国境の南/south of the border

ysaÿe design officeの いえ 音楽 旅

おおたか静流 Sugar Land

2008-05-13 23:46:56 | 沖縄関連

おおたか静流
Sugar Land
国内盤 CD
発売日: 2006/08/06
レーベル: B4 Records
組枚数: 1
規格品番: BUKIMI-4142


なんと一年半ぶりの沖縄の話題。
独立して設計事務所を運営して、なにかと慌ただしく過ごしていたのですが、やはり沖縄のことは忘れられず、ずっと頭の片隅にありました。
なあんちゃって、ずっと三線も弾いてますよ。
そいで・・・、今日何気なく入ったCDショップで、何気なく手にとって、何気なく買ってしまったCDがこれ。
おおたか静流さんの「Sugar Land」
波照間島に惚れ込んだおおたかさんが、あの「パナヌファ」ですべての曲を録音したというメイドイン波照間なCDです。
しらなかった。
しかも収録されている自作の2曲は、あの「久高島」の滞在中に「突然、聞いたこともないような詩とメロディーが降りてきた(本人談)」という神憑りな曲。
おおたかさんが久高島と波照間島に行ってたなんて、しらなかった。

きっと久高島の「あの」宿に泊まって夢を見て、波照間島の「パナヌファ」のあの寡黙なご主人さんと奥さんと、語らいながら音を紡いでいったんだろうなあ。と、その光景が想像できてしまう。
なんてすばらしい。
久高島と波照間島だなんて、他人事とは思えない。

1.てぃんさぐぬ花
  使い古された感がある曲ですが、おおたかさんの意訳がすばらしいので、衝撃を受けました。こういう音を待っていました。
2.月ぬ美しゃ
  八重山の夜です。夜のパナヌファにはヤモリが「ゲッコー」と鳴いています。
3.パティロマ
  おおたか静流さんによる新しい「島唄」
  スタンダードになってもいいくらいの、いい曲。
4.えんどうの花
  波照間島の子供たちと歌った、かわいらしいうた。日差しが感じられる曲です。
5.島々美しゃ
  パナヌファのCDに雰囲気が似ていると思ったら、クレジットに奥さんの波照間良美さんの名が。
  コーラスと三線で参加なさっています(全曲、三線は波照間良美さんでした)。
6.Mother Nature
  いちばん「おおたか静流」らしい曲。ワールドワイドな「ビットンヘベヘベ」
  うつくしすぎる。
7.あらし
  これも、おおたか静流さんによる新しい「島唄」
  できた途端に古典の仲間入り。
8.安里屋ゆんた
  1曲目の「てぃんさぐぬ花」といい、ある意味、直球勝負なんだけど「そう来るか」というアプローチがいい。
  奇をてらうわけでもなく、装飾過多ではない、必然的な帰結。こんな「安里屋ゆんた」なら聴ける。
9.デギヤッチョン
  件の久高島で、宙から降ってきた1曲。
  「これは神さまが踊る歌」らしい。
10.イチビチ
  “いちびち=行ってみよう”“あかるぎみ=明るいほうへ”という意味ではないかと。(本人談)
  これも久高島の曲。原始の神歌(ティルル)のようで神々しい。
11.ソラ フカ ク
  こちらは波照間島で作った歌。波照間の風景がよみがえります。
  あの空、あの海、あの道・・・。

なんと、おおたか静流さんは東京出身で沖縄のシンガーではなかった。
「花」が有名で沖縄オムニバスCDにいつも入っているので、てっきりウチナンチュかと思っていました。
しらなかった・・・。

久高島の記事はこちら
波照間島の記事はこちら
おおたか静流の「Sugar Land」特設ホームページはこちら


座間味2006~Part4

2006-09-02 10:16:42 | 沖縄関連

8月6日つづき
思いっきり海中を堪能したあとは、「ナトゥーラ」さんにもどり休憩タイム。
僕ら家族の泊まった部屋は2階のベランダ付です。

ベランダで涼しい風に吹かれながら三線を弾く。
気持ちがいい!
となりの3部屋は仙台から来た二組の家族連れ。こちらは9人の大所帯です。
元気のいい男の子と女の子。今日はビーチに行ったということで、話も弾みます。
すっかり仲良くなってので、みんなで夕日を見に行こうということになり、ナトゥーラの旦那さんが運転するバンで女瀬(うなじ)の崎展望台へ。
途中は車中から、映画「マリリンに会いたい」のシロの銅像あったり、ウミガメが来るという浜を見たりしての座間味のプチ観光。

ここが女瀬(うなじ)の崎展望台です。
空が広くて海が広くて、すばらしい眺め。
虹が出ていました。↓

うちの子も仙台の子もおおはしゃぎ。
ナトゥーラの旦那さんからここから見える島を教えてもらいます。
一番近くに見える島が渡名喜島。
その左、夕日が沈もうとしているところが久米島。久米仙の島ですね。
渡名喜島の右に見える島が「ナビィの恋」の粟国島。

