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石破茂幹事長が「絶叫戦術はテロ行為」と国会周辺デモを批判、憲法違反発言で「総理大臣の資格なし」

2013年12月03日 05時14分46秒 | 政治
◆プラモデル兵器オタクで知られ防衛相を務めた自民党の石破茂幹事長が、思わぬチョンボ。こともあろうに、自分のブログ(11月29日付)で国会周辺の街頭デモに対して、以下のように批判した。
 「今も議員会館の外では『特定機密保護法絶対阻止!』を叫ぶ大音量が鳴り響いています。いかなる勢力なのか知る由もありませんが、左右どのような主張であっても、ただひたすら己の主張を絶叫し、多くの人々の静穏を妨げるような行為は決して世論の共感を呼ぶことはないでしょう。主義主張を実現したければ、民主主義に従って理解者を一人でも増やし、支持の輪を広げるべきなのであって、単なる絶叫戦術はテロ行為とその本質においてあまり変わらないように思われます」
 テロリズムとは、何らかの政治的目的のために、暴力や暴力による脅威に訴える傾向や、それによって行われた行為のことをいう。また、恐怖政治のこと。テロリズムを標榜しテロを行う者をテロリストと呼ぶ。戦後の日本では、共産党の「火炎瓶」闘争、三菱重工業爆弾事件、後に警視総監となる土田国保警視庁警務部長方爆弾事件=土田民子夫人が死亡、四男が重傷を負った事件、オウム真理教事件の最中に起きた國松孝次警察庁長官が何者かに銃撃されて一時危篤状態になった狙撃事件などがある。
街頭デモの単なる絶叫戦術=テロ行為と決めつけている点は、日本国憲法第21条「集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する。2 検閲は、これをしてはならない。通信の秘密は、これを侵してはならない」に明らかに違反する見解だ。基本的人権と民主主義を基本とする憲法原理に対する政治権力を握る政権側からの国民に対する挑戦である。
◆石破茂幹事長は12月2日付のブログで、次のような「お詫びと訂正」を掲載した。
 「石破茂 です。整然と行われるデモや集会は、いかなる主張であっても民主主義にとって望ましいものです。一方で、一般の人々に畏怖の念を与え、市民の平穏を妨げるような大音量で自己の主張を述べるような手法は、本来あるべき民主主義とは相容れないものであるように思います。『一般市民に畏怖の念を与えるような手法』に民主主義とは相容れないテロとの共通性を感じて、『テロと本質的に変わらない』と記しましたが、この部分を撤回し、『本来あるべき民主主義の手法とは異なるように思います』と改めます。自民党の責任者として、行き届かなかった点がありましたことをお詫び申し上げます」
 テロ行為を撤回して「街頭デモの単なる絶叫戦術=本来あるべき民主主義の手法とは異なる」と改めているものの、「単なる絶叫戦術」を「本来あるべき民主主義の手法」とは認めず、あくまでも否定している。言い換えれば、「声を低くして、雑音、騒音を立てず、粛々と静かに歩け」ということである。
 この石破茂幹事長の「民主主義手法の論理」が、正しいとするならば、自身が選挙運動で使っている「選挙カー=街宣車」から発している「石破茂、石破茂」と連呼するスピーカーの音は、一般有権者、とくにライバル陣営の有権者には、「単なる絶叫戦術=本来あるべき民主主義の手法とは異なる=テロと本質的に変わらない」ということになる。
◆いつの時代でも、国家最高権力者たる総理大臣(首相)をはじめ政権与党の権力者にとって、首相官邸や国会議事堂周辺で行われる「デモ隊」のシュプレヒコール(デモ・集会などでスローガンを全員で一斉に叫ぶ示威行為)は、実に耳障りで神経を逆撫でする嫌な騒音に聞こえるものらしい。
 安倍晋三首相の祖父・岸信介首相は1960年6月15日、「安保反対」を叫び、国会議事堂に押しかけたデモ隊めがけて、岸信介首相が集めたと言われるヤクザと右翼団体が襲撃、多くの重傷者を出し、国会構内では警官隊と衝突したデモ隊に参加していた東大生・樺美智子さんが死亡した。岸信介首相は、「国会周辺は騒がしいが、銀座や後楽園球場はいつも通りである。私には『声なき声』が聞こえる」といわゆる「サイレント・マジョリティ」を重視する発言をした。岸信介首相は、6月15日と18日に赤城宗徳防衛庁長官(絆創膏大臣と言われた赤城徳彦元農林水産相の祖父)に自衛隊治安出動を打診し、「国民に銃を向けるべきではない」と拒否された。6月18日深夜、条約の自然成立、6月21日批准、昭和天皇陛下が公布。新安保条約の批准書を交換した6月23日、岸信介首相は閣議で辞意を表明、7月15日、混乱の責任を取る形で岸信介内閣は総辞職に追い込まれのである。
◆最近では、野田佳彦前首相「雑音」発言問題がある。この発言から約5か月後の総選挙で民主党は大敗し、野田佳彦政権は倒れ、安倍晋三政権に交代している。
 このサイトのブログ(2012年7月5日00時52分04秒配信)で「小沢一郎元代表こそ『真の君子』、野田佳彦首相は勝栄二郎財務事務次官らの声しか聞かない『暴君』だ」という見出しをつけて、次のように書いた。
 「野田佳彦首相と小沢一郎元代表は、果たしてどちらが『君子』で、どちらが『暴君・独裁者』であろうか。日ごろは、野田佳彦首相に甘い朝日新聞が、7月4日付け朝刊『社説』(オピニオン面=14面)で『反原発デモ 音ではなく、声をきけ』という見出しをつけて、珍しく、以下のように厳しい苦言を呈している。『関西電力・大飯原発の再稼働に、多くの人々が首相官邸前や原発周辺などに集まって反対の声を上げた。官邸前のデモについて野田首相は、《大きな音がしますね》と漏らしたという。賛否が分かれる問題では、どちらを選んでも反対の声は上がる。いちいち耳を傾けていたら物事を決めたり、進めたりできない。人々の声を音と表現する背景に、そうした意識があるなら、思い直してもらいたい。党派に属さず、これまでデモや集会に参加したこともない。参加者にはそんな普通の生活者が多い。幅広い層が瞬時に呼応して集まり、ゆるやかにつながる。米国や中東でも見られたネット時代ならではの現象だ。思いは真剣だ』
 脱原発、再稼動反対を訴え、毎週金曜日夕に首相官邸前に集まる普通の市民が、毎回、毎回増え続けている。3月に始まったころは、わずか300人だったのが、6月22日は4万5000人、これが29日には、約20万人に膨れ上がったという。この声が、野田佳彦首相には、単なる『騒音』としか聞こえていなかった。野田佳彦首相が真剣に聞いているのは、財務省の勝栄二郎事務次官や大蔵省の高級官僚出身の藤井裕久元財務相(一旦引退していたが、鳩山由紀夫元首相の強い要請を受けて復帰、いまは大の裏切り者に変節して、民主党を滅亡に導いている)、原発所管の経済産業省の高級官僚らごく一部の者の言うことしか耳にしようとしていない。『君子=人々の声を神の声として耳を済まして聞く統治者』とは、到底言い難い。いまや『暴君、独裁者』の風体である。これに対して、小沢一郎元代表は、国民の半数以上が『反消費増税』『反原発』の声を上げているのを敏感にとらえて、民主党を離党、新党を結党して、国民の声を現実の政治の場で実現しようとしている。まさに、紛れもなく『君子=人々の声を神の声として耳を済まして聞く統治者』なのである」

