
評価:★★★★【4点】
機能と操作と航空力学のすべてを知りつくしてないと
あんな背面飛行なんてやろうとは到底思わないだろう。
現に、コパイの「背面飛行? 神様~!」で分かるし
戦闘機じゃあるまいし、さすがにあり得ない話ではある。
でも、映画はそれをやってしまう。
非現実的なんだけど、原理として可能ならばやってしまえみたいな(笑)
◇
フロリダ州オーランド発アトランタ行きの旅客機が
突如制御不能に陥り、急降下を始める。
もはや墜落は避けられないと思われた危機的な状況の中、
機長のウィトカーは驚異的な操縦テクニックで機体を不時着させ、
犠牲者を最小限にとどめて多くの命を救うことに成功する。
その奇跡の着陸はマスコミに賞賛され、
ウィトカーは一夜にしてヒーローとなる。
ところが、彼の血中からアルコールが検出されたことで
事態は思わぬ方向へ。
もし飲酒が表沙汰になれば、パイロットとして致命的なだけでなく、
場合によっては過失致死で終身刑の可能性も。
そこでウィトカーは、弁護士のラングとともに
事実の隠蔽に動き出すが…。
<allcinema>
◇
冒頭からなにやら私生活の怪しげな機長の一部を見た感じ。
本作の予告編で何度となく見せられたCAの加速度(G)に堪える姿が色っぽく
感想は彼女一本で書いてみようかと思ってたんですが
さすがにいきなりアレを見せられたから、そんな意欲も失せました^^;
でも、やっぱりスタイルいいですね~(笑)
細身でも骨盤でかくてお尻が大きい(爆)
恥部ヘヤーもそれなりに整えられ綺麗に見えましたが
制服姿はそれほどでもなかった^^;
最初に事故が起こって匠の技で多くの命を救った機長は
普通に全米のヒーローになるはずだった。
このナレーションはいかにも映画的で、ワタシは大好きなフレーズ(笑)
ところが、彼の血液からアルコール分が検出され
ヒーローから一転、犯罪者になると聞いて
これは会社ぐるみの陰謀に彼は巻き込まれたのか?
なんていう今時な犯罪映画と思っていたので
物語りが進むにつれ、意外にも普通で等身大的な話に
こちらも鑑賞体制を切り替えなければならなくなった(笑)
もちろん、いい意味で。
デンゼル・ワシントンのアカデミー賞主演男優賞ノミネートは
この作品を見れば頷けます。
とくに公聴会でみせた“ひととなりへの迷い”
そして迷いが吹っ切れすべてを吐いたことで新しい未来があることを。
【今週のツッコミ】
・機内でゲロ吐いたの誰だった?(笑)
・実際に映画で使用されたモデル旅客機って実在するんですよね。
リヤエンジン2発、主翼先端のカーブ、T字型尾翼とくれば
カナダのボンバルディア社製のものだと思うんだがどうだろう。
・CAの中にグウィネス・パルトロウを探してしまった。
もしくはジャッキー・ブラウン(笑)
・もしも、機長がデンゼルでなかったら機内放送で
「緊急時の旅客機操縦の達者な方がいれば申し出てくださいな」
とでも言っていたのだろうか。
しかも、そこでジョデイ・フォスターが申し出たら最高だった(爆)
・ジョン・グッドマン氏ここ数年、秀作映画のしかも重要なキャラで
その存在感は流石です。
ちなみに『アーティスト』『人生の特等席』『アルゴ』『フライト』
アカデミー絡みの作品オファーに今後も期待してますよ^^
--------------------------------------------------------
監督:ロバート・ゼメキス
脚本:ジョン・ゲイティンズ
撮影:ドン・バージェス
音楽:アラン・シルヴェストリ
出演:デンゼル・ワシントン/ドン・チードル/ケリー・ライリー/
ジョン・グッドマン/ブルース・グリーンウッド/メリッサ・レオ
『フライト』
機能と操作と航空力学のすべてを知りつくしてないと
あんな背面飛行なんてやろうとは到底思わないだろう。
現に、コパイの「背面飛行? 神様~!」で分かるし
戦闘機じゃあるまいし、さすがにあり得ない話ではある。
でも、映画はそれをやってしまう。
非現実的なんだけど、原理として可能ならばやってしまえみたいな(笑)
◇
フロリダ州オーランド発アトランタ行きの旅客機が
突如制御不能に陥り、急降下を始める。
もはや墜落は避けられないと思われた危機的な状況の中、