初公開、僕ら家族の写真・・・逆光ですが(笑)。
うっすらと渡名喜島が見えます。


さて宿に戻ってから、うちの奥さんと子供を連れて飲みにでました。
あの(!)105ストアの近くにあるハートランドの2F「ラトゥーク」
座間味ってこんなお洒落なお店があるのですね、と妙に感心する。
「きょうはおもしろかったねー」とサンゴや魚や夕日の話をしながら、カクテルを頂戴。
家族三人、くつろいだ島の夜です。

さてこのあと、宿にもどってみると仙台の旦那さんとナトゥーラの旦那さん三人がウッドデッキで酒盛りをしているではありませんか。
「おいで、おいで」をされてので、もちろん僕も合流。
座間味の話、泡盛の話、戦争の話、島唄の話と話題は尽きません。
ヤモリがケッケッケッと鳴く夜。おじさん達はおいしいお酒を飲むのでした。


座間味2006~Part3

2006-08-23 23:05:57 | 沖縄関連

8月6日朝
9時40分、ザマミ・セーリングの方が宿までむかえに来てくれました。ナトゥーラの女将さんから弁当と水筒を渡され、我が一家はヨット「ティンガーラ」の待つ港へ。


天気は不安だけど、海はナギ状態。
ザマミ・セーリングの又吉さんはできるだけ風を避けながら、状態の良いポイントへ「ティンガーラ」を走らせます。そして待ちに待った初めてのシュノーケル。
ザマミ・セーリングの泰平さんが我々夫婦にコーチしてくれます。
コーチに言われるがままに、おそるおそる顔をつけてみると、これ!
初めて見た海の底!

なに?これ?水族館?と、いうのが正直な感想。
今まで見たどんな水族館よりも、むちゃくちゃ広くて、とても奇麗で、透明で、びっくりするくらいすばらしい!
うひょー!(と、実際に叫んだらしい)。


僕と嫁さんは交代で子供を見ながら、このため息が出るくらいの美しい座間味の海を堪能したのです。どう?奇麗でしょう?
ガヒ島からアゲナシク島へ、風を避けながらシュノーケルポイントを移動してくれます。

スゴかったのがウツボ。運悪く写真には残せませんでしたが、口をぱくぱく開けて我々を威嚇してました。
そして「ドリー」ことナンヨウハギの大群。もちろんカクレクマノミもいる。そして公設市場でよく見かける「アオブダイ」も。


こいつは何でしょう?カサゴ?とてもうまく珊瑚で擬態をしています。


実際に「ティンガーラ」がたどったポイントは座間味周辺にある無人島沿岸のリーフです。
後に知ったことですが、この日、古座間味ビーチは波が高くかなりの悪天候だったとか。
結局「ティンガーラ」で風雨を避けながら、すばらしいポイントへ我々を連れていってくれた又吉船長にプロの仕事っぷりを見ました。
仕舞いには我々夫婦は泰平コーチそっちのけで、自由にシュノーケル三昧。
なんていうのでしょう、この感覚。地球上でおそらく、最も美しいものの何番目かに入る座間味の珊瑚礁の上に、ぷかぷかと浮いているのです。
ザマミ・セーリングさんのおかげで、すばらしいシュノーケル初体験になりました。あっ、うちの子もちょっと海に潜りましたよ。


座間味2006~Part2

2006-08-22 08:22:25 | 沖縄関連

宿「ナトゥーラ」さんへ到着。
シンプルで素敵なデザインの建物。自分がいままで泊まった民宿とはえらい違いの、素敵なペンションです。
とはいっても、民宿のようにアットホームで料理もとてもおいしい、オススメ宿です。
旦那さんは地元座間味の人、奥さんは内地からで、先の「WAIOLI」のご夫婦といい、座間味は移住の方が多いですね。という印象(いつか移住したいitaka3であるさー)。
いいなー。


これは「ナトゥーラ」から見た空の風景。
夏の空で蝉が鳴いていました。


夕方、座間味の集落を散策。
少しですが沖縄の古い民家も残っています。
近くには「105スーパー」というコンビニみたいなスーパーがあります。
食料品、日用雑貨からお酒・お米、農機具、カツオにマグロ(本物!)などなんでも置いてあります。ある意味、すげー店。


「ナトゥーラ」の道を挟んだ向かい側に咲いていたアカバナー。
座間味最初の夜は、ここで宿の娘さんと一緒に花火をしました。
小学生と幼稚園の女の子。この子達のおかげで、うちの子もやっと遊ぶことができました。まわりが大人ばっかりだからねー。

