中国人は「媚中派」には、適当にあしらい、「反中国派」には気を使い、「小沢一郎」は、別格扱いである

2010年10月24日 21時32分03秒 | 政治
◆中国が、日本人のなかで最も招待したいのは、「反中国」を声高に言い続けている政治家や著名人、有識者だ。「媚中派」には、適当にあしらい、下手に出ると、足下を見るという。菅直人首相、仙谷由人官房長官らもこのことを十分承知なのであろう。「脱小沢」を標榜していながら、「切るに切れない」という。
 中国にとって、「小沢一郎」は、別格である。中国がどのように変化しようとも、中国人は、日中国交正常化という「最初に井戸を掘った田中角栄元首相とその家族、および田中元首相を政治の父としている小沢一郎元代表への恩は忘れない」のだという。
菅直人首相、仙谷由人官房長官らは、「媚中派」の典型であり、最も軽蔑すべき相手と見られている。むしろ、対中国強硬派の前原誠司外相の方が、尊敬はされることはなくても、少なくとも、敵として不足なしと思われている。バックに米国CIAが控えていると思わせているのであるから、尚更である。下手なことはできないと思っているのだ。
 半分中国人である蓮舫行政刷新担当大臣とその家族は、これらの情報を家庭のなかで、「先刻承知」とごく普通に共有していると見なくてはならない。
  従来、中国が最も気にかけていたのは、東京都の石原慎太郎知事、外交評論家の加瀬英明氏らに代表される「反中国派」であった。
◆別格の「小沢一郎」-「反中国」の石原慎太郎知事、加瀬英明氏-これに続くのが、「小沢一郎」を政治家のなかの政治家と感嘆した大阪府の橋下徹知事であった。
 すでに新聞、テレビでさんざん報道されたことなので、改めて説明するまでもないけれど、上海万博のサミットフォーラムで橋下徹知事の招待が10月19日、急きょ取りやめとなった。中国側のドタキャンである。
 これは、尖閣諸島付近での漁船衝突事件に端を発した日中間の緊張の高まりが影響したと見られた。
 橋下知事は就任以来、たびたび訪中し、要人との交流も深めてきていた。それだけに、突然の招待中止に「信頼感はマイナス」と不快感を示していた。
 これに対して、橋下徹知事は「中国は、120%信用できない」などと口を極めて、批判し、不信感を露にした。
 すると、中国側が10月21日、取りやめを撤回し、再度招待すると伝えてきたのである。中国側が「事務方のミス」と文書で釈明してきたのであ。
 橋下知事は「こういう(厳しい)状況だからこそ政府間が話す礎となる」と述べ、出席する考えを表明。「外交は踏ん張らないといけないと職員には分かったはず」と総括した。
 招待中止を「事務ミス」とした中国側の説明には疑問も残る。だが、橋下知事は「先方が手違いと言っているのに、突っぱねることはない」と述べ、一定の配慮を見せた。
 フォーラムは万博閉幕日の10月31日に会場内で行われる、各国要人がスピーチし、フリーディスカッションに参加して、発言する。橋下知事はスピーチはする。だが、ディスカッションには参加しない考えで、中国側をけん制する。
◆中華民族の大半は、極めて現実的、現世利益的である。「愛国心」よりも「カネ」を愛しており、北京政府の最高指導部をはじめ、手にしている財宝は、スイス銀行など国際金融機関に分散して預け、いざ政変、革命が起きたときは、ユダヤ人同様にボストンバック1つを持って祖国を脱出するという。
 大金持ちこそ、常日頃からリスクヘッジを心がけは、準備万端、否、万全だという。小平・初代国家中央軍事委員会主席(故人)の家族はもとより、江沢民前国家主席らも例外ではない。

本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
中国は、習近平・国家副主席の汚職事件を引金に共産党政権が瓦解、2011年10月、上海市から民主化の火の手が上がる

◆「習近平・国家副主席は、ポスト胡錦濤を担う次期国家主席には就任できない」という情報が中国国内で流布している。これは、フリーメーソン情報とも合致している。
 ここにきて習近平・副主席が、次期国家主席が失脚する可能性が大となってきたというのである。理由は、習近平・副主席がかかわったと見られる「公金の使い込み」すなわち、「背任、横領容疑」である。おそらくは、上海市の公金を背任したか、横領したか、あるいは、詐欺したかである。はたまた、上海市に支店を置く国際金融資本系(ロスチャイルド財閥かロックフェラー財際か、いずれかの金融機関か。

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「小沢一郎という男の野望」1992年初版 板垣英憲著 NO.27(第四章 果てしなき権力闘争)