機長のウィトカーは驚異的な操縦テクニックで機体を不時着させ、
犠牲者を最小限にとどめて多くの命を救うことに成功する。
その奇跡の着陸はマスコミに賞賛され、
ウィトカーは一夜にしてヒーローとなる。
ところが、彼の血中からアルコールが検出されたことで
事態は思わぬ方向へ。
もし飲酒が表沙汰になれば、パイロットとして致命的なだけでなく、
場合によっては過失致死で終身刑の可能性も。
そこでウィトカーは、弁護士のラングとともに
事実の隠蔽に動き出すが…。
<allcinema>
◇
冒頭からなにやら私生活の怪しげな機長の一部を見た感じ。
本作の予告編で何度となく見せられたCAの加速度(G)に堪える姿が色っぽく
感想は彼女一本で書いてみようかと思ってたんですが
さすがにいきなりアレを見せられたから、そんな意欲も失せました^^;
でも、やっぱりスタイルいいですね~(笑)
細身でも骨盤でかくてお尻が大きい(爆)
恥部ヘヤーもそれなりに整えられ綺麗に見えましたが
制服姿はそれほどでもなかった^^;
最初に事故が起こって匠の技で多くの命を救った機長は
普通に全米のヒーローになるはずだった。
このナレーションはいかにも映画的で、ワタシは大好きなフレーズ(笑)
ところが、彼の血液からアルコール分が検出され
ヒーローから一転、犯罪者になると聞いて
これは会社ぐるみの陰謀に彼は巻き込まれたのか?
なんていう今時な犯罪映画と思っていたので
物語りが進むにつれ、意外にも普通で等身大的な話に
こちらも鑑賞体制を切り替えなければならなくなった(笑)
もちろん、いい意味で。
デンゼル・ワシントンのアカデミー賞主演男優賞ノミネートは
この作品を見れば頷けます。
とくに公聴会でみせた“ひととなりへの迷い”
そして迷いが吹っ切れすべてを吐いたことで新しい未来があることを。
【今週のツッコミ】
・機内でゲロ吐いたの誰だった?(笑)
・実際に映画で使用されたモデル旅客機って実在するんですよね。
リヤエンジン2発、主翼先端のカーブ、T字型尾翼とくれば
カナダのボンバルディア社製のものだと思うんだがどうだろう。
・CAの中にグウィネス・パルトロウを探してしまった。
もしくはジャッキー・ブラウン(笑)
・もしも、機長がデンゼルでなかったら機内放送で
「緊急時の旅客機操縦の達者な方がいれば申し出てくださいな」
とでも言っていたのだろうか。
しかも、そこでジョデイ・フォスターが申し出たら最高だった(爆)
・ジョン・グッドマン氏ここ数年、秀作映画のしかも重要なキャラで
その存在感は流石です。
ちなみに『アーティスト』『人生の特等席』『アルゴ』『フライト』
アカデミー絡みの作品オファーに今後も期待してますよ^^
--------------------------------------------------------
監督:ロバート・ゼメキス
脚本:ジョン・ゲイティンズ
撮影:ドン・バージェス
音楽:アラン・シルヴェストリ
出演:デンゼル・ワシントン/ドン・チードル/ケリー・ライリー/
ジョン・グッドマン/ブルース・グリーンウッド/メリッサ・レオ
『フライト』
★4?!
デンゼルのアカデミー賞主演男優賞ノミネート納得?!
で、でたーー!!
B型とO型の違いが、、、(大爆)
依存症の映画はたくさんあるけれど、人様の命を預かる職業の人が実は、、、って、当人側の苦悩(って、言うより保身)ばかりで、イライラしました。
あのCAチーフに「黙っててくれないか」などと先走って言うからダメなんですよね。
なるようになるんだと開き直っていれば自然と良い方向に行くのが世の仕組み(←ほんとかよ)^^;
でもまあ、あの機長は端から間違ってますよね。
酒飲んだ方が腕が上がると豪語するのは人や家族に迷惑かけないことが大前提ですもんね^^
B&Oの違いが本作でモロ出ましたね(爆)
こんな風に真っ向から違う感想もあるから映画って面白いんですよね~^^
公聴会の席でメリッサとのやり取りはデンゼルの演技の集大成かと思い、ノミネートも納得できました(笑)
テンポはないが橋本愛の目力と音楽に惹かれて眠ることなくラストまで。コンテストシーンで監督の目論見とおり?号泣。
今最注目の女優です。というかティーンエイジャーが好きなのかな?
