自民党の中川秀直元幹事長提唱の「水素社会」実現を目指しマツダの水素ロータリーエンジン車普及させよ

2010年10月17日 22時48分22秒 | 政治
◆朝日新聞が10月17日付け朝刊が、「マツダ 提携戦略見直し」「フォードが株式売 円高・エコ 競争厳しく」などと、米国自動車大手フォード・モーターが、保有するマツダ株の大部分を売却することになったとのニュースを報じた。ほかの新聞各社も同然だつた。
 しかし、どの新聞も、マツダが、「市場での人気のハイブリッド車(HU)は単独では開発する余力はなく、トヨタの技術協力を仰ぐ。電気自動車(EV)もまだ予定がなく、ここでも、他社との儀出提携が必要になる可能性がある」と述べている。
 しかし、肝心要の「水素社会」について、どの新聞、テレビも追い続けようとしていないのである。それが不思議でならない。
◆北欧の世界第3位の産油国であるノルウェー王国は、すでに埋蔵されている石油・天然ガスの枯渇を見越して、ガソリンと水素のいずれも利用可能なマツダのロータリーエンジン車の採用を決め、国王を先頭に「水素社会の構築」に乗り出し、国内20万基の水素スタンド設置を目指して全力を挙げていた。
しかし、日本政府は、不熱心であった。マツダは中川元幹事長ゆかりの広島市が本拠地であるので、我田引水のきらいが無きにしもあらずであった。だが、「水素社会の構築」は、資源少国・日本の未来を先取りしていた。
◆マツダは今年2010年5月19日、「このたび、国際水素エネルギー協会より、「IAHE サー・ウィリアム・グローブ賞を受賞しました」と報じていた。
 この協会は水素エネルギーについての学術および技術振興活動を行っている国際組織である。2年に1度、水素エネルギー分野では世界最大の国際会議である「世界水素エネルギー会議を開催し、そのなかで、顕著な業績をあげた研究者、組織に対し、5部門の賞を贈与している。
 この受賞は、世界初の水素ロータリーエンジン車の実用化や、ノルウェーの国家プロジェクト「ハイノール(HyNor)」への参画など、マツダの水素エネルギーに対する積極的な取り組みが評価されたもので、マツダが同賞を受賞するのは今回が初めてあった。受賞式は「第18回 世界水素エネルギー会議2010」の関連式典として、5月18日にドイツのエッセン市内で行われた。以下、「マツダの水素自動車開発の歩み」を紹介しておこう。
 1991年 水素ロータリーエンジン第1号車『HR-X』を開発
 1992年 燃料電池搭載ゴルフカートの実験走行
 1993年 水素ロータリーエンジン『HR-X2』を開発、水素ロータリーエンジン搭載のロードスター実験車を開発
 1995年 水素ロータリーエンジン搭載のカペラカーゴで、日本初の公道試験走行を実施
 1997年 燃料電池車『デミオ FC-EV』を開発
 2001年 燃料電池車『プレマシー FC-EV』を開発、日本初の公道試験走行を実施
 2003年 RX-8水素ロータリーエンジン開発車を発表
 2004年 『RX-8 ハイドロジェンRE』が大臣認定を取得し、公道走行を開始
 2006年 『RX-8 ハイドロジェンRE』の国内リース販売開始(以後現在まで計8台を納車)
 2007年 ノルウェーの国家プロジェクト『HyNor』と『RX-8ハイドロジェンRE』の納入に合意
 2008年 ノルウェーにて『RX-8 ハイドロジェンRE』モニター車の公道走行を開始
 2009年 『プレマシー ハイドロジェンREハイブリッド』リース販売開始
◆日本に水素社会をつくろうと動いていた政治家は、自民党の中川秀直元幹事長だった。中川元幹事長は「上げ潮路線」を掲げて、日本経済を成長させようと、麻生太郎政権に真っ向から異議を申し立て、独自勢力の拡大を図っていた。この「上げ潮路線」の目玉政策の一つに、「水素社会の構築」を据えて、「脱ガソリン」を促そうと懸命だったのである。
 これに対して、菅直人首相は、空中に無限にある水素の存在にすら、無関心のようである。マツダの技術陣は、「ロータリーエンジン」をブラックボックスとして、フォードには一切教えず、死守したという。その技術を最も高く評価しているのが、ノルウェー王国なのである。ノーベル平和賞を授与するノーベル財団ゆかりの国である。
 自動車産業のトップであるトヨタが、環境対応の最先端技術を保有するマツダと提携して、「世界初の水素ロータリーエンジン車」を普及させていくことができるならば、日本から大革命を起こすことができるはずである。当面は、東京工大理学部応用物理学科出身の菅直人首相が、せめて「エンジニア」の端くれとして理解すへきである。

