菅野臣太朗の携帯メール日記

演劇で日本を元気に。そして、健やかに

四十九ノ二百二日目

2024年03月11日 | Weblog

三月十一日(月)晴れ


僕は
今日
ずっと
鶴岡八幡宮に居ました

何でしょう
寂しかったんでしょうか
怖かったんでしょうか

あれから十三年


この一年
ずっと
東日本大震災に
向き合ってきて
今も
その台本を書いていて
色んな想いを
直に感じてきて
色んなお話を
直に聞いてきて
体中にズンとあるからこそ
黙祷の時間は
神様のお膝元に居たかったんですね

午前中から
敷地内のベンチに座りながら
渚バカを執筆してました

数年前までは
鶴岡八幡宮でも
慰霊祭をやってた気がしたんだけど
今年は無いみたいで
僕は
境内の隅っこで
iPadで繋いだ福島で行われていた追悼式を開きながら
午後二時四十六分
黙祷しました

黙祷の一分間
境内を普通に歩く人の声を聞きながら
様々な感情が湧きました

けど
僕にも当てはまることは
腐るほどある

黙祷が終わった足で
由比ガ浜海岸に行き
今まで書いた
渚バカを読み返しました

甘っちょろい台詞は
全部カットして
もう少し鋭い台詞に書き換えました

忘れないし
伝えていくけど
ちゃんとご冥福をお祈りいたします

祈ることも忘れちゃいけないなと
強く思います

合掌


明日も
小欲を捨て
大欲に立つ

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする