JAM、ヒャダインらランティス組がタツノコトリビュート

　「科学忍者隊ガッチャマン」や「タイムボカン」シリーズなど、数多くの人気アニメを世に送り出してきたタツノコプロの創立50周年記念トリビュートアルバム（タイトル未定）が、ランティスより11月20日にリリースされることが決定した。
　アルバムにはJAM Projectをはじめ、AiRI、GRANRODEO、栗林みな実、ヒャダイン、飛蘭、ZAQといったランティスのアーティストが多数参加。タツノコアニメの世界を彩ってきた人気曲が装いも新たによみがえる。なおJAM Projectは本作のためにタツノコプロ50周年アニバーサリーソングを書き下ろすことが決定しているので、どのような仕上がりになるのか楽しみにしておこう

　ここ１０年、人気テレビアニメの実写化が話題になっているように思えます。自分の印象から言えば、最初は１０年ぐらい間に公開された佐藤江梨子氏主演の「キューティー・ハニー」で、これは永井豪氏の作品。
　同じ頃、タツノコプロの人造人間「キャシャーン」が実写化されました。この作品の題名は「CASSHERN」で、伊勢谷友介氏が主演ですが、これは余り話題にならなかった。
　話題になったのは、櫻井翔氏・福田沙紀氏・深田恭子氏のタイムボカンシリーズの「ヤッターマン」です。
　タツノコプロと言えば、吉田竜夫氏が樹立したアニメーションの企画、製作を行う会社で、自分などはやはりまだ白黒時代の「宇宙エース」から始まり、マッハGoGoGo、いなかっぺ大将、紅三四郎、ミツバチハッチと言ったアニメ傑作を送り出たと覚えています。
　アニメ制作においてタツノコプロは、あの虫プロ以上にその影響力を持っていたと思います。
　タツノコプロの代表作が実写化されると言う事で、ヤッターマンを越えるヒット作となる事を期待します。