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本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」

安倍晋三首相は、「仮想敵国・中国」に対抗目的で「普天間飛行場移設」強行と米海軍原潜強化を進めている


◆〔特別情報①〕
 安倍晋三首相が巨大与党である自民党をバックに、懸案である沖縄県宜野湾市「米軍普天間飛行場」(海兵隊飛行場)の「沖縄県名護市辺野古への移設計画」を本気になって強引に実現しようと進めている。この背景には、「仮想敵国・中国」である中国共産党人民解放軍の「海洋戦略」に対抗するため米海軍原子力潜水艦隊の態勢強化を迫られている米国側の緊迫した事情があり、普天間飛行場の跡地利用という日本側の事情がある。これらいずれも、世界支配層(主要ファミリー)の「世界戦略」が関係している。一体、同盟国である日米両国は、何をしようとしているのか?

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まえがき
第 1 章 TPPとアメリカの食糧支配
第 2 章 TPPの最大のネライは保険だ
第 3 章 TPPで日本医療界への食い込み ―― 国民皆保険制度の崩壊
第 4 章 TPPで雇用はどうなる ―― 解雇自由の法制化
第 5 章 米国「軍産協同体」が防衛省を食い物に ―― 米国の肩代わりをする「国防軍」の建設
第 6 章 米国が日米事前協議で日本政府に強い圧力をかける
第 7 章 日本のTPP参加に向けての経緯
あとがき


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【板垣英憲(いたがきえいけん)ワールド著作集】




『内務省が復活する日』(1995年10月25日刊)

目次

第1章 内政の総元締としての内務省 ②

警保局から生まれた恐怖の特別高等警察


 警察権は、明治初期には兵部省、刑部省、弾正台が分掌していた。明治四(一八七一)年十月、政府は東京府下に遷卒三千人を置いたが、各府県の警察制度は多様だった。
 警察行政面では、明治五(一八七二)年に司法省警保寮が設置され、明治六(一八七三)年に新設された内務省に移管された。

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※ご購読期間中は、以下過去の掲載本全てがお読み頂けます。


