
評価:★★★【3点】
主演がサム・ワーシントン!今や何かをしてくれる男!
とくに美形でも、とくにマッチョでもないんだけど
なぜこんなに映画のオファーがあるんでしょうか。
まあ、ワタシが思うに、たぶん声。
彼のハスキーボイスが不思議と好きなワタシです。
で、今回の映画は、というと、もうひとつでした(汗)
◇
テキサス州テキサスシティ。
その一角にある“キリング・フィールズ”と呼ばれる
湿地帯では、これまでに多くの死体が発見され、
未解決事件の温床となっていた。
ニューヨークから転属してきた相棒のブライアンとともに、
そんな犯罪多発地区で捜査に明け暮れる刑事マイク。
現在は連続少女失踪事件の捜査に当たっているが、
一向に手がかりを掴めずにいた。
そんな矢先、ブライアンが気に掛けていた
心に傷を負った少女リトル・アンが行方不明となってしまう。
<allcinema>
◇
アメリカという影の部分にはびこる多くの犯罪映画。
今回は連続少女失踪事件が題材です。
こういう事件って概ね犯人の異常な性癖というものがあり
その性癖に至った過去の家庭事情なんかが最後に見えたりして
ある部分では、こういう犯罪者が作られてしまった経路に
同情とまではいかなくても、ある程度は納得させられるもの。
しかしながら、残念なことに本作では
そうした犯人の目線から描く犯罪行為が一切ありません。
動機も分からず、映画はただ犯人捜しに終始する刑事の行動を
延々と見せつけられるだけでした。
しかも最大の欠点が、捜査の過程がほとんど説明不足。
いったいどこに焦点を当てているのかまるで分からないのです。
犯罪多発地区では、だれもが犯人にみえてしまう。
本作も、もっとも怪しい人物に対して捜査の手が広がりますが
実は真犯人は。。。
雰囲気的には『ウィンターズ・ボーン』の陰湿で
救いようのない世界観にふたりの刑事の事件捜査を
ただ単に加えたという感じでしょうか。
エンタメ系の派手なアクションもなく
かといって人物の内面を抉る演出もこれといってなく
ただ普通に少女失踪事件の捜査をみてるだけの
チョイと退屈な映画でした。
おまけ)
・クロエ・グレース・モレッツが失踪少女役で出てる時点で
キャラクター選択ミスをしているスタッフ。
・同僚刑事役にジェシカ・チャステインは新鮮でした。
自白させるシーンで容疑者をボコボコに殴るジェシカにお口アングリ。
・こういう湿地地帯の犯罪者って不思議とマヌケ面してるか
薄汚い格好してるんですよね。
・ラッセル・クロウの親族のようなあいつの異常性を
もっと描いていれば終盤の緊張感がもう少しはあったと思うが。
・全体的に暗い画面が多すぎて見づらいわ、人物相関図も分かりにくいわ
クロエちゃんの家族構成が途中までよく分からない^^;
まさくんの説明で納得しました(←まさくんて、誰!)^^
---------------------------------------------------------
監督:アミ・カナーン・マン
脚本:ドナルド・F・フェラローネ
撮影:スチュアート・ドライバーグ
音楽:ディコン・ハインクリフェ
出演:サム・ワーシントン/ジェフリー・ディーン・モーガン
ジェシカ・チャステイン/クロエ・グレース・モレッツ
『キリング・フィールズ 失踪地帯』
主演がサム・ワーシントン!今や何かをしてくれる男!
とくに美形でも、とくにマッチョでもないんだけど
なぜこんなに映画のオファーがあるんでしょうか。
まあ、ワタシが思うに、たぶん声。
彼のハスキーボイスが不思議と好きなワタシです。
で、今回の映画は、というと、もうひとつでした(汗)
◇
テキサス州テキサスシティ。
その一角にある“キリング・フィールズ”と呼ばれる
湿地帯では、これまでに多くの死体が発見され、
未解決事件の温床となっていた。
ニューヨークから転属してきた相棒のブライアンとともに、
そんな犯罪多発地区で捜査に明け暮れる刑事マイク。
現在は連続少女失踪事件の捜査に当たっているが、
一向に手がかりを掴めずにいた。
そんな矢先、ブライアンが気に掛けていた
心に傷を負った少女リトル・アンが行方不明となってしまう。
<allcinema>
◇
アメリカという影の部分にはびこる多くの犯罪映画。
今回は連続少女失踪事件が題材です。
こういう事件って概ね犯人の異常な性癖というものがあり
その性癖に至った過去の家庭事情なんかが最後に見えたりして
ある部分では、こういう犯罪者が作られてしまった経路に
同情とまではいかなくても、ある程度は納得させられるもの。
しかしながら、残念なことに本作では
そうした犯人の目線から描く犯罪行為が一切ありません。
動機も分からず、映画はただ犯人捜しに終始する刑事の行動を
延々と見せつけられるだけでした。
しかも最大の欠点が、捜査の過程がほとんど説明不足。
いったいどこに焦点を当てているのかまるで分からないのです。
犯罪多発地区では、だれもが犯人にみえてしまう。
本作も、もっとも怪しい人物に対して捜査の手が広がりますが
実は真犯人は。。。
雰囲気的には『ウィンターズ・ボーン』の陰湿で
救いようのない世界観にふたりの刑事の事件捜査を
ただ単に加えたという感じでしょうか。
エンタメ系の派手なアクションもなく
かといって人物の内面を抉る演出もこれといってなく
ただ普通に少女失踪事件の捜査をみてるだけの
チョイと退屈な映画でした。
おまけ)
・クロエ・グレース・モレッツが失踪少女役で出てる時点で
キャラクター選択ミスをしているスタッフ。
・同僚刑事役にジェシカ・チャステインは新鮮でした。
自白させるシーンで容疑者をボコボコに殴るジェシカにお口アングリ。
・こういう湿地地帯の犯罪者って不思議とマヌケ面してるか
薄汚い格好してるんですよね。
・ラッセル・クロウの親族のようなあいつの異常性を
もっと描いていれば終盤の緊張感がもう少しはあったと思うが。
・全体的に暗い画面が多すぎて見づらいわ、人物相関図も分かりにくいわ
クロエちゃんの家族構成が途中までよく分からない^^;
まさくんの説明で納得しました(←まさくんて、誰!)^^
---------------------------------------------------------
監督:アミ・カナーン・マン
脚本:ドナルド・F・フェラローネ
撮影:スチュアート・ドライバーグ
音楽:ディコン・ハインクリフェ
出演:サム・ワーシントン/ジェフリー・ディーン・モーガン
ジェシカ・チャステイン/クロエ・グレース・モレッツ
『キリング・フィールズ 失踪地帯』
そして最後のオチも、うーん。。。
雰囲気はいいんだけど、方向性が違ってた感じの作品でした。
これって絶対に方向性おかしいですよね!(笑)
湿地帯&不潔っぽい&低所得地域に画像が粗いという雰囲気だけは良かったんですけどね~。
「てんとう虫ちゃ~ん!」でバラしてるようなもんでした(苦笑)
あのマヌケ面の兄も何考えてるんだか、さっぱりでしたね^^;
これって観る人によっては秀作になるようですけど
ワタシはイマイチでしたよ。
出演者は豪華なのにこれでいいのか?って感じでしたよ(苦笑)