にトンボの羽のような上質な着物を織り着せて上げたい。”

4.独唱 
※赤田風節  唄三線 前田博美 箏 川崎育恵
・赤田門やつまるとも 恋し見物門や つまてくいるな
  (赤田門が閉まっても、愛しい人のもとへ通じる見物門は閉まってくれるな。)

※仲風節   唄三線 仲尾勝成 箏 宮城秀子
・花の木陰に住みなれて いきやすなつかしやの 別れていきゆが
(愛する人の所に住みなれて、今になって悲しいことにどうして別れていくことができようか。)  
  
5.加那よー天川
水辺で自由奔放に恋する男女の様子を表現した打ち組み踊り(ウチクミウドゥイ)です。
加那よー節と島尻天川節の二曲で構成されたとても楽しく技巧に溢れた踊りです。

“加那よーあなたの面影がたてば宿になど居てもたってもいれない”

6.京太郎(唱:島袋弘竜)
京太郎(チョンダラー)とは門付け芸人の事、唱えに合わせ扇舞、陣笠舞、鳥刺し舞で構成される
真帆乃会が得意とする琉球舞踊の中でも非常に珍しく民俗色豊かな必見の踊りです。

7.谷茶前
谷茶(タンチャ)は本島北部恩納村にある漁村でこの村に住む若い男女が働く喜びを力強く表現した踊りです。

“タンチャメーの浜にスルル(キビナゴ)が寄って来た!ススルじゃないよ、ミジュン(イワシ)だよ!”

8.黒島口説
八重山諸島黒島の風景や生活を口説(くどき)ながらはつらつと踊ります。立ち方(踊り手)による
囃しも楽しく舞台を盛り上げます。

“さても豊かな黒島や島のながれやかないかた祝う寿その景色”

※記載の演目は4月現在の予定演目ですので変更の可能性もあります。
変更の場合はご了承をお願い致します。

上根子神楽 演目・出演者

2013年03月27日 | 上根子神楽
「山の神舞」
豊穣を司る山の神の舞。
農村地帯である当地では最も人気の演目である。
胴前は呪文のような唱文を唱えながら太鼓を叩き、
舞手は手で印を結ぶという
上根子神楽の演目中、最も修験色の強い演目としても知られる。
舞手は神楽伝承5代目の若手リーダー格。

舞手:平賀大
太鼓:平賀則雄 笛:平賀忠彦 鉦:北山公路・平賀航




「岩戸開き」
天照大神による天の岩屋戸伝説を舞にしたもの。
前半は山の神舞に似たひとり舞だが、
これはネリと言われる物語の前振りのような舞。
天津小屋根命の舞ということになっている。
その後田力男命が出てきての2人舞。
天照大神は思兼命とともに現れる。
4人ともに面を外した以降はいわゆる祝舞となる。
天照大神役の女舞は大学柔道部出身。

舞手:北山健介・平賀大・平賀大二郎・菅沼翔
太鼓:照井豪 笛:藤原直人 鉦:北山公路・平賀航




「裏三番叟」
伊邪那岐、伊邪那美の最初の子である蛭子命は
身体も弱く、長くは生きられないだろうと海に流された。
のちに海辺の民に拾われてその地に幸福をもたらす神となった。
一説には恵比寿様になった物語とされるのが三番叟。
「裏」になると兄の叟の真似をして舞おうとする弟がつく。
うまく真似できない弟役の道化が楽しい。
道化役はほとんどアドリブ。

舞手:北山大介・藤原直人
太鼓:照井豪 笛:平賀忠彦 鉦:北山公路・平賀航




「権現舞」
上根子神楽で必ず最後にご披露するのが権現舞。
この権現頭は当地上根子熊野神社の祭神の権現とされ
舞そのものが式舞となっている。
早春には息災を願う近隣の家々をまわって権現舞で祈祷し
新築の家には防火を、結婚式では弥栄を、
それぞれ願って舞われる祈祷舞。

舞手:平賀大・北山健介 別当:北山公路
太鼓:平賀則雄 笛:平賀忠彦 鉦:平賀航

(上記演目・出演者は現時点での予定です)

遠野まごころネット

2013年03月22日 | 日記




本イベントで
入場整理券と引き換えに皆さまからお預かりする義援金は
NPO法人遠野まごころネット事業の
「まごころサンタ基金」に寄付します。
震災被害による家計困窮の中でも
進学を志している子どもたちへの奨学金となります。
ささやかですが、
若い人たちの夢の実現への手助けができればと思います。