さて、次回はいよいよ海に潜ります。どうなることやら。

座間味2006~Part1

2006-08-17 09:32:24 | 沖縄関連

8月5日
台風の影響で延期してしまった沖縄旅行ですが、やっと(^ ^;)家族そろって沖縄の地を踏むことができました。今回はダイバーあこがれの座間味で2泊です。

那覇に到着後、まずは腹ごしらえということで、ゆいレール美栄橋駅近くにある「WAIOLI」さんへ。
ロコモコなどのハワイアンフードがたいへんおいしく、フレッシュジュースも飲み放題。
店内はアロハ~なインテリアで癒されます。BGMも僕の好きなロビ・カハカラウやケアリイ・レイシェルなんかが流れていて、とてもいいです。
沖縄でハワイというのがオシャレですね。


ご夫婦で営んでいる「WAIOLI」さん。じつは僕らがこれから行く座間味で知り合ったダイバーのご夫婦で、10年ほど前に沖縄に移住したとのこと。そして座間味で宿泊した「ナトゥーラ」さんの娘さんがここでハワイアン・フラ・ダンスを習っていることを知りました。偶然とはいえ、世の中せまいものです。
優しい奥さんと優しい旦那さんから座間味情報を教えていただきました。
お二人の話を聴くと、素直に僕も移住したいです(笑)。


というわけで、美栄橋の「WAIOLI」からタクシーで泊港北岸に到着。
ここで座間味行きの「クィーンざまみ」を待ちます。
乗船まで時間があったので、近くの外人墓地を見ながらローソンでお買物。
今晩の花火セットを買いました。


これが「クィーンざまみ」
事前に予約が必要で、30分前から乗船可能。
波が高く揺れる日はできるだけ後部の座席に座りましょう、ということです。
これから座間味まで約一時間の船旅。わくわくします。


どこにいるでしょう?~座間味2006

2006-08-08 08:16:30 | 沖縄関連


昨日、座間味からもどってまいりました。
宿ナトゥーラのみなさん、ザマミ・セーリングのみなさん、ほんとうにお世話になりました。
おかげさまで、とってもとっても、楽しい旅行になりましたよ。
旅行の顛末はこれから書くとして、とりあえず報告まで。

さて、問題です。
わたくしオコゼは、この写真のどこにいるでしょうか?

沖縄!台風情報、その後

2006-07-07 17:20:37 | 沖縄関連



今月の沖縄は断念しました。
楽しみにしていたのですけど、しょうがない。台風が相手ですもんね。
それにしても7月の台風は珍しく、予約をしておいた宿のおばちゃんも「滅多にないこと」とおっしゃっていました。
幸い、航空券は変更がきくという事なので、家族旅行は延期しました。
それに伴って、宿の予約とフェリーの予約を済ませたところです。

ふー、疲れた・・・。

僕の場合、ほとんど自分で手配する旅行なので大変です。特に今回のような台風の場合、旅行代理店の方の気苦労がどれだけ大変なことか、身をもってわかりました。
以前、竹富島で一緒になったANAのCAの方が言ってましたが、地上勤務は怒ったお客の相手が辛いそうです。
天候は誰のせいでもないのにねえ。

いつもはこじんまりと展開しているわが「南回帰線」ですが、なんとアクセスIPが自己最高を記録しました。
こういうときは誰だって、情報収集に走り回るのです。

今回、沖縄行きを延期なされた方々。
次回は何事もなく、楽しい旅でありますように。
よかったら、旅の顛末をお聞かせください。


沖縄!台風情報その4

2006-07-05 11:28:41 | 沖縄関連



だんだん気弱になっているitaka3です。

上の図は今朝の米軍(海軍)の台風情報です。
昨日の予報よりも、本土直撃コースになっているのがわかります。
もっと東に行って九州、沖縄から離れてほしかったのですが、このままでは、航路と同じですね・・・。

ANAさん、便の運行はいつ頃決まるのでしょうか?


沖縄!台風情報その3

2006-07-04 17:57:32 | 沖縄関連



このへんで台風情報の整理を・・・。
すぐにサイトへ飛べるようにしておきましょう。
沖縄台風情報 
 このサイトは物凄く便利です。全部一ヶ所にまとまってあります。
気象庁 台風情報 
 気象庁の情報は3時間毎に発表。
米軍 台風情報 
 気象庁よりも長期の予報を載せています。表示に時差があるのでプラス8時間してください。

ANA運行状況 
JAL運行状況 
おそらくギリギリにならないと運行か欠航かは決まらないと思いますが・・・。


あやうし!沖縄!台風情報その3

2006-07-04 12:25:00 | 沖縄関連


米軍の台風情報が更新されていました。

この予報でいくと、9日(日)には四国のようですが・・・。
まだ日数があるので、なんともいえません。
気象庁の予報とくらべると、速度が早いと見ているようです。

通常はこの時期は、太平洋高気圧が張り出しているので、台風はあまり北上できないのですが、他の天気図を見ると高気圧が「たまたま」東に移動してしまっているようです。


米軍の台風情報のサイトです↓。
https://www.npmoc.navy.mil/jtwc.html