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みのもんたさんは多面的モザイク人間、報道番組の「不偏不党、中立公正」を無視、もはや「ほっとけない」

2013年09月23日 04時40分40秒 | 政治
◆この人は、元文化放送アナウンサーなのか、フリーアナウンサーなのか、司会者なのか、タレントなのか、歌手なのか、個人事務所である株式会社ニッコクの代表取締役社長という実業家なのか、「みのもんたさん」は、多面体的「モザイク人間」なので、「TPO」の変化によって、どれも「本当の顔」なのであろう。
しかし、政治、経済、社会、文化など森羅万象を扱う「アナウンサー」と芸能人の一種である「タレント」や「司会者」、あるいは経済活動を行う「経営者」とでは社会的責任とそれに伴う社会的風圧は、それぞれ違うはずである。
最も社会的風圧が強いのは、「アナウンサー」である。それは、政治、経済、社会、文化的事件を扱うからである。マスメディアの中核を担っているので、常に「不偏不党、中立公正」であることが求められている。国家公務員、地方公務員は、家族の不祥事に見舞われれば、是非もなく辞職を覚悟しており、子どもには、小さいころから「悪い事はしないように、もし、悪い事をすれば、辞めなくてはならなくなる」と言い聞かせている人が大半だ。それだけ、身辺の不祥事には、気をつかっている。
◆この点から言えば、多面体的モザイク人間である「みのもんたさん」は、今回の二男・雄斗容疑者の事件について、対応を誤解している。自らの「コネ」を利用して、日本テレビに社員として入社させている。多数の応募者を跳ね除けて、「社員のポスト」を手にさせている。実力があるのに入社できなかった人が、かなりいたであろう。このことを「みのもんたさん」は、どう考えているのか。まずは、このことを追及せざるを得ない。「裏口入学」が咎められるべきであるのと同様、「コネ入社」は、絶対によくない。その会社の企業力を損なうのは、よくあることだからである。典型的な例が、日本航空であった。
◆しかし、「みのもんたさん」には、「アナウンサー」しての自覚が不足していた。TBS番組「朝ズバッ!」では、「ほっとけない」などと偉そうなことを言っているのに、わが子の不祥事は、「ほっとける」とでも言えたのであろうか。
 「みのもんたさん」は、報道番組への出演は「降りるつもりはないし、このまま続行してもいいんじゃないかと思いました」と言っていたのに対して、番組プロデューサーから「報道の中立、ちゃんと守れますか?」と問われ「正直、身内の肩を持ちたくなりますね」と答えると「それは公明正大ではありません」と言われて、自粛を決断したという。つまり、「みのもんたさん」には、「アナウンサー」としての自覚が足りないということを何よりも証明している。
前にも述べたように、身内が事件に巻き込まれたとき、そのアナウンサーは、平然とニュースを読めるであろうか。「みのもんたさん」が、「正直、身内の肩を持ちたくなりますね」というような報道をして許されるのであろうか。「みのもんたさん」が、タレントや芸能人であるならば、許されても、アナウンサーとしては、決して許されるはずはない。
◆だから、「ほっとけない」とズバッと言う。「みのもんたさん」が、タレントや芸能人気取りで依然として「権勢」に胡坐をかいて、「朝ズバッ!」に出演し続けることは、もはや許されない。たとえば、医療法人「徳洲会」グループをめぐる公職選挙法違反容疑事件で、東京地検特捜部が公選法が禁じた運動員への利益供与が組織的に行われていた疑いがあるとみている徳田虎雄元衆院議員と二男で自民党から当選した徳田毅衆院議員(鹿児島2区)の関与がなかったか否かについて、「父子の関係」を念頭おいて、客観報道できるのか。自分の二男の事件に絡めて「正直、身内の肩を持ちたくなりますね」というような報道をしたとしたら、「アナウンサー」として失格である。このことを、どうも「みのもんたさん」はよく理解していないようだ。
【参考引用】スポニチが9月21日午後1時22分、「みのもんたラジオ復帰で生釈明 報道番組『降りるつもりなかった』」という見出しをつけて、こう配信していた。
 「タレントのみのもんた(69)が21日、文化放送『みのもんたのウィークエンドをつかまえろ』(土曜後1:00)でラジオ復帰した。次男で日本テレビ社員の御法川雄斗容疑者(31)が11日に窃盗未遂容疑で逮捕されたことを受け、報道番組への出演を自粛すると発表。先週14日の同番組は、アシスタントのフリーアナウンサー・南波糸江(30)が冒頭、夏休み中のみののコメントを代読し、先月31日に収録した分をオンエアした。この日は生放送。みのは当初、報道番組への出演は『降りるつもりはないし、このまま続行してもいいんじゃないかと思いました』というが、番組プロデューサーから『報道の中立、ちゃんと守れますか?』と問われ『正直、身内の肩を持ちたくなりますね』と答えると『それは公明正大ではありません』。その一言で決断したと説明した。自宅への夜討ち朝駆けを敢行、周囲には公衆トイレもない取材陣への同情も示し『今度、玄関のところにおしめでも置いておいてあげようかなと思って』『一言もらわないと編集長に怒られるんじゃないかなとか、かわいそうになった。じーっとね、そういう姿をのぞいて見て《この人たち、大丈夫かな》と思いましたね。何しろ家には防犯カメラが100台あるもんですから。あるわけないでしょ』と冗談を言う一幕もあった。日本テレビ『秘密のケンミンSHOW』(木曜後9・00)には既に収録復帰している」
 スポーツ報知9月22日午前6時、「みのもんた『100倍返しだ』ラジオ生放送も謝罪なし」という見出しをつけて、以下のように配信している。
 「次男が窃盗未遂容疑で逮捕されたタレントのみのもんた(69)が21日、騒動後初の生放送番組となる文化放送『みのもんたのウィークエンドをつかまえろ』(土曜・後1時)に出演した。2時間の番組のうち、冒頭の約25分を騒動の話題に費やした。17日に同局の三木明博社長が会見で『本人の口から直接、謝罪の言葉を述べることを前提に出演継続を依頼した』と話していたが、謝罪の言葉はなし。週刊誌の報道には『いじめ、誹謗(ひぼう)中傷がひどいですね。取材もせずに書いてる』と反論した。11日の次男逮捕を受け、13日に鎌倉市内の自宅前で会見を開き、報道番組の出演自粛を表明した。その模様を報じた各テレビ局についても「いろんな方がいろんなことをおっしゃってる。でも自分の立場になったら、どうなのかな。親交のある俳優・渡哲也(71)からは『困ったことがあったら、電話をしてくれ』と激励の電話を受けたという。視聴率好調のTBS系ドラマ『半沢直樹』(日曜・後9時)を引き合いに『最終回は《倍返しどころか100倍返し》
だって。いいね。今の私の心境とぴたっと一致するんですよ。でもね、友情を忘れちゃいけないと思うね』と心情を告白した。この日、東京・浜松町の同局に集まった報道陣は8人。番組では『マスコミがたくさん集まっていたから、ヘリコプターで来て、パラシュートで降りた』と冗談を交え話したが、同局への出入りは乗用車の後部座席の足元にうずくまり、タオルで顔を隠していた」


