安倍晋三首相は、各家庭の「お茶の間の窓口」首相番記者のブラ下がり取材を拒否、早くも限界が見えた

2013年01月11日 03時02分42秒 | 政治
◆安倍晋三首相には、心底からガッカリした。それは、首相番記者による、いわゆる「ブラ下がり取材」拒否を決めたというからである。これでは、菅直人元首相と野田佳彦前首相と全く変わらないではないか。何が最大の問題かと言えば、せっかく全国の各家庭との窓口である首相番記者の機能と役割、使命を自ら全面否定することになる。
 さらに、首相番記者の矢継ぎ早やの質問に対して、当意即妙に答える能力がないと認定されかねない。悪く言えば、「馬鹿」であることを天下にさらす結果になる。
◆一体だれが、「ブラ下がり取材に応じない方がよい」と進言、助言したのかはわからないけれど、安倍晋三政権誕生早々から、首相番記者の「ブラ下がり取材」を拒否するには、何か、相当、都合が悪いことを質問される可能性が高いと憂慮でもしているのであろうか。これに答えられないと、政権維持が難しくなると恐れているのではないか。そんな疑惑を持たれると、研ごう悪いらしい。
 総選挙の投開票結果の結果についての疑惑が最大のものだが、このことを恐れているのではないかと思われている。
◆菅直人元首相は、本当に「馬鹿」な首相だった。偉かったとすればそれを自覚していたことであった。こんな馬鹿が日本にいるのかと、中国の胡錦濤国家主席をガッカリさせたに違いない。首相番記者による「ブラ下がり取材」を一切拒否し続けて、国民との距離をどんどん大きくして行った。
 野田佳彦前首相は、菅直人元首相の側近たちから「ブラ下がり取材に応じて、ボロを出すくらいなら、最初からブラ下がり取材を拒否することだ」と強くアドバイスされて、これを真に受けて、かたくなに拒否し続けた。その結果、全国の各家庭との距離を大きく広げてしまい、せっかくの野田佳彦首相の持ち味を自ら損なってしまった。
 何のために、千葉4区という選挙区内のJR船橋駅や津田沼駅頭で「朝立ち」を続けて、有権者の信頼を得て当選してきたか分からなくなった。今回、総選挙ではかろうじて当選できたものの、全国各地の国民有権者の「信」を失い、その結果、数多くの現職議員を落選させることになったのである。
 これは、全国各家庭のお茶の間に向けての「窓口」を自分でシャットアウトしたことによる結果であった。
◆この点、偉いのは、小泉純一郎元首相であった。一日、午前と午後の2回、首相番記者による「ブラ下がり取材」に応じて、時には、記者たちを煙に巻いてしまうほどの名答弁も使いながら、多くの国民有権者を楽しませてくれていた。答えられないことは答えなくても良いのである。そんなことは国民有権者は、百も承知である。
 次男の小泉進次青年局長は、父親顔負けの応答を記者たちに対して行なっている。質問を受けることを決して嫌がらない、そして、記者たちからの質問に応じることをこう言ってのけた。
 「当意即妙の答弁ができるようになるための訓練をしているのです」
 将来、大臣から首相に登って行くための訓練を自ら課しているということだ。くだらないことで失言して失脚することのないように31才のいまから訓練しているとは、大変見上げた心がけである。
 これに比べれば、安倍晋三首相は、実に劣る政治家である。首相番記者の質問に堂々と答えられない、失言を恐れるようでは、安倍晋三政権の前途は決して明るくはない。早くも限界が見えている。長期政権とはいかないであろう。

※Yahoo!ニュース個人


BLOGOS

にほんブログ村 政治ブログへ

本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
北朝鮮の金正恩第一書記(元帥)が、イスラエル、ロシアなどと関係強化、舞台裏で壮大な計画を実行中だ


◆〔特別情報①〕
 フリーメーソン・イルミナティ筋(ニューヨーク・マンハッタン島発)の情報によると、北朝鮮が、イスラエル、ロシアとの関係を強化しているという。イスラエル、ロシアからのアプローチが意欲的、積極的なのだ。日本と米国をも巻き込んで、北朝鮮を軸に壮大な計画が密かに着々と進行中だという。その壮大な計画とは、一体何なのか?

つづきはこちら→「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」*有料サイト(申し込み日から月額1000円)
携帯電話からはのアクセスこちら→「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」*有料サイト(申し込み日から月額1000円)

携帯電話から有料ブログへのご登録
http://blog.kuruten.jp/mobile.php/top

「板垣英憲情報局」はメルマガ(有料)での配信もしております。
お申し込みはこちら↓



第13回 板垣英憲「情報局」勉強会のご案内
平成25年1月12日(土) 
『2013年の世界情勢』
~どうなる日本経済、どう動く景気


**********板垣英憲『勉強会』の講演録DVD販売させて頂くことになりました********

板垣英憲・講演録DVD 全国マスコミ研究会

現在は、下記4種類(各定価3000円)をご用意しております。遠方でなかなか参加できない方など、ぜひご利用下さい。
『どうなる総選挙とその後の政権枠組み』 ~争点は、原発ゼロ・景気・TPP(2012年12月8日後楽園「涵徳亭」にて)
『米国と核戦争』 ~悪の戦争経済・第3次世界大戦(2012年11月11日後楽園「涵徳亭」にて)
『中国革命前夜~中国共産党1党独裁北京政府の崩壊』(2012年10月20日後楽園「涵徳亭」にて)
『橋下徹市長を徹底解剖する』~果たして龍馬か悪魔か(2012年9月15日後楽園「涵徳亭」にて)


【板垣英憲(いたがきえいけん)ワールド著作集】



『小沢一郎の時代』(1996年2月6日刊 同文書院刊)
※この本は「小沢一郎ウェブサイト」の「著書・関連書籍 小沢一郎について書かれたもの」に紹介されています。

第4章 行政制度をつくり直す ③

地力自治の改革 ②

 次に地方分権の推進の核心である国の権限を地方に委譲するに当たっては、どのような権限を委譲するかが問題となる。しかし、地方が財政的に独立するというのは、本質的に無理ではないかという疑念は、容易には払拭されない。三割自治とか言われて、地方自治体のなかには赤字になっているところもある。

つづきはこちら→→「板垣英憲(いたがきえいけん)ワールド著作」*有料サイト(申し込み日から月額1000円)
携帯電話からはのアクセスこちら→「板垣英憲(いたがきえいけん)ワールド著作」*有料サイト(申し込み日から月額1000円)

※ご購読期間中は、以下過去の掲載本全てがお読み頂けます。
『小沢一郎総理大臣』(2007年11月10日サンガ刊)
『小沢一郎総理大臣待望論』(1994年11月1日ジャパミックス刊)
『ロックフェラーに翻弄される日本』(20074年11月20日サンガ刊)
『ブッシュの陰謀~対テロ戦争・知られざるシナリオ』2002年2月5日刊
『民主党派閥闘争史-民主党の行方』(2008年9月16日 共栄書房刊)
『民主党政変 政界大再編』2010年5月6日 ごま書房刊
『国際金融資本の罠に嵌った日本』1999年6月25日刊
『政治家の交渉術』2006年5月刊
『カルロス・ゴーンの言葉』2006年11月刊
「孫の二乗の法則~ソフトバンク孫正義の成功哲学」2007年7月刊

板垣英憲マスコミ事務所

コメント (7)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 政権交代のたびに「主君」を... | トップ | 安倍晋三首相、下村博文文科... »
最新の画像もっと見る

7 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
立ちあがれ日本人! - マスコミが報道しない東日本大震災 (愛信)
2013-01-11 12:43:25
立ちあがれ日本人! - マスコミが報道しない東日本大震災
https://ja-jp.facebook.com/standupjapanese/app_191034970944620

日本では放送できない 報道できない 震災の裏側
http://www.youtube.com/watch?v=zrJje5pTZ0A
(非公開)
日本では放送できない 報道できない 震災の裏側 2
http://www.youtube.com/watch?v=MVKWtxXtZ3E
(非公開)
【ありがとう自衛隊さん!】東日本大震災 陸上自衛隊災害派遣の記録
http://youtu.be/5XxSxpP1Puw
(動画)

反日売国民主党が隠蔽して来た東北地方太平洋沖大地震と津波の真実、反日売国テレビ局・マスコミの
捏造報道、偽装報道で日本国民を騙してきた犯罪行為が段々に暴露されて行きます。

【東日本関東大震災の真相は!の掲示板】
http://www.aixin.jp/axbbs/kzsj/kzsj13.cgi
証拠記事を集めた簡約版はこちらをカッチとね
返信する
ぶら下がり取材の必要性そのものに疑問 (名無し)
2013-01-11 18:50:15
一部マスコミによる偏向的な編集による報道で、真意が正確に伝えられないぶら下がり取材自体不要ではないでしょうか。