チラシ完成

2013年03月22日 | 日記


すでにあちらこちらで配り始めています。
我が社のデザイナー龍ちゃんのデザイン、さすがです。

「伝統芸能 夢の架け橋」開催案内

2013年02月20日 | 開催案内
「伝統芸能 夢の架け橋~北の魂、南の魂~」
岩手の山伏神楽と沖縄の琉球古典舞踊との合同演舞・演奏披露会

〈主 旨〉
平成5年は岩手県で作況指数30という大冷害の年。
翌年作付けする種もみすら乏しくなる大災害となりました。
これを救ってくれたのが沖縄県。
二期作の地である石垣島で冷害に強い新しい品種の種もみを作ってくれたおかげで
岩手県では翌年の米作りができたのでした。
その新品種に名付けられたのが「かけはし」。
北と南を結ぶ架け橋ができた瞬間でした。
その縁により、その後も岩手県と沖縄県は友好的な交流を続けています。
「いわて純情米・夢のかけはし物語」http://www.iwate-kome.jp/story/special.html
そして今、一昨年の東日本大震災で大きな被害を受けた岩手県に、
また沖縄県からの心が届けられようとしています。

蝦夷を源流とし、かつて栄えた平泉文化による浄土思想を根底に持つ北の国岩手と、
日本、中国や東南アジア諸国との交易ルート生かし独自文化を持っていた琉球国。
京都を中心とするヤマトとは一線を画し、
それぞれの地域でそれぞれの文化の中、それぞれの民たちの思いを内包しながら
古くから伝えられてきた伝統芸能があります。
ある意味「原日本」あるいは「日本文化の素朴な源流」という側面も持つと思われる
北の芸能、南の芸能との競演によりそれぞれの魂の表現を見ていただきつつ、
震災復興へ物心両面で支援を行うべく開催を計画いたしました。

〈主 催〉
「夢の架け橋」実行委員会、花巻市東京事務所

〈後 援〉
岩手県東京事務所、沖縄県東京事務所、岩手日報社、琉球新報社

〈出 演〉
・花巻市指定民俗文化財 花巻上根子神楽(岩手県)・・・花巻上根子神楽保存会
・国重要無形文化財 琉球舞踊(沖縄県)・・・琉球舞踊地謡集団「正廣会」
                      野村流音楽協会 原口忠琉球古典音楽研究所

〈日 時〉
6月15日(土)13時開場・13時半開演(16時半終了予定)

〈場 所〉
中央区月島社会教育会館ホール(中央区月島区民センター4階)
・・・都営大江戸線、東京メトロ有楽町線月島駅10番出口真上

〈義援金〉
観覧ご希望の方には入場整理券と引き換えに被災地義援金をお願いします。
支援先はボランティアネットワーク遠野まごころネットが運営している「まごころサンタ基金」。
津波被災家庭の高校生進学支援奨学金として活用させていただきます。
観覧ご希望の方、および詳細については下記入場整理券取扱場所か連絡先までお問合わせ下さい。

〈協賛金〉
個人・法人から開催経費支援として1口5千円の協賛金を申し受けます。
協賛金で会場費、フライヤー・入場整理券印刷代などを賄う予定です。
詳細については下記入場整理券取扱場所か連絡先までお問い合わせ下さい。
     
〈入場整理券取扱〉
花巻市東京事務所
アコースティックライブバー「NINE LIVES」(墨田区向島)

〈連絡先〉
花巻市東京事務所 03(3573)5773
「夢の架け橋」実行委員会 iwate-okinawa@mail.goo.ne.jp
(上記アドレスのアットマークを小文字に置き換えて下さい)

〈公式ブログ〉
http://blog.goo.ne.jp/iwate-okinawa

上根子神楽

2013年01月30日 | 上根子神楽






岩手県花巻市
花巻市指定重要無形文化財


花巻市上根子地区に伝わる、修験系の山伏神楽。
確かな由来は残っていないが
明治初年の言立(謡)本が現存しているため
江戸後期からの伝承ではないかと言われている。
当地の山伏神楽ではユネスコ登録世界遺産の早池峰神楽が有名だが
それとは異なる円万寺神楽(岩手県指定)流であり、
同流独特の流れるような動きが特徴。
毎年6月25日の本拠地上根子熊野神社例大祭をはじめ、
元旦奉納や近隣神社での奉納神楽を行っている。
温泉地花巻での観光客向け公演などの依頼もあるほか
熊野神社氏子地区を1軒1軒権現舞を奉じて歩く
「春祈祷」が毎年2月に行われていて、
古の「霞」といわれる氏子地域守護の行事も残っている。

写真は上から「山の神舞」「裏三番叟」「岩戸開」。