『「さよならドビュッシー』ご覧になったのですね。
これはまったくのノーチェック作品です^^
先ほど、あらすじ読みましたが、ハンディを背負った女の子がピアニストを目指し邁進するんですね。
途中、不可解な出来事などがあってミステリーっぽさも^^
橋本愛さんは名前しか知らなかったです。
コンテストのシーン、なんだかイメージ的に良さそうですね。
★4ですかあ?デンゼルファンの私でさえ、オマケで
3.5なのに~(笑)
>これは会社ぐるみの陰謀に彼は巻き込まれたのか?なんていう今時な犯罪映画と思っていたので
ですよね?あの予告編からですと、誰でもそういう
ように想像しちゃうと思います(^^ゞ
中身は全然違いましたが、デンゼル好きなので、
最後まで観ることができました\(^o^)/
彼の演技はオスカーノミネートも納得で~す♪
そそ、ジョングッドマン最近よく見ますよね~
しかもいい作品にばかり出てるし~♪
会社からPCでネットを出来ることが何より羨ましいです!(笑)
ワタシのところは検索エンジン使うと社内セキュリティに引っ掛かるんですよ^^;
この映画、女性にかなりのブーイングみたいね(笑)
ワタシは一切飲まないから機長の気持ちが分からないけど
依存症という点でいえば分かる気がします^^
でも、人の命を預かる身で飲酒運転はダメですよね。
映画の陰謀説は予告編で「アルコール分がでた」と言われた途端
意外な顔してもんね~(笑)
あれこそ観客を騙すという言いかたをすれば満点でした(笑)
うん、オスカー候補^^
だから、依存症になるほどアルコール摂取できるって
どんだけ胃が丈夫なの?って、そっちを思ってしまうんですが・・・。
ある程度は実話と勝手に思っての鑑賞だったもので
よくこれが映画にできたなぁ~~なんて、変なところに感心したりして。。。
事故のモデルはあったにしても、よく考えれば
実話ってわけはないですね。
デンゼルがクリーンすぎず、それでいて
最後はきちんとらしさが出てて、かなり満足でした。
本作のアル中とその前の躁うつ病患者の映画と立て続けにイライラさせられる鑑賞お疲れ様でした^^
アルコール依存は人間崩壊に繋がるから映画の題材に多く取り上げられるんでしょうね。
ワタシはネット依存症かも(苦笑)
会社から帰って、まずPC電源だもんね(爆)
mariyonさんは上手なお酒の飲み方ですね^^
最後の公聴会は見応えありました。
遺影を前にさすがにウソは付けなかった(笑)
しっかり改心してくれて息子との溝も取れてなによりでしたね。
って感じの展開に、妙なサスペンスさを感じてしまいましたが、何て事はなかったですね。
ワタシが弁護士なら、ドアを施錠してなかったホテル側を訴えるかも知れません(⌒~⌒ι)
デンゼル作品としては『ザ・ウォーカー』とどっこいどっこいな残念ぶりでしたっけね(=^_^=)
あの公聴会45分前まで酔っ払ってたのに本番ギリギリでシャキ!ってほとんど漫画の世界でした。
でも、あれって本当にそうなるのかもしれませんね。
ドラッグの達人の友はやはり持つものですね(おいおい)^^;
そうそう、あの前夜でのホテルのシーン、妙な恐怖感を煽ってました(笑)
雰囲気的には『サイコ』入浴シーンみたいでしたよ(爆)
>ワタシが弁護士なら、ドアを施錠してなかったホテル側を訴えるかも
訴訟国家のアメリカでそれをしなかったことが逆にめずらしいかも^^
>デンゼル作品としては『ザ・ウォーカー』とどっこいどっこいな残念ぶりでしたっけね(=^_^=)
もう彼も還暦に近いんじゃないでしょうかね~。
そろそろ、脇に回って悪に徹した方がいいのかもしれませんね(笑)