私はこちらの記事を拝読させていただいて、
安倍政権の底よりもずっと浅い、
マスコミの底を見た気がしました。
返信する
Unknown (名無しの権兵衛)
2013-01-12 10:50:33
「失言を恐れ、ぶら下がり取材に応じないとは情けない首相だ」

記事の要約は大体こんな感じですが、正直疑問を持たざるを得ません。


マスコミの皆さんは、失言や誤報があれば番組冒頭、あるいは紙面で謝罪してそれで終わり、という手段でOKですが(本当は全く良くないが、それが当然としてまかり通っている)、政治家はどれほどの才人でも、失言一つで(ときに、政治とは全く関係ないくだらない事で。例えば、漢字の読み間違いや、カップラーメンの値段当てなど)失脚してしまいます。
ならば、発言に慎重になろうと首相が考えても無理からぬことなのではないのでしょうか。


これに対して、記事中には「首相ならば当意即妙に回答してみせろ。小泉元首相はまさにそうだった」とあります。
確かに、小泉元首相はこの方面に対して極めて優れた才をお持ちでしたが、別に首相に必須のスキルではないと思います。
人の上に立つ人の仕事は、部下の能力を見極め使いこなし、また、内外の調整を行うことです。プロの落語家じゃあるまいし、振られた話題に対して一々稚気に富んだ回答をするなんて、どう考えても職務外です。職務外の(マスコミの皆様のための)サービス行動に、公務の時間を削られるなんて、何とも愚かしいと思いませんか。


日々「政局よりも政策を!」と声高に叫んでいらっしゃるマスコミの皆様は、どうぞ官房長官に質問をぶつけてください。きっと首相のお考えを代弁してくださるでしょう。首相のお仕事はお茶の間にエンターテインメントを提供することではなく、日本の国益のために政治を動かすことです。無用な仕事を増やさないであげてください。
返信する
Unknown (Unknown)
2013-01-12 11:45:51
>何が最大の問題かと言えば、せっかく全国の各家庭との窓口である首相番記者の機能と役割、使命を自ら全面否定することになる。

 首相番記者が各家庭との窓口だと思っている国民はごく少数なのではないでしょうか。
 国民に利益ある発問ができる番記者が出てくることを望みます。
返信する
クリティカルシンキング (中立派)
2013-01-12 16:03:02
客観的に疑問点を上げさせていただきます。

ぶら下がり記者は本当に家庭との窓口として働いていただろうか。
記者の質問に当意即妙に答える能力が首相の能力として必要だろうか。首相に必要な資質の本質だろうか。
そもそも、答えるに足る質問をこれまで記者がしてきただろうか。

憂慮でもしているだろうか→感想 ⇒悪いらしい 類推
であって、事実ではないのではないだろうか。

菅直人のぶら下がり拒否と支持率の低下に本当に因果関係があるのだろうか
野田元総理の支持率低下をぶら下がり距離の影響だと断定しているが、根拠はあるのだろうか。

小泉進次郎氏と比べある一面だけ取り上げて、政治家として優れている、劣っていると断定するのは正しいことだろうか。進次郎氏の訓練の目的は本当にくだらないことで失言して失脚することのないためにやっているのだろうか。

以上から、早くも限界が見えているという評価は果たして妥当といえるだろうか。
返信する
Unknown (Unknown)
2013-01-13 00:44:38
マスコミの揚げ足取りに対して、得策だと思いますが。

だいたい、各省庁のHPに揚げられている大臣記者会見の動画を見ても、どの社の記者も大抵くだらない質問を繰り返し、そこで得られた回答を歪曲させ報道するわ、いっぽうで一番伝えなければならないことは報道されていないではありませんか。異常ですよ。

そもそも、日ごろグローバル!といった論調で経済を、外交を、安全保障を記事にされている大新聞社様は「ぶらさがり取材」がいかに異質なものか、グローバルな見地でお考えになられたことなどないようで。

先に投稿されている方の
>安倍政権の底よりもずっと浅い、
>マスコミの底を見た気がしました。
のご意見に、大変共感致す次第でございます。
返信する
Unknown (あら)
2013-01-13 04:11:44
ぶら下がり取材は記者クラブ加盟マスコミだけに与えられた既得権益ですよね。
その既得権益をつぶされて悔しいのは分かりますが、「長期政権とはいかないであろう」などと捨て台詞を書きなぐるようでは、既存マスコミの限界が見えてしまいますね。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

政治」カテゴリの最新記事