第四章 果てしなき権力闘争

三木、福田をつぶせ

 田中は、政治的には、まだ成仏していなかった。立花隆が『文藝春秋』誌上に『田中角栄研究―その金脈と人脈』を掲載したのがキッカケとなり、田中金権への国民的枇判が高まり、昭和四十九年十一月、田中政権が倒れた。昭和四十七年七月から、わずか二年五か月の短命政権だった。
 昭和三十九年十一月以来七年八か月の長期にわたって佐藤政権を支えてきた田中にとって、この二年五か月というのは、あまりにも短かった。

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四王天延孝陸軍中将の名著「猶太思想及運動」~板垣英憲が解説~No.22


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質問です (Unknown)
2010-10-25 06:53:31
いつも拝見しています。
中国は反中国派に気を遣うとのことですが、今朝の産経が報道していた、自民党の安倍元首相の最近のご活躍はその線に沿ったものなのでしょうか?
20101024フジ 新報道2001中国とどう向き合う!石原慎太郎知事生登場 (愛信)
2010-10-25 16:20:01
◆石原氏の発言:
情報というのはね、必ずどっかから漏れてく
る。…(略)…
政府の関係者からね、「仄聞ですが」と聞きまし
たが、日本の巡視艇の乗員がなんかの弾みに落ち
たのを、中国の漁船(の乗組員が)銛で突いてる
んだって。それはねぇ、仄聞ですがっつったけど
数人の人から聞いた。それはねぇ、やっぱりその
実態ってのは私たち知る必要があるし、公開すべ
きだと思うし、それがやっぱりこの問題に対して
の正当な日本人の世論ってのを作っていくと思い
ますよ
http://www.youtube.com/watch?v=Q1p1JeHzimw&nofeather=True
(動画)
詳細は【ニュース30over】尖閣諸島事件の内容を
石原都知事がテレビで暴露!「巡視艇乗員が弾み
で海に落ちた時、中国漁船員がモリで突いた」を
カッチとね
http://www.news30over.com/archives/1377840.html
関連情報【365アンケート「尖閣諸島の漁船衝
突ビデオは公開すべきですか?」集計結果】
http://www.hokkaido-365.com/news/2010/10/post-1359.html

【動画ニュース掲示板】最新版
http://www.aixin.jp/axbbs/kzsj/kzsj6.cgi
>質問です (板垣英憲)
2010-10-28 01:11:14
ご質問をいただきながら、お答えが遅くなりまして申し訳ございません。

 安倍晋三元首相は、自民党内では「対中強行派」と見られていますが、実際には「対中戦略派」というのが正確なところです。「ニューリアリスト」であることを自認し、また、父である安倍晋太郎元外相が提唱した「全方位外交路線」を踏襲する「戦略的国際協調主義者」として、各国との間での「ウィン・ウィン」関係を目指しています。「媚中派」ではありません。
 小泉純一郎首相の下で、北京オリンピック前の2007年度で対中円借款を終了することを日中両国で合意していました。自民党内には、高度経済成長を続けている中国に対して、ОDA(政府援助)を続けることへの強い反発がそれにもかあったからです。
 しかし、中国側は本音部分で「円借款継続」を希望し、不満を抱いていたので、小泉首相の靖国神社公式参拝や歴史認識、教科書問題、さらには尖閣諸島問題を持ち出して「反日デモ」を盛り上げるなど、激しく嫌がらせをしてきました。
 つまり、「反日デモ」などは、「圧力をかけて要求を実現しようとする中国流の陳情」です。これを読み取った安倍官房長官は、2006年9月26日、首相に就任する直前、それまで「凍結」していた対中円借款を、それまでの経済支援目的の借款を「中国の環境悪化に対処するプロジェクト支援」目的に切り替えることで、自民党内の意見を「凍結解除」するで取りまとめ、事実上、ОDAを継続することにしました。これに中国側も納得したらしく、「反日行動」が急速に沈静化しています。日本にとっても、中国大陸から汚染された空気や海流が日本列島に流れてきてもらっては、困るので、世界最高水準の「公害防止技術」や「最先端環境技術」を提供するメリットがあります。
 以後、中国側は、問題解決に尽力した安倍元首相に感謝しており、今日においても、中国に向けて厳しい発言をしても反撃しなくなっています。要するに、日中両国が「ウィン・ウィン」関係を目指すために、主張ずべきことは、主張ずるというが大事であるということなのです。

 今後ともよろしくお願い申し上げます。
Unknown (>>質問です)
2010-10-28 08:09:43
ご回答ありがとうございます。

安倍氏は首相在任中に 靖国へは行くとも行かないとも、行ったとも行かなかったとも一切言わないという 戦略的態度 で、中国もこれを評価したことが思い出されます。またこれに対する国内右翼やマスコミの批判にもぶれなかったことも見事でした。

日本人または日本のマスコミはこういうあいまいな態度のもつ戦略性を理解できませんね。

今後とも目の覚めるような記事を期待しています。

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