本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
米国FRBが新100ドル札発行を無期延期した裏に「日本と中国」を食い物にする陰謀が隠されている



◆連邦準備制度理事会(FRB)が「来年2月10日に予定した新100ドル紙幣の発行を無期限に延期すると発表した」と共同通信が10月1日、報道していた。この報道は、正しいのだが、フリーメーソン筋の情報によれば、「実は、FRBの発表自体にウソが隠されている」のだという。

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こちらも連載↓
「小沢一郎という男の野望」1992年初版 板垣英憲著 NO.23(第三章 受け継がれた政治家の血)


四王天延孝陸軍中将の名著「猶太(ユダヤ)思想及運動」~板垣英憲が解説~No.19

第三章 猶太民族の宗教

第三節 タルムード

-つづき-

又ユダヤイソターナショナル及びユダヤ資本主義に対して警告を与へたけれども、被告等は特定の個人、法人、団体の名誉を毀損したものでは無い、何となればインターナショナルやユダヤ資本主義と云ふものは無人格の存在であるからである。
 『此くて印刷物を用ひて捏造誹誇の宣伝をなしたとの罪ば構成せられない、依て被告四名は之を免訴し、裁判費用は國家の負擔とする』
 之を見てもタルムードの中に今猶吾々ら見て頗る穏かならない文句の存在することが、白日のもとに暴露されたのである。

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板垣英憲マスコミ事務所

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2 コメント

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脱石油の妨害 (ロス&ロック嫌い)
2010-10-18 14:27:25
中川秀直の悪だくみはともかく、なんとしても水素社会を推進すべきです。
特に大阪大学の荒田吉明名誉教授が発明した、新型水素発電(固体常温核融合)は、一家に一台エコ発電装置を置き、無尽蔵の重水素だけを補給して発電できるというものです。これで石油も発電所も送電線も要らなくなります。

ただしどちらも、ディビッド・ロックフェラーらがあちこちに手をまわして、永年、妨害してきました。石油による世界支配が崩れるからでしょう。読売新聞記者などが荒田吉明名誉教授を邪魔しに来るのは、この一味だからにほかなりません。
返信する
小沢元代表の申し立て、地裁が却下 検察審査会起訴議決 (愛信)
2010-10-18 21:40:55
http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/101018/trl1010181919005-n1.htm
民主党の小沢一郎元代表(68)の資金管理団体
「陸山会」をめぐる政治資金規正法違反事件で、
小沢氏が「起訴議決」の執行停止や検察官役の指
定弁護士選任の仮差し止めを申し立てたことにつ
いて、東京地裁は18日、却下する決定をした。

あの習近平氏、5中全会(第十七期中央委員会第
五回全体会議)で支那の次期最高指導者に決
定。 小沢一郎の一声で天皇陛下を政治利用、
詳細は「政治利用に当たらない=陛下と中国副主席
の会見」をカッチとね

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http://www.aixin.jp/axbbs/kzsj/kzsj.cgi
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ps:
広州離脱の動き始まる、支那3分割の兆し
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