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「『族』の研究~政・官・財を牛耳る政界実力者集団の群像」(1987年3月9日刊)

目次
 
第4章 国家プロジェクトと族の秘密

利権争いにある暗黙のルール


 大物議員が「族」として存在しているがために、利権にありつくことが容易でないと信じられてきた建設省に大臣として入ってきた政治家のなかで、独自の才覚と力量とを頼りに「族議員」が思いもつかなかったような利権を生み出した人物がいた。それは、第二次中曽根内閣の水野清・建設相(宮沢派、当時・鈴木派)である。

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『愛する者へ遺した最期のことば』(1995年6月10日刊)
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『小中学校の教科書が教えない 日の丸君が代の歴史』(1999年7月8日刊)
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『小泉純一郎 恐れず ひるまず とらわれず』(2001年6月15日刊 板垣英憲著)
『戦国自民党50年史-権力闘争史』(2005年12月刊 板垣英憲著)
『小沢一郎 七人の敵』(1996年2月6日 ジャパンミックス刊)
『小沢一郎の時代』(1996年2月6日刊 同文書院刊)
『小沢一郎総理大臣』(2007年11月10日サンガ刊)
『小沢一郎総理大臣待望論』(1994年11月1日ジャパミックス刊)
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『民主党政変 政界大再編』2010年5月6日 ごま書房刊
『国際金融資本の罠に嵌った日本』1999年6月25日刊
『政治家の交渉術』2006年5月刊
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板垣英憲マスコミ事務所



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