『情報流出のカラクリと管理術』(2003年3月10日刊)
『利権はこうしてつくられる』(1991年3月25日刊)
「『族』の研究~政・官・財を牛耳る政界実力者集団の群像」(1987年3月9日刊)
『愛する者へ遺した最期のことば』(1995年6月10日刊)
『自民党選挙の秘密』(1987年12月15日刊)
『小中学校の教科書が教えない 日の丸君が代の歴史』(1999年7月8日刊)
『大蔵・日銀と闇将軍~疑惑の全貌を暴く』(1995年5月26日刊)
『小泉純一郎 恐れず ひるまず とらわれず』(2001年6月15日刊 板垣英憲著)
『戦国自民党50年史-権力闘争史』(2005年12月刊 板垣英憲著)
『小沢一郎 七人の敵』(1996年2月6日 ジャパンミックス刊)
『小沢一郎の時代』(1996年2月6日刊 同文書院刊)
『小沢一郎総理大臣』(2007年11月10日サンガ刊)
『小沢一郎総理大臣待望論』(1994年11月1日ジャパミックス刊)
『ロックフェラーに翻弄される日本』(20074年11月20日サンガ刊)
『ブッシュの陰謀~対テロ戦争・知られざるシナリオ』2002年2月5日刊
『民主党派閥闘争史-民主党の行方』(2008年9月16日 共栄書房刊)
『民主党政変 政界大再編』2010年5月6日 ごま書房刊
『国際金融資本の罠に嵌った日本』1999年6月25日刊
『政治家の交渉術』2006年5月刊
『カルロス・ゴーンの言葉』2006年11月刊
「孫の二乗の法則~ソフトバンク孫正義の成功哲学」2007年7月刊


板垣英憲マスコミ事務所



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ノルウェーのKLPが東電株を売却、福島原発事故への対応が理由 (愛信)
2013-12-03 09:17:22
ノルウェーのKLPが東電株を売却、福島原発事故への対応が理由
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTJE9B101520131202

 忍耐強く誠実のはずの日本民族が繰り返す政権公約の破棄や靖国
参拝を見送る安倍総理で、息を吐くように嘘を吐く朝鮮資質と同じ民族
に見られている。 株式売却の訳に福島原発はコントロールされていな
いが上げられた。 強行採決した特定秘密保護法案で隠蔽できる事柄
では無い。 オリンピック誘致の演説が虚しく響く。

【株式ニュース】最新版
http://www.aixin.jp/axbbs/jsks/jsks.cgi
返信する
国家安全保障に関する特別委員会を見ています。 (愛信)
2013-12-03 10:43:16
国家安全保障に関する特別委員会を見ています。
特定秘密保護法案の廃案を主張する
参考人の意見は傾聴に値します。
http://www.webtv.sangiin.go.jp/generator/meta_generator_wmv.php?sin=2282&mode=LIVE&un=f1bbecd5605d5f0dea54d4336b9c9d48&ch=n&pars=0.15104471990434892
返信する
◎ユダ金スパイ日本支部長谷内正太郎を内乱罪現行犯逮捕投獄せよ◎ (通りがけ)
2013-12-03 15:23:30
「え、日本版NSAの初代局長に不正選挙プログラム企業のトップが就任!(RKブログ)」へ投稿
http://richardkoshimizu.at.webry.info/201312/article_5.html#comment
>「富士ソフト特別顧問の谷内正太郎が初代NSA局長に就任」

ムサシ会長のこいつをつぶす一番効果的な拡散法は、簡単安直コンビニ送信「幸せの和」FAX大作戦ですなw

簡単に言うと、主権者国民の下僕政府公務員が自分たちの憲法99条違反内乱罪犯行を隠蔽するための機関(>日本版NSA)であり、法律ですな(>秘密保護法)

◎「憲法99条 天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ。」

まあこの谷内が秘密警察長官に就任することを望んですべての小泉以来の公職選挙破壊選管工作(ムサシ導入含む)違憲犯罪に実行犯として悪事を働いてきた、ということだね。秘密保護法の成立を受けて、自分が実行犯の内乱罪犯行を隠蔽するために長官に就任したという寸法だ。共犯の安倍の内乱罪もついでに隠蔽する目的もあるが、第一義には自分を守るためだねw

つまり1216および721の選管の公選法違反を刑事告発してムサシへ強制捜査に入れば谷内の息の根が止まるということだ。

「幸せの和」は選管の公選法違反を刑事告発する内容であるから、本来のターゲットすなわち選管テロを仕掛けた真犯人が谷内であるということが今回の長官就任で明らかになったということだね。50円払ってコンビニFAX送信は誰にも止められない個人の自由な商行動である。谷内秘密警察長官にも手も足も出せないよw全国のコンビニを24時間365日監視できないからねw
http://image50.bannch.com/bbs/787532/img/0262237651.pdf

まー安倍も実行犯の主犯である一番罪が重い谷内を秘密警察の長官にしてやれば共犯の自分も安泰だと考えて谷内長官誕生を強行したのだろうが、選管のしたっぱ公務員どもが選挙違反の現行犯証拠を全国の各投票場でぼろぼろばら撒いているからもうどうにもならんよw

谷内がブッシュから小泉がもらってきたムサシを実際に国内で使用した選挙破壊憲法破壊内乱罪テロの主犯テロリストである。
谷内のスキャンダルなどどうでもよい。選挙破壊は日本国に対する破壊活動そのものだ。
「幸せの和」全国コンビニFAX送信でユダ金スパイ首領テロリスト谷内を内乱罪現行犯逮捕投獄せよ。Let him jail!
返信する

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