評価★★★☆【3.5点】
ワシントンJrのキャラクターとラスト5分だけで十分。
◆
1970年代前半のアメリカ。
コロラド州のコロラドスプリングス警察署初の
黒人刑事となったロン・ストールワースは、
過激な白人至上主義の秘密結社KKKのメンバー募集の
新聞広告を見つけるや自ら電話を掛け、
支部代表相手にまんまと黒人差別主義者の
白人男性と思い込ませることに成功する。
そしていざ面接の段になると、ロンは同僚の白人刑事
フリップ・ジマーマンに白羽の矢を立てる。
こうして黒人のロンと白人のフリップがコンビを組み、
前代未聞の潜入捜査が開始されるのだったが…。
<allcinema>
◆
秘密結社KKK(クー・クランクス・クラン)というと
どうしても思い出すのが『ジャンゴ』タラちゃん映画の
間抜けな一団なんだけど、真面目なホラー映画などでは
結構、恐怖の集団という立ち位置が多いなか
本作はどちらかというと、割と中立的位置に属する感じだ。
三角巾マスクの目の穴が馬上の風圧でズレて
まったく前が見えない問題など『ジャンゴ』で吹き出して
KKKのメンバーが微笑ましくて仕方なかった。
そういうイメージの中で本作見ると、もう一つインパクトなし。
潜入捜査中にもかかわらずハラハラ感がないのは痛い。
しかしながら主演を務めたジョン・デヴィッド・ワシントンの
天性のコメディセンスが本作をずっと引っ張っていた感じだ。
父、デンゼル・ワシントンの二番煎じと言わせない
その素質はなかなか良く今後大いに期待したい俳優である。
【今週のツッコミ】
・ワタシ的にアダム・ドライバーにもっと弾けてほしかった。
『ローガンラッキー』の弟役がツボだっただけに。
・C-4(プラスティック爆弾)の威力に「???」だった。
『ダイハード』だとビル一棟破壊しそうな勢いだったのに。。。
・あのおばはんにC-4持たせた時点でアウトでしょ。
---------------------------------------------------------------
監督:スパイク・リー
脚本:チャーリー・ワクテル/デヴィッド・ラビノウィッツ/ケヴィン・ウィルモット/スパイク・リー
音楽:テレンス・ブランチャード
出演:ジョン・デヴィッド・ワシントン/アダム・ドライヴァー/ローラ・ハリアー
『ブラック・クランズマン』
ワシントンJrのキャラクターとラスト5分だけで十分。
◆
1970年代前半のアメリカ。
コロラド州のコロラドスプリングス警察署初の
黒人刑事となったロン・ストールワースは、
過激な白人至上主義の秘密結社KKKのメンバー募集の
新聞広告を見つけるや自ら電話を掛け、
支部代表相手にまんまと黒人差別主義者の
白人男性と思い込ませることに成功する。
そしていざ面接の段になると、ロンは同僚の白人刑事
フリップ・ジマーマンに白羽の矢を立てる。
こうして黒人のロンと白人のフリップがコンビを組み、
前代未聞の潜入捜査が開始されるのだったが…。
<allcinema>
◆
秘密結社KKK(クー・クランクス・クラン)というと
どうしても思い出すのが『ジャンゴ』タラちゃん映画の
間抜けな一団なんだけど、真面目なホラー映画などでは
結構、恐怖の集団という立ち位置が多いなか
本作はどちらかというと、割と中立的位置に属する感じだ。
三角巾マスクの目の穴が馬上の風圧でズレて
まったく前が見えない問題など『ジャンゴ』で吹き出して
KKKのメンバーが微笑ましくて仕方なかった。
そういうイメージの中で本作見ると、もう一つインパクトなし。
潜入捜査中にもかかわらずハラハラ感がないのは痛い。
しかしながら主演を務めたジョン・デヴィッド・ワシントンの
天性のコメディセンスが本作をずっと引っ張っていた感じだ。
父、デンゼル・ワシントンの二番煎じと言わせない
その素質はなかなか良く今後大いに期待したい俳優である。
【今週のツッコミ】
・ワタシ的にアダム・ドライバーにもっと弾けてほしかった。
『ローガンラッキー』の弟役がツボだっただけに。
・C-4(プラスティック爆弾)の威力に「???」だった。
『ダイハード』だとビル一棟破壊しそうな勢いだったのに。。。
・あのおばはんにC-4持たせた時点でアウトでしょ。
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監督:スパイク・リー
脚本:チャーリー・ワクテル/デヴィッド・ラビノウィッツ/ケヴィン・ウィルモット/スパイク・リー
音楽:テレンス・ブランチャード
出演:ジョン・デヴィッド・ワシントン/アダム・ドライヴァー/ローラ・ハリアー
『ブラック・クランズマン』
ジョン・デヴィッド・ワシントンのコミカルな演技がなかったらいまひとつだったかなーなんて思ったり、、、
黒人のことを“カエル”と揶揄した言い方初めて知りました。
これって“ニガー”以上にバカにしてたんですね( ..)φメモメモ
私は、本作でのアダム・ドライバーは良かったですよ。推しです。あの淡々と飄々とした中に熱い魂が見え隠れするところなんかがなかなかだと思いました。
しかし、こんな思いテーマを笑いさえ出る作品に仕上げるなんて、やはりスパイク・リーってすごいな、と思いました。
そんな彼を十分に躍動させた監督も素晴らしいです。
そうか~、アダム・ドライバーのいい面が見つけられなかったワタシですが
お気に入りの俳優には変わらないので今後も応援していくつもりです(^^)/